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転生してしまったーッ！！

第6話 - 朝顔梅という女はいつも選択を誤る

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2022年10月25日

#ジョジョ

#ジョジョの奇妙な冒険

#オリジナル

#転生

#オリジナルストーリー

#創作

梅

今回だいぶ暴言酷い可能性が高いです

いるか分かりませんがJガイル好きはお気を付けて

朝顔梅という女はいつも選択を誤る

友人同士が喧嘩した時、互いが愚痴っていたことを本人に言ったりした

選択を間違ってると思っても、散々姉を痛めつけた

皆に優しくするのも、自分をよく見せようとする下心丸出しな薄汚いそれが変に行き過ぎて、ミスを犯す

頭はよくもなく肝心なことを忘れてしまう

愛されたい、ただそれを願う……

哀れな子

そして…今も

凛々

………………

花京院

…ハッ

ズンズンとポルナレフはホル・ホースの方へ向かっていく

ホル・ホース

ま！人生ってのは呆気ない幕切れなのよぉ〜

ホル・ホース

サヨナラの一言も無く死んでいくのが普通なんだろうねぇ〜、ヒヒ、悟った事を言うようなもんだけどよぉ〜

ポルナレフ

ッ………………

花京院

ポルナレフッ！！

花京院

相手の挑発にはのらないでください、まだ分からないのですか、アヴドゥルさんは言った、『1人で戦うな』と、でも貴方はそれを無視した

花京院

貴方は相打ちしてでも仇を討とうと考えているなッ？！

ポルナレフ

く……俺に、どうしろと言うのだ

花京院

アヴドゥルさんはそれを心配してあなたを追ってこうなった

花京院

勝てる見込みがないうちは戦うな！！こいつらのスタンドの性質がよく分からないからここは一時引くのです！！

ポルナレフ

アヴドゥルは卑劣にも刺された……妹は無抵抗で殺された…この無念を！抑えて逃げろというのか！

花京院

自分も死ぬような戦いはやめるんだッ！！アヴドゥルさんはそれを言っているんだ！！

花京院

凛々…君も……何か、お願いだ

花京院

アヴドゥルさんを抱えて……じっとしていないでくれ…僕が辛い

凛々

……何も、変わってない

凛々

俺は…ずっと、選択を…

ホル・ホース

カモォーン、ポルポルくぅ〜ん？

ホル・ホース

にしてもそいつが黒崎凛々かぁ？聞いてたのより大分暗いねぇ？大丈夫かなぁ？

花京院

…あいつ、とことん煽りやがる

花京院

ポルナレフ、ゆっくり僕たちの所へ来い、あのトラックで逃げるぞ

ポルナレフ

野郎〜ッ……

花京院

ポルナレフ！！

花京院

ほら、凛々も！

凛々

……俺は守れなかった

凛々

アヴドゥルを……間に合うはずだった、遅すぎた

凛々

最低だ…

花京院

…………………………はー

花京院

そんなのでいいのか！！黒崎凛々！！

凛々

？！……

花京院

ほら、しゃんとするッ！！いつもの君はどこに行った？！そんなんでめげるのか君は？！

花京院

アヴドゥルさんの死は辛い、それは当たり前だ

花京院

だが暗くなるのは後回しだ！！！！

花京院

ほら！立て！黒崎凛々ッ！！

凛々

(そうだ、花京院の言う通りだ……後回しにしなきゃ、アヴドゥルさんには希望がある)

凛々

(死んでいない、きっと、原作通りだ、アヴドゥルは大丈夫だ！！！)

凛々

そう……だな

凛々

ありがとう、花京院！俺ショックでちょっと変になってたみたい……でももう大丈夫

花京院

そうか…やはり君はそうでなくちゃ

凛々

兄貴！！早くこっちだ！

ホル・ホース

…ほぉ

ポルナレフ

凛々…

ポルナレフ

……ちくしょう…分かっ

ハングドマン

クク……おい、ポルナレフ

花京院

！……ポルナレフ！！

ハングドマン

アヴドゥルは、お前のために死んだ

ハングドマン

アヴドゥルに借りができたってことかなぁ〜？

ハングドマン

お前がいなけりゃ死ななかったかもなぁ、クク……

ポルナレフ

や、野郎……！

鏡を割っても、効果は無かった

凛々

(このままだと、ポルナレフのイラつきが増すだけだ)

