テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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SCP×日常組×看守組

第6話 - 第6話危険な脱走

2024年12月31日

#日常組

#看守組

#SCP財団

るな

（とある日）

ｳﾞｰ!ｳﾞｰ!（サイレン）

トラゾー

「…？」

ぺいんと

「ブザーがなってるね」

しにがみ

「何かあったのかな」

クロノア

「SCPが逃げたとか？」

トラゾー

「前のSCP999なら脱走しても癒されそうだけどね」

しにがみ

「あー確かにw」

（放送）

Ｄクラス・セキュリティチームは脱走したSCP1048を直ちに見つけ、セキュリティチームに報告せよ

ダッダッダッ…

リアム看守

「お前ら!脱走したクマのぬいぐるみを見かけたら」

リアム看守

「すぐ俺に報告してくれ！」

ぺいんと

「え？え？どゆこと？」

しにがみ

「リアム看守！一体何があったんですか！」

リアム看守

「危険性が高いSCPが逃げたんだ！」

トラゾー

「え？」

クロノア

「まじ、？」

リアム看守

「お前らにはそのぬいぐるみを見つけると、すぐに連絡をくれ。俺や他のセキュリティチームが捕獲に向かう!!」

ぺいんと

「え、あ、分かりました!!」

ぺいんと達以外にも他のＤクラス達も脱走したぬいぐるみを探索し始めた

（クロノアさんは通気口でぬいぐるみを探していた）

クロノア

「何処だ?脱走したぬいぐるみ」

クロノア

（リアム看守の焦りようから只者では無いことは分かる…）

ﾄｺｯ、ﾄｺｯ、

クロノア

「ん？」

クロノア

「遠くに、耳が生えたぬいぐるみが歩いているな、」

クロノア

「リアム看守に配られたトランシーバーでリアム看守に伝えるか」

クロノア

ｼﾞｼﾞｯ「こちらD-9。ぬいぐるみに耳が沢山着いているぬいぐるみを見つけた」

セキュリティチーム

「D-9。報告感謝する。すぐに向かう。」

セキュリティチーム

「D-9。その耳の生えたぬいぐるみからすぐに離れろ。死にたくなかったらな。」

クロノア

「は、はい」

クロノア

（ｼﾞｼﾞｯ。）（トランシーバーの電源を切った）

（クロノアさんがトランシーバーを切った瞬間、SCP1048-Cが鼓膜が壊れそうな甲高い声を放った）

SCP1048-C

「ｷｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!!」

クロノア

「うっ、!?」

クロノア

「耳がｯ、!」

クロノア

「…ｯアアアアアアアアアアアアアアアアアッ、!!!!!!」

クロノア

（頭の中狂うｯ、）

クロノア

（しかも通気口の中だから響くｯ、）

クロノア

（とにかく離れないと…）

（クロノアさんは通気口から降り、遠くからリアム看守や他のセキュリティチームの足音が聞こえた）

ダッダッダッ…

リアム看守

「D-9!!大丈夫か!?」

クロノア

「はぃ、ｯｸﾞｧｯ、何とかｯ、」

リアム看守

「…そうか。ならお前は先に部屋に戻っておけ」

クロノア

「いいん、ですか、？」

リアム看守

「お前はSCP1048-Cを見つけてくれただけで上出来だ。分かったらさっさと戻れ!」

クロノア

「はぃ、」

一方その頃

ぺいんと視点

ぺいんと

「うーん、ぬいぐるみか、」

ぺいんと

「可愛い見た目だったりするのかな」

ぺいんと

「嫌、ぬいぐるみなら可愛くて当然か」

ﾄｺｯ、ﾄｺｯ、

ぺいんと

「ん？」

ぺいんとが物音をした方向を向くと、

SCP1048-Bが遠い場所居た

ぺいんと

「あーあれがそうかな？」

ぺいんと

「見た感じ、赤ちゃんの腕がついてるだけで安全に見えるけどな、」

その時

SCP1048-Bが赤ちゃんに似た甲高い声を出した

SCP1048-B

「ﾋﾞｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!」

ぺいんと

「!?うっ、」

ぺいんと

「( ﾟཫ ﾟ)ｺﾞﾌｯ」（吐血）

ぺいんと

「な、なんだこれ、」

ぺいんと

「とにかく、トランシーバーでｯ、伝え」

