年 下 彼 氏 は メ ン ヘ ラ で し た ！

あの話を聞いてから、俺は毎日のように 日向さんの事を考えていた。

学校でも、家でも。 授業中でも、休み時間でも。

ずっとずっと考えていた。 大好きな日向さんが俺以外を見ていたら

嫉妬するようになったし、俺だけを 見てほしいとも思うようになった。

めったに教室に来ない日向さんが 来てくれた…嬉しい…

卒業……。 考えてもいなかった。

3年生の卒業まで残り1ヶ月。

嫌だ…卒業なんかしてほしくない… 嫌だ嫌だ…日向さんと一緒がいい。

俺も卒業したい、日向さんについて 行きたい、日向さん、日向さん…

たまに…？そんなの嫌だ。 毎日会いたい、ずっと隣に居たい。

俺は、この時に決心した。 卒業式の時に告白して、恋人になると。

振られないようにしないとな…。

卒業式 当日

走ってくる日向さん可愛い…、そんな事を思いながら日向さんを眺める。

何だよそれ…もしかして、日向さんの 好きな人…？

何で…俺じゃないの？ タイプにするなら俺って言ってたのに？

あれは、嘘だったんですか…？

驚きすぎて、言葉を失う。 日向さんが、本当に俺の事を好き…。

嬉しい…これで、俺は…日向さんと 恋人になれる。

ギュッ…

なんだ…良かった…。 嫌われたら、俺生きていけない…。

日向さん、大好きですよ♡