凛々

(Jガイルの野郎…ほんと腐ってるな……まじで腹立つ、見てるだけで嫌だ)

凛々

(……いいよな、ちょっとくらいは)

凛々

…なぁ、右手のおじさんよ

ハングドマン

あ？

凛々

お前って…可愛い女の子をはめ殺ししてる趣味悪いきもきもな性格のイカレポンチなんだよなぁ

ポルナレフ

…？！

ホル・ホース

ぷっ……

ハングドマン

…………は？

凛々

それってほんと頭狂ってるなぁ、心無さすぎだなぁ、ゴミだなぁ、腐ってて幽波紋でも臭うぜ……薄汚れたド屑な糞の匂いがなッ！！！
てめぇほんとに人間か？！プランクトンレベルだろぉが！！

凛々

てめぇがいなかったら死ななかったんだ！皆！！！シェリーも、アヴドゥルもッ！！兄貴の、ポルナレフのせいだなんてんなわけねーだろ！！全てお前のせいだわッ！！！頭沸いてんのかァ？！

凛々

てめーが宇宙のゴミ、あり以下…いや、Gのゴキブリ以下だ！ばーかっ、ばーーーかッ！！！！

花京院

ふっ、中々…言いますね

ポルナレフ

…ははっ！！！うひひっ、

ポルナレフ

ほんと、おめー…そういうところ！！

ポルナレフ

ほんと憎めねぇなぁ！！！

ハングドマン

てめぇ……このクソガキが！！

ハングドマン

ぶっ殺す！！！

凛々

ぶっ殺すは弱い奴が使う言葉なんだよ、ウスノロがぁ！！！

凛々

……兄貴！避けて！！

ポルナレフ

おう！

凛々

JAM！！

凛々は幽波紋を出し、鏡という鏡の全てにスタンドの液体を付け周りにスタンガンのように撃ちまくる

ホル・ホース

何っ？！くっ

ハングドマン

クソガキ……散々いいやがって！！

そして花京院はタイミングよくトラックを乗って、ポルナレフの手を引く

ホル・ホース

黒崎凛々あいつ……やりおるぜ

凛々

(ファンの方達とアヴドゥルには申し訳ないけど……御守りとして持っていかせてください)

そう思いながらアヴドゥルの頭に付けていたが、弾丸で破れたターバンを即座に拾って

後ろの車のスペースに軽々と乗った

凛々

あばよん、ハンサムカウボーイとG以下！

凛々

(あ、そういや俺ホル・ホース推しなのにすっかり忘れてたからめんご！！！)

ホル・ホース

ちぃ……幽波紋射程距離外だな、当たっても威力はちいせぇだろうし

ホル・ホース

にしても俺をハンサムカウボーイだなんて、分かってるじゃあねーか…

凛々が幽波紋で付けた液体は離れる度に次第に溶けていた

ホル・ホース

…Jガイルの旦那、追ったな

ホル・ホース

とことんポルナレフ、いや煽った凛々も始末する気だろうな……あれは俺がもし言われちまったらはらわた煮えくり返るだろうしなぁ

ホル・ホース

でも俺の勘が何故か………

ホル・ホース

あいつを傷つけてはダメだと言っている…

ホル・ホース

なんでだァ？俺が傷つけちゃダメなのは女だけ……

ホル・ホース

…………まさか、あいつ

ホル・ホース

いやいやいや、あいつどう見ても体が女…いやでも、仕草はどこか…

ホル・ホース

男と見せるような仕草…まるで演じてるような

ホル・ホース

(ずっと女の前で演じている俺なら分かる、あの仕草……何かあるな)

ホル・ホース

……面白いじゃあねーの、りんりんちゃんよォ〜…

ポルナレフ

……すまねぇ、花京院、凛々

凛々

……！

ポルナレフ

俺は……俺は、妹の仇をとるなら死んでもいいと思っていた

花京院

……………………

ポルナレフ

でも分かったぜ…アヴドゥルの気持ちが………あいつの気持ちを無駄にはしない

ポルナレフ

生きるために戦う！

花京院

本当に、分かったのですか

ポルナレフ

あぁ…

凛々

(……あ)

バギィ

仲直りの肘打ちの音が物凄く凄まじく響いた

凛々

oh......

