俺たちの秘密
〇〇
瑠花ちゃん?瑠花ちゃん
まなと
瑠花ー?
〇〇
……あ、電話…
〇〇
樹音からだ…。
〇〇
もしもし瑠花ちゃんが
居なくなっちゃって、、、
居なくなっちゃって、、、
じゅのん
瑠花ちゃんならここに
居るけど……
居るけど……
〇〇
え?
まなと
はい?
じゅのん
事務所出たら瑠花ちゃん居たから
なんかったのって、聞いても
答えてくれないし、、、
なんかったのって、聞いても
答えてくれないし、、、
〇〇
瑠花ちゃん、
まなと
とりあえずそっちに
いるんだよね??
いるんだよね??
じゅのん
うん、
じゅのん
帰りたくないみたいだから
ちょっと、様子見てみるね
ちょっと、様子見てみるね
〇〇
うん、ありがとう
まなと
……
私たちは動くことになった
まなと
こんな格好して、、怪しい人
みたいじゃん、、、
みたいじゃん、、、
〇〇
あ、あそこに瑠花ちゃんいる!!
まなと
え?
じゅのん
……
瑠花
はぁ、
〇〇
なんが元気ない、、、
〇〇
やっぱり私たちの気持ちに
気ずいたんだ、、
気ずいたんだ、、
まなと
……
まなと
あ、あれ、瑠花は?
〇〇
あれ?
まなと
ちょちゃんとみてて下さいよ!!
〇〇
ごめんー
公園
〇〇
なにするんだろう、、、
瑠花
……はい、これあげる
じゅのん
え?いいの?
瑠花
うんっ
じゅのん
あぁ、ありがとう、、、
まなと
何あげたんだろう……
〇〇
!?
電話が鳴った
まなと
ちょっと静かにしてくださいよ
〇〇
ごめんごめん
まなと
……
じゅのん
、、、??
瑠花
瑠花、かえりたくない!!!
まなと
!?
じゅのん
なんで?
なんかあった??
なんかあった??
瑠花
いやなの!!瑠花のせいなの
じゅのん
あ、ちょまっ……
お母さん
うわっ、
瑠花
あ、……
お母さん
どうしたの?
大丈夫?
大丈夫?
瑠花
…はい、これ、クッキー
お母さん
あぁ、ありがとう、、、
じゅのん
すいません、、、
お母さん
!?
お母さん
じ、ジュノンくんだよね??
まなと
??
じゅのん
は、はい、
お母さん
わたし、大ファンなの!!!
お母さん
え、なんでここに……?
じゅのん
ああなんか、家でしたみたいで、、
瑠花
……
お母さん
そうなんだ、、、
じゃ、ウチくる?すぐ
そこなのよ
じゃ、ウチくる?すぐ
そこなのよ
じゅのん
そうなんですか、、
〇〇
あ、あれ、瑠花ちゃんは?
まなと
今、家の中に入りました
〇〇
え?家??
玄関
じゅのん
今、瑠花ちゃん中にいる
〇〇
ありがとう、ごめんね
まなと
ありがとう
お母さん
…久しぶり、、〇〇
〇〇
!?、、お母さん、、、
まなと
え?
リビングに入ると懐かしく感じた
〇〇
お母さん、、、
お母さん
……
お母さん
ほらなにかいいたいこと、
あるんでしょ??
あるんでしょ??
瑠花
、、、、
瑠花
るかのせいなの……
まなと
瑠花?
瑠花
瑠花がいるからふたりは
はなればなれになっちゃうの!!
はなればなれになっちゃうの!!
瑠花
だから瑠花がいえでしたら
ふたりはまたいっしょに
暮らせると思ったの、、、
ふたりはまたいっしょに
暮らせると思ったの、、、
瑠花
瑠花やだ、泣まだ偽家族
やる!!
やるの!?やりたいの……泣
やる!!
やるの!?やりたいの……泣
〇〇
瑠花ちゃん、ごめんね、
まなと
瑠花、、
瑠花
ぱぱやだ!こないで!!泣
〇〇
、、、、
お母さん
……さてと、
キッチン
〇〇
ねぇいままでなにしてたの??
お母さん
……
〇〇
私たち、置いて、、なにしてたの?
〇〇
こっちはずっと心配してたんだよ、
〇〇
1個も、連絡してこないし、、、
お母さん
こっちからしたら
おかしいかなって、思ったの
おかしいかなって、思ったの
お母さん
だって、お母さんから
家族を遠ざけたんだから、、
家族を遠ざけたんだから、、
〇〇
、、、、
〇〇
まだ、家事してたんだ、、
お母さん
家事は嫌いになったわけじゃないからね
〇〇
じゃ、なんで、出ていったの??
