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おはようございます! あー…ついにきちゃったかぁ……っていうこの場面 雪の方が先にある程度の前世の記憶を思い出します あー…書いてて苦しい! でも!でもまだ兄上の件もね!何も片付いてないですから!(声を大にして言えることではない) 次回もよろしくお願いします!
目の前で白い狐が 弟によって傷付けられていく
???(雪)
???(雪)
???
なぜ弟がそんなに 苦しそうな表情をするのか
俺にはまだ分からない
目の前の妖狐を睨み付ける
これが、ヒトの生気を吸う妖か
???(雪)
???(雪)
???(雪)
???(雪)
???(雪)
札を構える
そして――
祓うことが、たのしい…?
ちがう
こんなの、俺じゃない
なんで
俺は
妖を
救おうと…?
ヒトの害になるモノを 祓うのは当然
ちがう
弟みたいなこと言うんだな
弟…?
そうか
俺は
どこかで
____と願ったから
視界がぼやけている
何となく 黄昏色の光が
差し込んでいる気がする
白來
白來
雪
瞬きを1つしたら 温かい雫が頬を伝った
白來
白來
雪
雪
白來
雪
頷く
雪
白來
雪
白來の青い瞳を見ていられなくて スっと逸らした
白來
雪
白來
雪
白來
白來
白來
白來
雪
白來
白來
白來
白來
雪
雪
白來
白來
雪
雪
雪
雪
雪
白來
白來
白來
雪
雪
白來
雪
白來
雪
白來
白來
雪
雪
雪
雪
白來
雪
雪
白來
結局、 白來と視線を合わせないまま
布団から立ち上がる
雪
雪
曇ったような、濁ったような そんな感覚を
頭を振って追い払い
1歩
雪
白來
白來
どさ、という音と共に
白來の上に、倒れ込んでいた
雪
言いかけた謝罪の言葉が 何かに吸い込まれるようにして
そっと消えていく
白來
雪
小さな呼吸さえ 全てわかってしまいそうな距離
あんなに 合わせるのを拒んでいた瞳が
すぐ目の前にあった
綺麗な、まるで
そう、青の紫陽花のような
そんな瞳が
僅かに揺れながら、己を映す
雪
雪
雪
雪
白來
白來
雪
白來
雪
白來
白來
白來
雪
雪
雪
慌てて白來の上から退く 温もりが離れた
白來
雪
白來
白來
白來
雪
白來
雪
白來
白來
雪
白來
白來
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
白來
雪
第9話【諒解】
続く