花京院

それは仲直りの握手の代わりだ、ポルナレフ

ポルナレフ

あ、あぁ……サンキュー…花京院…ブ

花京院

今度奴らが襲ってきたら……僕たち3人が倒す！！

凛々

花京院…流石にやりすぎだと…

花京院

これぐらいしないと…次またこんなことしたらたまったもんじゃあないですからね

凛々

そ、ソッカー

凛々

(花京院のそういう所……好きだぜ、うん)

凛々

と、とりあえず…治療しよっか？

ポルナレフ

ありがと……よ

そして治療してもらい…

花京院

にしても凛々、君からあんな言葉がポロポロ出るとは思わなかったんだが

ポルナレフ

結構ガキっぽかったがな

凛々

う、うるせいやい！…思いつかなかったんだよぉ

ポルナレフ

でもあれ、ほんとにスカッとしたぜ

ポルナレフ

ありがとよ

凛々

……兄貴

ポルナレフ

そ、それとよー…その、兄貴呼び

ポルナレフ

さっき名前言われた時…そっちの方がしっくり来たから、やっぱ名前で呼んでくれよ

ポルナレフ

だって、そっちの方が仲間から呼ばれてる感じで嬉しいからな

凛々

！！！……

凛々

(最推しの笑顔……尊い、可愛い、その笑顔を守らせてください…)

凛々

分かった！！ポルナレフ！

ポルナレフ

ん！それでよし！

花京院

それとポルナレフ、僕は君に聞きたいことがあるんだが

ポルナレフ

ん？どうした？

凛々

？

花京院

……君、凛々がこの旅について行ってる理由は知らないのか？

ポルナレフ

え？同じ幽波紋使いでホリィさんを助けたいから…じゃあねーの？

花京院

それは誰かから聞いたのかい？

ポルナレフ

俺がそう思ったんだけどよ、違った？

花京院

はぁ〜……だからか

凛々

？？？？

花京院

凛々がこの旅に着いていくは、もちろんホリィさんのためでもある、だがそれは理由の1つになりかねない…

ポルナレフ

え？

花京院

凛々は…親御さんが幽波紋使いに殺されたかもしれないから着いていくんだ

ポルナレフ

…………………親が

花京院

赤ん坊の頃、行方不明で親が居なくなり、隠されて残された凛々ただ1人いたらしい

凛々

因みに、中は車な、ドライブかは知らねぇが…夜には暗い一本道だったんだとよ

花京院

で、そこには子供が2人血まみれで死んでいて、その子供たちは親にそっくりだったらしい

花京院

不思議だと思わないか？

凛々

(……そこから、凛々さんのおばあちゃん達は忌み子だと恐れ、施設に入れて……完全に捨てられた)

凛々

(けど…凛々さんは仕方ないと思ってる……)

凛々

(そして……凛々…貴方は…………)