お母さん
……しんどかった、、
お母さん
自由に出来ない、時間が、、
しんどかった、、
でも、娘のためならって、全部
自分のこと、後回しにして、、
しんどかった、、
でも、娘のためならって、全部
自分のこと、後回しにして、、
お母さん
結局、わたしにはひとりの
時間は無かったんだけどね、、、、
時間は無かったんだけどね、、、、
〇〇
だったら、私たちに、相談
すれば良かったじゃん!!
すれば良かったじゃん!!
まなと
……
〇〇
なんでそうやって、1人で
抱えるの??
いっつも、さ、
抱えるの??
いっつも、さ、
〇〇
それって、、自分勝手じゃない??
〇〇
勝手に家出て、、再婚してさ
会ったら、私たちが捨てたみたいな
感じになってるし、、
会ったら、私たちが捨てたみたいな
感じになってるし、、
〇〇
それ、おかいしいよ
お母さん
……
お母さん
そうね、、
お母さん
まだ、あなたちが小さかった
から、話せなかったのよ、、、
お父さんも会社が忙しかった
みたいだし、、、
から、話せなかったのよ、、、
お父さんも会社が忙しかった
みたいだし、、、
お母さん
お父さんと離婚したのは、、
ひとりの時間が欲しかったから
ひとりの時間が欲しかったから
お母さん
申し訳ないと思ってる、、
あなたちを置いていったこと、、、
あなたちを置いていったこと、、、
お母さん
毎日、泣いてた、、
〇〇
意味わかんない、、、
〇〇
お父さんはお母さんが
居なくなってから、
変わったよ??
毎日、ご飯作ってくれて、、
なれない手で家事もしてくれた
居なくなってから、
変わったよ??
毎日、ご飯作ってくれて、、
なれない手で家事もしてくれた
〇〇
わたしだってお父さんの
役に立ちたかった、、
役に立ちたかった、、
〇〇
周りによく言われてたよ、
お母さんに似てるって、、、
お母さんに似てるって、、、
まなと
……
〇〇
私はそう思われたくない!!
家族を捨てた人みたいに
なりたくないから!!
家族を捨てた人みたいに
なりたくないから!!
瑠花
…
お母さん
…
お母さん
あなた、ひとつ勘違いしてるわよ
〇〇
え、
お母さん
わたし、家族とか、家事を
嫌いになったわけじゃないから、
嫌いになったわけじゃないから、
お母さん
だから、あなたちのことも
嫌いになったわけじゃない、、
嫌いになったわけじゃない、、
お母さん
なんなら再婚して、ひとりの
時間が増えて、、、
ひとりになったら、あなたたちの顔が
浮かぶのよ、、、
時間が増えて、、、
ひとりになったら、あなたたちの顔が
浮かぶのよ、、、
〇〇
…泣
お母さん
あぁ、離れ離れになった
のに、まだ好きなんだって、、、
のに、まだ好きなんだって、、、
お母さん
…ごめんなさい、、泣
お母さん
幸せに出来なくて、、泣
〇〇
泣、ごめんね、お母さん、
〇〇
話、聞いてあげれなくて、、、
〇〇
ごめん泣
お母さん
泣……
まなと
……
帰り
〇〇
今日はありがとう
まなと
いえ、仲直り出来てよかったです
〇〇
瑠花ちゃん、ありがとうね
瑠花
…
〇〇
(、、、悪いことしちゃったな、、、)
家
〇〇
ただいまぁー
まなと
ただいま……
瑠花
……
まなと
どうした??
瑠花
ぱぱは、〇〇さんのこと好き?
まなと
……うん、好きだよ
瑠花
〇〇さんも?
〇〇
うん、好き、、、
〇〇
ごめんね、好きならないって
言ったのに、、
言ったのに、、
まなと
……
瑠花
瑠花、偽家族好き!!!
瑠花
ぱぱも好き、〇〇さんも好き
まなと
うん
瑠花
瑠花、偽家族終わりたくないから
家出たの、、、
家出たの、、、
瑠花
ごめんなさい、、、
〇〇
そっか、、、
〇〇
ごめんね、、瑠花ちゃん
の話、なんも聞いてなかったね、、、
の話、なんも聞いてなかったね、、、
まなと
ごめんね瑠花
瑠花
偽家族、続く?
まなと
……うん、続くよ!!!
まなと
ずっと
〇〇
そうだねずっと続くよ!
瑠花
やった!!!!
〇〇
よし、ご飯たべよっか!!!
まなと
おなかすいたー
これからも偽家族が続きますように