SCP1048-B

「ﾋﾞｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!」

ぺいんと

「ｸﾞｯ!?、ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...」

ぺいんと

（とにかくここから離れないと、このままだと絶対死ぬｯ、）

ダッダッダッダッ…

ぺいんと

「ｯ、ｺﾞﾌｯ、、ﾌｰ､ﾌｰ､」

ぺいんと

（ｼﾞｼﾞｯ）（トランシーバーをつける音）

ぺいんと

「ｺﾞﾎｯ!ｺﾞﾎｯ、僕がいる方ﾆｯ､赤ちゃんのｯ、腕ｶﾞｯ､ｹﾞｯﾎｺﾞｯﾎ、付いてﾙｯ、ぬいぐるみｶﾞｯ､」

セキュリティチーム

「すぐに向かう。連絡、感謝する。」

セキュリティチーム

「D-8。お前は部屋に戻れ。」

ぺいんと

「はぃｯ、」

ぺいんとが部屋に戻ると、耳を抑えてベッドに寝転んでいるクロノアさんがいた

ぺいんと

「ん"ん"ｯｯ、あれ？クロノアざん、どうしたんでずか？」

クロノア

「…ん、ああ、ぺいんとか、」

クロノア

（耳鳴りがまだする…）

クロノア

「俺は身体が、耳だらけのぬいぐるみの声を、聞いたら、そしたらｯ､耳が痛くなって、」

クロノア

「ぺいんと、はｯ？」

ぺいんと

「俺は、ｺﾞﾎｯ、赤ちゃんの腕が生えたグマのぬいぐるみの声を、ぎいだら、ごうなっだ」

しにがみ

「今戻りました。って、クロノアさん！ぺいんとさん！大丈夫ですか？」

ぺいんと

「ｺﾞﾎｯ、大丈夫ｯ、」

クロノア

「俺もｯ、」

しにがみ

「2人共、クマのぬいぐるみに出会ったんですか？」

クロノア

「うん、」

ぺいんと

「嗚呼、」

しにがみ

「あれ？トラゾーさんは？」

ぺいんと

「ドラゾーはまだｯ、」

しにがみ

「…僕、トラゾーさん探しに行きます!!」

ぺいんと

「!?しにがみｯ、それは危険すぎるｯ!」

クロノア

「死ぬかもしれない、んだぞｯ､、しにがみｯさん、」

しにがみ

「ならもし今トラゾーさんがぬいぐるみに出会っていたらどうするんですか!!」

しにがみ

「そしたらトラゾーさんが1番危ないじゃんか!!」

しにがみ

「…僕は行きます。」

クロノア

「…俺もｯ、ついて行っても大丈夫か？」

しにがみ

「クロノアさんはまだ安静にしておいた方がいいですよ。」

クロノア

「分かｯた、」

ダッダッダッ…

しにがみ

「トラゾーさん!!何処ですか?!」

ｻﾞｼｭｯ

バキッ

ボコッ

しにがみ

「何の音だ…？」

しにがみの足元になにか当たる

しにがみ

「ん？」

しにがみ

「これは…壊れたトランシーバー?」

トコトコ…

しにがみ

「…!」

しにがみ

「トラゾーさん!!」

しにがみの目に入ったのは、血だらけで倒れているトラゾーが居た

しにがみ

「トラゾーさん!!大丈夫ですか!?」

トラゾー

「…し、しにがみさ…」

しにがみ

「トラゾーさん!無理に話さなくていいです!」

トラゾー

「逃げ…て…くれ…」

しにがみ

「えっ…？」

SCP1048-A

「ｷｨｨｨｨｨｨ!!」

しにがみ

「…!あれが、脱走した…」

しにがみ

「…ｯ､トラゾーさん!!僕だけ逃げる事なんて出来ませんよ!!」

しにがみ

「少し、背負います!!」

（しにがみはトラゾーを背負って走った）

しにがみ

（ｼﾞｼﾞｯ）（トランシーバーをつける音）「廊下に機械で作られたぬいぐるみが!早く来て下さい!!」

セキュリティチーム

「報告感謝する。すぐに向かう」

ダッダッダッダッ…

リアム看守

「お前ら!!無事か?」

しにがみ

「僕は平気ですけどｯ!トラゾーが!!」

リアム看守

「重症だな…俺が治療室へ運ぶ！D-6は部屋に戻れ!!」

しにがみ

「ありがとうございます!」

ダッダッダッダッ…

リアム看守

「…D-11、よく生きた。今までアイツに狙われて生きたやつは1人も居なかった。」

リアム看守

「心配するな。死んでも、ここでは蘇生の…、嫌、この話は辞めておくか。」

リアム看守

「もうすぐで治療されるから、頑張れよ」

トラゾー

「…ﾂｯ…」

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