凛々

………………………………

ポルナレフ

…………確かにそりゃ、幽波紋の可能性が高いな

ポルナレフ

凛々、すまなかった

ポルナレフ

おめーの事……無関係とか…あの時、だから俺の事着いてきてくれようとしてたのに

ポルナレフ

俺最低だ…！！

凛々

謝らないでくれよ、俺がいわなかったのが悪いし、気にしないで

凛々

それに、俺は大丈夫！な？

ポルナレフ

なら、いいけどよ…

凛々

とにかく、あのG以下の野郎の能力を見極めねぇと

ポルナレフ

だな………

ポルナレフ

あいつは……鏡の中で生きるスタンドだ

ポルナレフ

料理屋で俺が鏡を刺した時は、何ともなかった

ポルナレフ

だがアヴドゥルの時は、水たまり……そこであいつが指した時は…刺した後があって、血も出た…あいつは鏡とかの中で鏡の中の俺たちを攻撃して、やっつける

ポルナレフ

鏡の世界の奴をどう攻撃すればいいんだ？

ポルナレフ

くっそぉ……！！

花京院

ポルナレフ、さっきから鏡の中とか鏡の世界とか言ってますが

花京院

鏡に中や世界なんてありませんよ、メルヘンやファンタジーじゃあないですし

凛々

(それが……あるんだけどな、5部に)

ポルナレフ

何言ってんだ、お前も見ただろ

ポルナレフ

鏡の中だけにいて、振り向くといねーんだぜ

花京院

ええ、しかし鏡ってのは｢光の反射｣ただそれだけです

ポルナレフ

お、教えてもらわなくったって知ってるぜー！いいか！この場合だぜ！今の場合を言ってるんだよ！

ポルナレフ

スタンドがあるなら鏡の世界なんてあるだろ！！！

花京院

ないです

ポルナレフ

おめーなぁ！！

ポルナレフ

凛々も何か言ってくれよォ！どっちだと思う？

凛々

あー……まー、ありそうで……ないようで

ポルナレフ

どっちだよそれぇ〜！！

凛々

でも、俺も反射という言葉には気になるな

花京院

ハングドマンの謎はきっとそこにあるんだと思います、幽波紋は幽波紋で倒せるのなら、奴にはまだ謎が………

ふと花京院がハンドルのメッキを見ると、ハングドマンの姿があった

花京院

！！…

凛々

(花京院の様子が……まさか！)

花京院

ポルナレフ！凛々！ハンドルのメッキに奴がいる！追いつかれている！！！！

花京院

凛々は1番危ない！！しゃがめ！

凛々

おう！

ハングドマンに刺されかけたが、反射何とか移動し、足が少し紙で切ったような後になった

凛々

くっ……薄くてよかった

凛々

いてぇけど…！！！

気づくのもつかの間、2人が座っている壁のガラスを割られ花京院はブレーキを踏む

猛スピードだったのでひっくり返る

凛々

JAM！！

凛々

(ポルナレフと花京院をカバーしねぇと！！)

凛々は外で座っていたのですぐ車から出て、2人に幽波紋の液体をクッションのようにして敷き、ダメージを軽くする

凛々

(くっ、着地の衝撃であまり液体が出せなかった！)

ポルナレフ

うぐ…凛々の幽波紋のおかげで衝撃が少し和らいだぜ……

ポルナレフ

花京院、大丈夫か？

花京院

くっ……大丈夫だ、僕も胸を少し打ったが…凛々の幽波紋のおかげで和らいだ

凛々

すまねぇ……もうちょっと出せてたら

ポルナレフ

大丈夫だぜ…気にすんな！

ポルナレフ

…………ハッ

ハングドマンが反射するのをポルナレフは見た

ポルナレフ

なに……？！

そしてハングドマンはポルナレフを切りつけようとすると、即座にチャリオッツを出し、切りつけた

ポルナレフ

うああああああっ！！！！

ポルナレフ

チャリオッツ！！！！

ポルナレフ

ちくしょー！2人とも！映るものから逃げるんだ！！！

3人で物掛けに逃げ隠れる

ポルナレフ

わかった、い、今見えたんだ…

ポルナレフ

やつは鏡から鏡へ！映るものから映るものへ！飛び写って移動している！

ポルナレフ

反射して移動してやがったんだ！

花京院

反射？やつは光か！光のスタンドなのか！

凛々

(正直反射、そこが難しいんだよな…これはポルナレフしか始末できない、あの光の反射の移動は早いし…)

ポルナレフ

車のバンパーにやつはいた！バンパーには近づくな！

凛々

光か、なら反射するものは外した方がいいよな

ポルナレフ

ピアスとかは全部外せ！！

光るものは取り外していき…

凛々

(そうだ！目の反射！)

