1話です
青愛され
紫、橙でます
どぞ
青視点
僕の朝は莉犬お兄ちゃんの声から始まる
R
ころちゃん、朝だよ?おきて!
C
んぅ…お兄ちゃ……もっと寝てたい…
R
だめ!学校だよ!!
C
んッ…ズキンしたぁ
R
え?
S
兄ちゃん多分こいつ熱ある
S
昨日、寝ながら咳もしていたし
…んぅ?
なんでさとみお兄ちゃん僕が咳してるの分かってんだろう…?
うーん…でも頭ぽわぽわしてなにも…考えられない
R
ほんとだ熱い…
S
俺こいつのこと見てるからみんなに言ってきて
R
うん!よろしくね
バタン
S
ころん大丈夫か?
C
お兄ちゃん…頭痛いッ…グスッ
S
痛いし辛いな…でも泣いたらもっと辛くなるぜ?
C
んやぁ…いつものやって…ポロポロ
S
しゃーねぇなぁ…
S
チュッ…
さとみお兄ちゃんが僕のおでこにキスを落とした
すると魔法みたいにちょっとだけ痛みが和らぐ
ぁ…これなら寝れそう
C
ねむたッ…
S
寝てていいぞ。ずっとここにいてやる
C
ありがとう、お兄ちゃ…
僕は夢に向かって意識を手放した
桃視点
C
すぅ…んへ…
S
ほんと、かわいいやつ…
ころんは俺の一個下の弟
ちょっと病弱だけど笑顔が可愛くて元気いっぱいのころん
ジェるぅとがいるからか俺らはいつも一緒にいた
可愛くて俺の宝物
さっきのおまじないだって幼稚園のころ思いついてしてみた日からずっと続いてる
いつもなら触れるだけでも照れてツンデレなのにこういう時はデレデレなの可愛い
S
さて、そろそろかな
ガチャ
R
さと兄!ころ兄は?
J
大丈夫なんか!?
S
お前ら毎度うるせぇw
N
2人とも!ころちゃん起きちゃうからしー、ね?
J×R
ごめんなさい…
N
よしよし、いい子!
兄ちゃんが撫でてやると2人はすっかり笑顔に
やっぱあの人の手はすげぇ
N
さとみくん、ころちゃんの様子どう?
S
今は寝てる
N
またあのおまじない?w
S
おうw
N
もぅ…それしちゃうところちゃん、さとみくんいないとだめになっちゃうでしょ!
そう、おまじないには続きがあって寝たあとも俺はころんのそばにいなくちゃいけない
以前、おまじないした後学校行ったらころんが泣き続けてそれは大変だった
どうやら眠ったあとも俺の体温がないと寒いし痛いらしい
S
でもよ、最近こいつ俺のおまじないないと寝るのもできないんだぜ?
N
うッ…まぁそうなんだけど…
ガチャ
R
まぁまぁ、でも寝てくれたしいいんじゃない?
N
たしかに…んじゃあ今回もさとみくんに任せてもいいかな?
S
任せとけ
こうして今日も俺がころんの介護することになった
今回はここまでです
ここまで読んでくださりありがとうございます!!
次回は介護?編です
ではさよならー!!






