びび
あ...ぁ...ﾎﾟﾛ
ぷり
師匠...また師匠が...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
俺らは連れ去られる師匠をただ見つめることしか出来なかった
腹立たしい何も出来なかった俺が
何か俺に出来ることは...
あき
...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
泣くことじゃない
これから師匠を助けるために作戦を...
強くなって絶対助け出すんだ
だからはやく残っている敵を蹴散らすんだ
俺らで師匠を助けるんだ
爽斗
...李依を...俺の大切な仲間を助けてくれてありがとうｯ┏○
あき
...俺らじゃないでしょ
爽斗
え？
あき
お前らが謝るのは、感謝するのは俺らじゃない!!ﾎﾟﾛ
ぷり
そうだ!!お前らが師匠を壊したんだ!!ﾎﾟﾛ
ぷり
お前らが...師匠の幸せで満ち溢れた生活を...壊したんだ...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
慈恵
さっきから言ってる師匠って誰なん...名前も顔もわからへんのに...
びび
ｯ声を聞いてわかんねぇの？なぁ!!
慈恵
ﾋﾞｸｯ...ごめん...
びび
ｶﾞｸｯは...笑えるよ...あんなに綺麗だった笑顔を奪っといて...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
爽斗
...ｯもしかして頃か？
奈々
そんなわけ...だって俺らは頃ちゃんに酷いこと...
李依
そうなの...？俺を助けてくれたのは頃ちゃんなの？ﾎﾟﾛ
あき
ｯ...そうですよ酷い事したお前らを助けてやったのは頃くん...師匠ですよﾎﾟﾛ
瑠羽
じゃああなた達は...あっきぃさんぷりさん...びびさんってこと？
ぷり
気安く名前呼ぶんじゃねぇよ
瑠羽
ﾋﾞｸｯすみません...でもどうして頃ちゃんがここにいるんですか
あき
どうしてだと思うｯ？
慈恵
俺らに復讐するため...とか？
びび
何言ってんの？優しすぎる頃くんがそんなことすると思うの!?
慈恵
ｯ...じゃあなんでや...!!
あき
...お前らに認めてもらうため
爽斗
ｯ俺...らに？
ぷり
そうだよｯお前らに認めてもらって大切な人を守るために
李依
大切な人を...ｯ俺が？ﾎﾟﾛ
びび
ずっとみんな元通りになって笑えたらなって...ﾎﾟﾛ
あき
師匠は1回もお前らを責めなかったずっと自分が弱いせいだからって
あき
自分自身を追い詰めていらない人間と言って...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
あき
邪魔な人間と自分を虐げて...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
奈々
ｯそんなことが...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
あき
師匠はあんなに苦しめられたのにどうしてお前らはのうのうと生きてるの？
ぷり
ｯ...
あき
ねぇ何でだよ師匠はもっと純粋無垢で笑って欲しいんだよ
あき
なんで師匠はお前らを許すの？
どんどん負のオーラが膨らんでいく
心がどす黒い何かに侵略されていく
ドロドロに沼に引きずり込まれていく
ﾕﾙｼﾃﾐﾖｳﾖ､ｼｼｮｳﾊﾎﾝﾄﾆｿﾚｦﾉｿﾞﾝﾃﾞﾙﾉ?
あき
師匠の居場所はお前らなんかのところじゃない
あき
ねぇぷりちゃんもそう思うよね？
ぷり
ｯうん...そうだよ...!!
ぷり
師匠はお前らのところでは絶対幸せになれない
瑠羽
ｯ...そうですよねﾎﾟﾛ
びび
ねぇあき...ぷりちゃん...少し落ち着こ？
びび
怖いよ...ﾎﾟﾛ
あき
何もかもが壊れたのはお前らのせいだｯ!!ﾎﾟﾛ
あき
ﾕﾙｻﾅｲ...ｾﾞｯﾀｲﾕﾙｻﾅｲｶﾗﾅ
爽斗
ｯ...確かに...『今の』俺らじゃ頃を救えないかもしれない...
あき
今のじゃないですよこれからもですよｷﾞﾛｯ
爽斗
ｯやって見なきゃ誰も何も分からない
ぷり
師匠はずっと震えてた...お前らが『怖い』と
あき
数ヶ月たった今でもお前らに怯えてる...数ヶ月間もお前らの恐怖に支配されてた!!
奈々
ｯ俺らの...せいで...
あき
それでもやりたいと思うか？
爽斗
ｯそれでも...!!ﾎﾟﾛ
ぷり
それでもじゃねぇだろ!!ｸﾞｯ(爽斗の胸ぐら掴んだ)
あき
これ以上師匠を苦しめるなら
あきぷり
師匠に会えないように殺してやろうか？(低音ボイス)
慈恵
なｯ...ﾎﾟﾛ
あき
ｽｯ(ナイフを構える(?))
ぷり
ｽﾁｬ(銃を爽斗の頭に)
びび
あき!!ぷりちゃんもうやめて!!
あき
大事な師匠をこんなんにされて許せって？
びび
そりゃ俺だって許さないよ!!
ぷり
じゃあなんで...ｯ!!
びび
そんなことをして頃くんは...
びび
お前らの大事な師匠は喜ぶと思うか?ﾎﾟﾛ
あき
ｯ...
そんなことわかってる
でも1度黒く染まった心はもう綺麗にならないんだよ...
慈恵
...1つええか...俺ら協力せぇへん？
あき
ｯ...wは？
ぷり
お前今までの話聴いてたか？
慈恵
当たり前やろ!!
慈恵
でも..ここで言い争う暇あったら頃ちゃん助けた方がいい気するんやけど
李依
俺もそう思う2度も俺らは助けられたんだ
李依
助けてもらうばかりじゃ胸糞悪い!!
瑠羽
僕も...!!頃ちゃんと長い時間居たのにこんなことも気づいてあげられませんでした
爽斗
俺は頃の相方だ...なのに今まで気にも留めなかった
爽斗
頃は俺を恨んでると思ったから...でもそんなこと無かった!!
爽斗
こんな愚かな考えをしたことを､今までのことを全部謝りたい!!
奈々
俺はリーダーなのに大事な仲間たったのこともフォロー出来なかった
奈々
切り捨ててしまったいくら良心だとはいえそれは言い訳にしかすぎない
奈々
だからもう一度頃ちゃんを1人の仲間として受け入れたい
すとぷり(頃以外)
だから...!!俺ら/僕らに頃/ちゃんを救わせてください!!┏○
そう言って5人は頭を深々と下げる
本当はわかってたんだ
師匠が選んだ人は､師匠を選んだ人は...
仲間思いでどうしようもなく優しすぎる人達で
師匠が大好きな大好きな人達なんだ
あき
...分かりました
びび
あき!!*.(*´͈ ˘ `͈*).*
あき
ただその代わり師匠が『あなた達』を拒絶したら
あき
師匠の前に二度と現れないこと
ぷり
...また師匠を傷つけるようなことをしたら本気で殺すからな？
びび
ちょぷりちゃん...ヾ(･ω･`;)ﾉ
爽斗
あぁ約束するよ
爽斗
破ったら煮るなり焼くなりしたらいい
爽斗
そんぐらいの覚悟はできてる
ぷり
わかった...ｷﾞｭｯ
顔を歪めてそう言うぷりちゃんは
とても悔しがっていた
そうだよね師匠を裏切った人を簡単に許せない
現に俺も許していない...いや許さないつもりだ
あき
では師匠を助ける作戦を練りましょうかﾆｺ
でも『今は』協力してあげる
あくまでもこれは『師匠』のため
お前らを許したからとか心を開いたとかじゃない
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