凛々

2人とも！目も合わ…

男の子

お兄ちゃんたち車の事故は大丈夫？お薬もってこようか？

ポルナレフ

おい小僧！！あっちへ行け！

花京院

凛々、今なんて…？

凛々

目を誰とも合わせるな！！！反射は目にだって関係する！！

ポルナレフ

はっ！…

花京院

っ…

凛々

すぐ目を反らせ！！！

すぐ目をそらそうとするが、少年は悪気は無いのでこちらを純粋に目で追う

男の子

お兄ちゃんたち怪我大丈夫？

凛々

俺が怪我の持ってるからいい！ほら！

男の子

でも車のも随分…

凛々

だーッ！！！！

凛々

(子供の悪意ないから余計イライラしちゃうじゃん！！！！)

凛々

クソがあのクソ男！！カスめ！！！

花京院

り、凛々落ち着け！

男の子

？？？

ポルナレフ

野郎〜ッ

ハングドマン

くくく、どするんだ？まさかこの可愛い子供の目をその剣で潰す気じゃあないだろうな？ポルナレフ？

ハングドマンはポルナレフの首を掴む

ポルナレフ

グッ？！

凛々

ポルナレフ！

凛々

(くそ、あのクソ右手野郎！！)

ハングドマン

クククク

ポルナレフ

うぐ…く

ハングドマン

ついにとらえたぞ…ポルナレフ、もう逃れられまい

ハングドマン

子供の目を潰さん限りなぁ

花京院

なんて卑劣な男だ…アヴドゥルをひきょうきも後ろから刺して、今度は子供を攻撃できないのを知って利用する…許せん！

凛々

(今俺が子供目を切りつけたい…が、推しの名言は聞きたい！！！！俺は待つぞ！)

ハングドマン

クククク…

ポルナレフ

おい花京院、こういう場合そういう台詞をいうんじゃあねぇ

ハングドマン

…？

ポルナレフ

いいか、こういう場合、仇を打つ時というのはな、今から言うセリフを言うんだよ

ポルナレフ

我が名はJ・P・ポルナレフ！我が妹の魂の名誉のために、我が友アヴドゥルの心の安らぎのために

ポルナレフ

この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる…Jガイル……

ポルナレフ

こう言って決めるんだよ

凛々

(かっこいい〜！！！はぁ〜ッ)

ポルナレフ

ゆるせ小僧！後でキャラメル買ってやるからな！

ポルナレフは砂で男の子を蹴り、目に砂をかけ…

そしてなんとかハンクドマンに切込みをいれ、声のする方へ来た(ほぼセリフは原作通りでポルナレフのシーンだけ置きたかったので少しカット)

ポルナレフ

ついに会えたなJガイ………

凛々

待ってくれポルナレフ

ポルナレフ

なんだよ凛々〜！今いい所だっただろぉ？！

凛々

あいつの手をちゃんと見せてもらってからにしようぜ…あの下衆野郎だ、罠かもしれねぇ

ポルナレフ

確かに…あいつなら有り得るぜ

花京院

…！見てくれ！あの手！

切り傷のある男は、両手は右手……

では無い！！！偽物だった！！！

ポルナレフ

何っ？！

凛々

ポルナレフ、危ない！

即座にスタンドを出して凛々はポルナレフを液体でガードした

ポルナレフ

ナイフが…飛んできたのか

凛々

(あっぶね〜！！このシーン思い出してよかったぁ)

Jガイル

クソガキがァ〜、どこまでも想定しやがって…

凛々

てめぇみたいな悪いことしかしてないバカの考えは分かるんだよ

凛々

G以下のくせに、何イキってんだよノロマ

Jガイル

チビに言われたくねぇなこのガキがよォ！！！

凛々

はぁ？！これでも167あるから十分だわ！！！

花京院

(どうしよう…)

ポルナレフ

(このやり取りガキだと思っちまう)

