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人の……
人の罪は重い……
無
死ねばいいのに。
無
死ねばいいのに。
無
死ねばいいのに。
簡単にそういうとこも
人間らしいところ……
だけど
大人しくなるには、
沙羅
殺しちゃえば関係ないからね。
そう、思ってた……
でも……
加奈
こんにちは。何してるの？
え？
こんなに血だらけの私を見ても何も思わないの……？
沙羅
あ…あの…
加奈
あ、ごめん。いきなり喋りかけられてもわかんないよねー
加奈
私は加奈って言うの
沙羅
え？……あ…
加奈
あなたは………
沙羅
あ…あの!!!!!!!!!!!!
なんなのこの子
沙羅
私を見て何も思わないの？
加奈
ん〜……ちょっとびっくりしたけどね。
ちょっとって……
加奈
………あなたいつもそうやって自分の気分を晴らしてんの？
沙羅
……な……たに……
沙羅
あなたに何が分かるんですか！！！
加奈
……
沙羅
私ずっと悲しくって、苦しくってだ…誰にも……誰にも相談出来なくて！！
沙羅
やっと自分の恨みをはらせる方法を見つけたんです！
加奈
………………
沙羅
大体何なんですか？いきなり話しかけてきて、私に関わらないでくださいよ！
加奈
あなた…とても相手を憎んでるのね。
沙羅
そう…そうよ！だからもう………！
加奈
じゃあ、
どうして泣いているの？
沙羅
え…？
加奈
私にはあなたのことは何も分からないかもしれないけど…
加奈
今、あなたはとても悲しそうな顔をしているの…
どうして？…どうして分かっちゃうの？
沙羅
う………
加奈
悲しいなら泣いていいんだよ。
沙羅
私、ずっと、ずっと悲しくて、うぅ………
加奈
うん、そうだね
沙羅
くやしくて……
加奈
うんうん……
沙羅
う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん
！！
！！
これが，､私と親友の加奈との始まりだったのだ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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