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エーミール
着いた町は小さいながら 活気が溢れている素晴らしい街だった
シャオロン
ロボロ
馬宿に馬を預け、観光に出る 人混みの中に楽しげな会話や子供達の声が聞こえ ここは平和な所だと思うに充分だ
ロボロ
エーミール
シャオロン
ロボロ
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
柱の影に身を隠す もしかしたら怒られるかもだし 大所帯の集団に入って楽しげに話していた
シャオロン
ロボロ
エーミール
「ここです!」と顔を出そうとした瞬間 思わず引っ込んでしまった グルッペンだ、あの美しい顔は見間違えるはずない
グルッペン
シャオロン
グルッペン
私を探す声が聞こえる もう、私の…俺の入る場所は無いんだな
エーミール
マントのフードを深く被り 建物を飛び出し全力で馬宿に向かった
グルッペン
少し廃れたマントの裾が扉から出ていった エーミールだと思った俺が走り出そうと 体を向けた途端腕を引かれる
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
最後の2人が合流したから すぐに出発し、戦争を開始するのが最善…
グルッペン
ゾム
グルッペン
ゾム
グルッペン
ゾム
ゾムならあいつの気配に気づいていたはずだ メッセージを書いた紙を差し出すと ゾムは回収し走っていった
トントン
グルッペン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
シャオロン
グルッペン
馬に乗り走り出していた男の前に 屋根から飛び降りると ビックリした馬はその場で止まった 制御上手いやん
ゾム
エーミール
フードが降ろされた瞬間、目を見開く 淡い茶色の髪に真っ白な肌 なにより薄い氷の膜が張ったような瞳が とても美しかった
スラム産まれの俺にとって こんな綺麗なものとは無縁だったからだ あのグルッペンと並んだら どれだけの輝きを放つのか興味を持つ
エーミール
ゾム
エーミール
ゾム
エーミール
ゾム
紙を渡すと素直に読み始めた 俺が触れたらすぐに壊れちゃうんやろな…
エーミール
ゾム
エーミール
ゾム
少し古びた本を受け取る 悲しそうに笑うエーミールを見て苦しくなる
ゾム
ゾム
エーミール
ゾム
苦しみから逃げるように屋根に飛び乗ると エーミールも走っていった
ゾム
ゾム
集合場所にはグルッペンとトントンだけが 待っていた、俺に気付いたグルッペンが 駆け寄ってくる
グルッペン
グルッペン
ゾム
グルッペン
ゾム
渡された本を受け取ったグルッペンは その場で座り込んだ、こんな気が小さくなった グルッペン見たこのないんやけど…
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
ゾム
パンッ!!と冷たい音が響いた 頬を真っ赤にしたグルッペンが立ち上がる
グルッペン
グルッペン
トントン
ゾム
いつもどうり、自信満々に笑い 堂々と先頭を歩く俺らの総統に戻った
トントン
ゾム
ゾム
トントン
ゾム
トントン
ゾム
トントン
気を弱くなっても本性は違う あの嬉しそうな笑みにギラつかせた目 到底諦める奴の顔じゃねぇよw