Jガイル

まぁいい、そいつはただの村にいたこじきだ、俺の傷と同じところにちょいと切りこみを入れて置いたのさ

花京院

貴様…どこまで下衆なんだッ……！！

花京院

喰らえ！僕のエメラルド…

Jガイル

おーっと、周りみてみなぁ？！

ぞろぞろと人が俺たちを見てくる

凛々

(ちっ、ここはハングドマンが何処に忍び込んでるかも分からねぇから対処しきれねぇ)

Jガイル

このお方達がお金を恵んでくださるとよ〜！！！

花京院

なにっ？！

Jガイル

これがどういうことか分かるよなぁ？！

凛々

(金貨…金目のあるやつ………)

凛々

(ない？！用意してたはず！！)

凛々

(どっかに捨てたか…他の奴を代用しても、それはこの人達に目が行くか分からない、すぐ目をそらされては終わりだ………あーもう！！！)

凛々

Jガイルッ！！！

ポルナレフ

ハッ…！！

凛々

(ほんっとこいつ…こいつ！！！)

凛々

(そうだ、花京院にいえば…金貨を持ってやってくれる！)

凛々

かき………わッ？！

ぞろぞろと人が集まり、その場を動けなくなってしまった

バクシーシ！バクシーシ！

花京院

っ！………

ハングドマン

俺の幽波紋は見きっただと？

ハングドマン

軌道を移動中に攻撃すればいいだと？

ハングドマン

馬鹿め！！俺の幽波紋の弱点はもうとっくに知っていたわ！！！映るものを多くし軌道を分からなくすればもはや弱点はない！！！

ポルナレフ

やめろ！俺たちをみるな！！

ハングドマンは素早い速さで軌道し、どんどん自分たちを切りつけていく

ポルナレフ

ぐはっ！！

花京院

くっ…

凛々

いってぇ！！

凛々

(ここは待つしかねぇな…まぁ名ゼリフだし仕方ねぇ)

Jガイル

くくくポルナレフ、青春を犠牲にして俺を追い続けたのにあーあ、途中で挫折するとはなんて哀れな人生なんだろうなぁ？！

Jガイル

黒崎凛々のクソガキも、あんなに俺を煽ったのに残念だったなぁ？！こんな終わり方なんて哀れでなぁ？！

Jガイル

そしてこのJガイル様はおめぇの妹みてぇな可愛い女の子をはべらせて楽しく暮らしましたとさ…ククク、お前の妹は泣きわめくのが上手かったなぁ、お前の妹はよ……へへ

ポルナレフ

野郎ォ〜ッ！！！

凛々

こんの野郎…！！！

花京院

ポルナレフ、凛々、そのセリフは違うぞ

ポルナレフ

！！…

凛々

花京院…！

花京院

仇を打つ時のセリフは【野郎】なんてセリフを吐くもんじゃあない

花京院

こういうんだ…

花京院

我が名は花京院典明

花京院

我が友人アヴドゥルの名誉のために、左にいる我が友人ポルナレフの妹の魂のやすらぎのために

花京院は金貨を出す

花京院

死をもってつぐなわせてやる

花京院

拾った者にこの金貨をやる！顔が映るほどのピカピカの金貨だ！

ポルナレフ

なぁるほど花京院！！

凛々

花京院のそういう所…ほんと、いいよな！

凛々

(ほんとにもうジョジョは…、ジョジョはこういう所、大好きだよ！！！)

