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車が誘う

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車が誘う

1 - 車が誘う

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62

2020年01月29日

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私の名前は未来(みらい)。 皆さんは『煽り運転』についてどう思いますか? 私はとても嫌な行為をしながら 運転をするなと思います。 そんな中で『煽り運転』にまつわる 怖い話があります。

裕也、直斗、晃という少し 柄の悪い不良がいました。 3人は裕也の家で集まり遊んでいました。 テレビもつけていてそんな時 煽り運転での事故が多発しています。 というニュースが流れていました。 そして…。

裕也

お、これ面白そうじゃね?

という裕也の言葉から始まりました。

面白そうってどういうことだ?

直斗

そうだぜ。

裕也

簡単な話だ。
俺たちもこの煽り運転
やってみようぜ。

と 裕也は言い出したのです。 普通は面白半分で言ってる事を止めるべきなのですが…。

面白そうじゃん。

直斗

やろうぜ!

裕也

じゃ次の休みに
もう一度集まって
やろうぜ!
車は俺が出すから。

と話が進み 次の休みにやる事を決めてしまったのです。

そして次の休み。

裕也

お、来たな。

当たり前じゃん。
楽しみすぎて寝れなかったわ笑

直斗

そうそう

と話をしつつ 3人は車に乗り込みました。

で、どこまで行って
やろうとしてんだ?

直斗

そういえば…。
遠くまでは行かないだろ?
さすがに。

裕也

ああ。
山道まで行ってやろうかなってな。

山道?
まさか山まで行ってやるのか?

裕也

道は狭いが
あそこなら出来るかなって思ったんだよ。

直斗

でも、山だろ?
車というか人なんて通るのか?

裕也

そんなの行って見ないと
分からないだろ?

と言いながら車を走らせました。 出発してから1時間後。

着いたは良いが全然車なんて
走ってないじゃないか。

直斗

確かにそうだな。

裕也

し、しばらく走ってれば
誰かしら通るはずだ。
それまでゆっくり走ってよう。

しばらく走っていると 前方に1台の車が走っているのが見えました。

裕也

お、やっとお出ましだ。

ふぅ…。
やっとか…。
何時間たった?

直斗

そんなに時間はたってないと思うが
さっさと始めようぜ。

と言いながら前方の車に追いつき 煽りを始めたのです。

裕也

おいおい!
そんなにゆっくり走ってると困るぜ!
もう少しスピード出せないのか?

そーだ、そーだ!

直斗

俺達はここから早く出たいんだ(嘘)
もう少しスピード出せよ!

などと前の運転手に 聞こえるような声で煽っていました。 それなのに一定のスピードで走っており それ以上のもそれ以下のスピードも出しませんでした。 それを気に入らなかったのか 裕也が…。

裕也

なぁ、
あの車の隣に
並んでみないか。

は?
それは流石にまずいんじゃないか?

直斗

そうだぜ。
それは流石に違反じゃないのか?

裕也

何今更そんな事言ってんだよ。
お前ら今まで散々悪い事してきたくせに
今更まずいってどういうことだよ。
それに山の中なんだ。
誰も見ちゃいないさ。

わ、分かったよ…。

直斗

俺も腹くくるぜ…。

裕也は2人を悪い意味で説得し 前方の車の隣に並びました。 そして、また…。 3人は隣に並んだ車に色々言いまくりました。 そして助手席に座っていた晃が 隣の車の運転席を何気なく見てみると…。

!!
嘘だろ…。
コレはヤバイぞ!

と言いつつ運転をする裕也を止めました。 しかし必死に止める晃に車を停めようともせず ましてや聞こえもしませんでした。 聞こえてない理由は来る途中から 音楽をガンガンにかけていたからです。

そして助手席で必死に裕也に 何かを言っている晃に直斗は…。

直斗

おい。
どうしたんだよ、晃。
何、必死裕也に言ってんだ?

あ、ああ。
隣の車の運転席を見てみろよ…。

直斗

え、運転席?
運転席がどうしたって
言うんだよ。

い、良いから
見てみろよ!

直斗

何だよ、全く…。

晃に言われた通り 隣の車の運転席を見てみると…。

直斗

!!
うわぁ!

直斗も晃と同じように 隣の車の運転席を見て 晃と同じように気づいたのです。 そして2人は小声で裕也に気付かれないように

直斗

なぁ、裕也はコレに気付いてるのか?

い、嫌…。
さっきも何度か言おうとしたんだが
音楽のせいで聞こえてないというか…。

直斗

じゃ、2人で何とか車を停めさせて
あの車の中を見させよう。

わ、分かった…。

そして2人は必死に裕也に音楽と、車を停めるよう言いました。 最初は煽ってるのかと勘違いをし一緒に大きい声を出してましたが 次第に2人の様子が変だと言うことに気づき 車を停めて聞き返してきました。

裕也

おい、どうしたんだよ
さっきから。

俺らはさっきから
音楽も車も停めるように
言ってるのに聞く耳もたんし。

裕也

聞く耳もたないと言われても
聞こえんし。
てか、音楽の方は止めれば良かったじゃないか。

嫌、お前の車だし
止め方知らないし。

裕也

止め方知らんで横でずっと俺のこと呼んでたと?