花京院は金貨を投げ、全員が金貨にめがいった

花京院

ポルナレフ！これで皆さんの目が一点に集まったようですよ、やつのスタンドの軌道はわかった！

ポルナレフ

メルシー花京院！！

ハングドマンが写ってる男の目に砂をかけ…

ポルナレフ

瞬間ッ！！！

軌道する瞬間のハングドマンにチャリオッツが切り刻む！！！

凛々

さっすが！！！

Jガイル

ぎゃあああああああああああ！！！！！

Jガイルは咄嗟に逃げていく

ポルナレフ

待ちやがれ！

Jガイルが逃げた場所は行き止まりだった

Jガイル

ひっ！

ポルナレフ

泣きわめくのがうめーのはてめぇの方だなJガイル！

ポルナレフ

これからてめーは泣きわめきながら地獄に落ちる訳だが

ポルナレフ

1つ地獄の番人には任せられんことはある…それは！

ポルナレフ

針串刺しの刑だッ！！！！！

思いっきりチャリオッツでJガイルを切り刻む

Jガイル

ぐああああああああ！！！！

ポルナレフ

この時を長年待ったぜ！

そしてトドメの針串刺しをし

ボゴゴンッ

そのまま言葉通り、彼は【吊られた男】になった…

ポルナレフ

後は閻魔様に任せたぜ

花京院

これが本当のハングドマン(吊られた男)か、真底クズ野郎だったな

凛々

……………だな

凛々

(なんだろう…Jガイルのはグロくても全然平気だ、絵面やばいのに)

凛々

(こいつを余っ程嫌ってるからか？)

ホル・ホース

待ちな…追ってきたぜ

ホル・ホース

ヒヒ…………

ホル・ホース

何トロトロ歩いてんだ？お前ら

ホル・ホース

お前たちは俺達の敵ではねぇっつーことはさっき証明された！逃げるなら必死に逃げんかい！必死に！

ホル・ホース

なぁJガイルの旦那？！

ホル・ホースは銃を撃ち、ガラスをぶちまける

凛々

(ここのホル・ホース健気だねぇ…)

ホル・ホース

聞いてるのかい？！Jガイルの旦那よぉ！

ポルナレフ

いいや！野郎ならもう聞いてねぇと思うぜ、やつはとっても忙しい！あの世で刑罰を受けてるからな！

ホル・ホース

おいおいおいおいおいおいおいおい…デマ言うんじゃあねーぜ、この俺にはったりは通じねぇよ

ホル・ホース

おめぇらがあの恐ろしいスタンドを倒せるわけがねぇ…俺だって1目置いてるんだぜ？

凛々

2、300m先に死体あるけど見てく？

凛々

まじの吊られた男になってるよ

ホル・ホース

よし見てこよう

ダッシュしてホル・ホースは逃げようとする

ポルナレフ

あっ！逃げる気か？！

そしてホル・ホースは何者かに殴れた

ホル・ホース

グピィー！！！

凛々

なんつー声出してんだ…

凛々

(ホル・ホースってちょいお馬鹿な所も可愛んだよなぁ！(※推しに対しては1番馬鹿になる))

花京院

あっ！

花京院

ジョースターさん！承太郎！

ホル・ホース

ひぃ？！

ジョセフ

アヴドゥルのことは既に知っている

ジョセフ

彼の遺体は簡素ではあるが埋葬してきたよ

ポルナレフ

…………

凛々

(原作通りの、台詞ってことは…生きてるん…だよね？！期待していいよね………？)

花京院

ひょうきんにもアヴドゥルを刺したのはJガイルだが、直接の死因はこのホル・ホースの弾丸だ

花京院

この男をどうする？

ポルナレフ

俺が判決を言う…

ポルナレフ

死刑…！！

チャリオッツが刺そうとした時、ネーナが飛びつく

ポルナレフ

なっ！

凛々

(あ、ネーナだ！)

ネーナ

お逃げ下さい、ホル・ホース様！

ポルナレフ

な、何だこの女は！！！

ネーナ

事情は分かりませんがいつもあなたの身を案じております！それがわたしの生きがい！お逃げ下さい！はやく！！

ポルナレフ

こ、このアマ！離せ！何しやがるんだ！

ポルナレフ

承太郎、花京院、凛々なにやってるんだよ！ホル・ホースを逃がすなよ！

承太郎

もう遅いぜ

ポルナレフ

あ！

もう既に馬に乗っているホル・ホースがいた

ホル・ホース

よく行ったベイビー！おめーの気持ち受けとってありがたく生き延びるぜ！

ホル・ホース

逃げるのはおめーを愛してるからだぜベイビー！永遠(フォーエバー)にな！

ホル・ホース

そして凛々ちゃんよぉ〜…あんさんも色々頑張ることだな！

凛々

…は？！お、俺？！

凛々

どーゆー事だよ？！

聞く時既に遅しだった

凛々

(へ？な、なんで？！なんで俺に？！)

凛々

(俺あいつに何か言ったっけ？！)

凛々

ふぇ？へ？

凛々

(でもなんかやばいよ、ホル・ホースって魔性の魅力あるよなぁ、男になった今でも惹かれるっつーか、顔熱い気がする…落ち着こ)

ポルナレフ

野郎〜っ！待ちやがれ！

ポルナレフは動こうとし足を動かすが、ネーナがそれを止める

ネーナ

ああ…！

ポルナレフ

ああ！じゃあねぇ！このアマ！

ジョセフ

ポルナレフ！その女性も利用されてるに過ぎん、それに奴ももう戦う素振りはなかった、今は時間が無い

淡々と喋りながらネーナの傷の手当をしていた

ジョセフ

アヴドゥルはもう居ない…しかし先を急がねばならない、日本を出てもう15日もすぎとる

凛々

………………

ポルナレフ

そうだな…

ポルナレフ

さあ！エジプトの旅を再会しようぜ！

ポルナレフ

いいか！DIOを倒すためにはよ、みんなの心をひとつにするんだぜ！ひとりでもかってにするとよ、やつらはそこにつけこんでくるからよ

ポルナレフ

いいなッ！

皆はやれやれとした顔でポルナレフを見つめた

凛々

(ポルナレフはやっぱ、こうでなくっちゃ！)

凛々

だなっ、ポルナレフ！

ポルナレフ

おう！先を急ごうぜ！

そしてホテルカルカッタにて

凛々

ネーナはやはり着いてくることになったけど……あれはどうしよう

凛々

明日ジョースターさんに着いてって援護した方がいいかな…あそこの記憶微妙なんだけど

凛々

……確か、明日、アヴドゥルの生存を教えてくれるんだね…審判戦の時、確か花京院が言ってたから

凛々

…………記憶が一気に蘇っちゃうな

凛々

アヴドゥル……ごめんなさい、ごめんなさい…俺

凛々

何も……！！！

お前は変わらない

凛々

っ！？…

お前はいつも何も出来ないままだ

凛々

違…う、俺は…みんなを助けれてる…

なぜそう言い切れる？今日のアヴドゥルのことはどう言いきるんだ？

凛々

…ッ…………

お前なんて、誰も望まれないものだ

自己中で馬鹿で、能無しなのはお前だ

朝顔梅

凛々

(そうだ…俺は………私は)

凛々

私は……私は、いらない子、必要ない害虫

凛々

あはは………ほんと、だめだ

凛々

もっともっと頑張らないと

そして梅は、自分を殴ったりして傷をつけた彼らにバレないところや、顔も少し

凛々

もっと…役に…立たなきゃ

これが、朝顔梅の”反省”の仕方なのだ

鼻血が出ても…痛くても…

彼女を止めるものは誰1人いないから

ホテルジョセフの部屋

ジョセフ

凛々、お前さんにも話したいことがある

凛々

どうしたんですか？

ジョセフ

アヴドゥルは…生きとる

承太郎

今は病院で安静にしてるぜ

ジョセフ

アヴドゥルは銃で撃たれたように見えたらしいんじゃが、眉間の頭蓋骨を仰け反ったらしく、脳までには来てないらしい

承太郎

それで花京院の提案でポルナレフには内緒だとよ

花京院

……凛々？

凛々

あ、うん…ごめん、驚いてた

凛々

アヴドゥルさんが…良かった、本当に

花京院

…………………ッ！

一瞬、凛々の笑顔の瞳が奇妙にも怖く感じたのは、花京院だけだった

続く

転生してしまったーッ！！

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2件

闇が深くなってきた…!!

ホル・ホースにバレるのか?!

梅

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転生してしまったーッ！！

第6話 - 朝顔梅という女はいつも選択を誤る

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