そう。

裕也

2人で?

直斗

ああ。
まぁ、俺の場合は
途中で晃に言われたんだけどな…。

裕也

何を言われたって?

2人は顔を見合わせて うなずき 裕也にさっきの事を伝えました。

俺達が煽ってた
あの車あるだろ?

裕也

ああ。
それがどうした。

直斗

おい、晃
口で言う前に
実際に見てもらった方が
良いんじゃないか?

そ、そうか?

直斗

ああ。
何故か目の前に
一緒になって止まってるし…。

それも、そうだな…。

裕也

な、何だよ
一体。

直斗

とにかく裕也。
降りてあの車の
運転席見てこい。
そうすれば俺達が
言ってることが分かるから。

裕也

どういう意味だよ。

そのまんまの意味だよ。
とにかく行ってこい。

裕也

…。

裕也は2人に言われるがままに 前に停まっている車の所に行き 運転席を見ました。 そして2人が言っていることの意味が ようやく分かったのです。

裕也

うわぁぁ!
何だよコレ!

大きな声で叫びながら 戻ってきて 2人に

裕也

何でもっと早く
教えてくれなかったんだ!

俺達だって途中で気が付いたけど
何度もお前に言おうとしたよ。
けど聞こえなかったじゃないか。

直斗

そうだぜ。

と、ちょっとした 言い合いになりましたが 言い合いをしていてもラチが あかないので急いで車に乗りました。 ですがどうしてもエンジンがかかりません。

裕也

ど、どうしてだよ!
さっきまで普通に動いてたのに
急に動かなくなるなんて。

どうするんだよ。

直斗

このままだと帰れないぞ!

裕也

分かってるよ!

そして色々考えた結果 3人で車を押して行くことに。 そしてしばらく押して歩いていると 急にエンジンがかかったのです。 そして3人は『やったー!』と 安心をし手を離した瞬間 車は勝手に進み崖の下へ落ちていったのです。

車が崖の下に落下して 呆然としている中 裕也が切り出しました。

裕也

おい、この車に乗って帰ろうぜ。

え、この車に!?

直斗

嫌だよ、こんな化け車なんか…。

裕也

化け車ってなんだよ!
この車に乗らないと
俺達は帰れないんだぞ!

分かってるよ…。
けど絶対に乗りたくない。

直斗

俺もだ…。

と2人は頑に乗るのを拒否。 そして裕也を置いて歩いていきました。 ですが歩いていくのも束の間…。 何と崖の上から大きな岩が落ちてきました。 2人は怖くなり結局裕也と一緒に 車に乗り込みました。

ですが3人が車に乗った瞬間 エンジンが勝手にかかったのです。 そして勝手に走り出しました。 エンジンが勝手かかった事に パニックになった3人は そのまま気を失ったのです。

しばらくして目を覚ますと 街中に戻っていたのです。

裕也

戻ってこれたんだ…。

そうだな…。

直斗

怖かった…。

などと言い合っていました。 そして何気なく後ろを見て見ると 後ろには確かにあったはずの 山道の山がなくなっていたのです。

裕也

!!
嘘だろ!
来る時はあったのに!

なくなってる!

直斗

怖っ!

3人は一目散に街中に入り 近くにあったレンタカーショップに 入りました。

レンタカーショップ店員

お兄ちゃん達どうしたんだ?
そんなに慌てて?

裕也

出たんですよ…。

レンタカーショップ店員

出たって?

彼らはこれまでの経緯を話し 車を貸してくれるよう 頼みました。 すると…。

レンタカーショップ店員

ああ…。
あの山はね、本当に出るって
有名な所何だよ。

直斗

そ、そうなんですか?

レンタカーショップ店員

そうだ。
それより君たち。
もしかしてだがあそこに
面白半分で入ったのかね?

裕也

直斗

レンタカーショップ店員

そういう理由でなら
ウチでは貸すことは出来ない。
とっとと帰りな。

結局3人は車を貸して貰えずそのまま 帰りました。 ですが怖い思いをしてからか 煽り運転というバカな行いはしなくなりました。 しかしそれ以外の悪さは相変わらず しているそうですよ。

そしてこれは 3人を追い返す前に話してくれたことです。 昔、煽られた車が崖から落ち そのまま亡くってしまったそうです。 それ以来煽り運転している人達を 無人の車が追いかけてくるそうです。 皆さんも気をつけて下さいね。 くれぐれも煽り運転をしないようにしてください。

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