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1年後
愛菜
愛菜
ヒロト
ったく可愛いやつだ…
よく俺に懐いてどこにでもくっつてきやがる…
ヒロト
愛菜
ヒロト
愛菜
ヒロト
ヒロト
愛菜
愛菜
愛菜
ヒロト
2度目…愛菜の目は真剣だ。
俺を兄として見てくれるのならいいが…
こいつ…
俺を男として見てるな?
愛菜
ヒロト
ヒロト
俺は…なんてバカなんだ
まだ1年生の幼い妹にこんな事が納得できるとでも思ってるのか…?
愛菜
ヒロト
ヒロト
愛菜
愛菜が後ろ手に回していた手を前に持ってくる。
その小さな手は、大きな花束をぎゅっと握りしめていた。
愛菜
愛菜
愛菜
愛菜
「他人」
俺らは…他人。
何の繋がりもないっていうのか…
俺のために、この花束を買ってくれた。
……「他人」のために…
俺は愛菜の目を真っ直ぐに見返した。
ここまでしてくれたのだ…何か…何かお礼を…
だが、お礼を言おうと思えば思うほど、喉はカラカラになり、
熱い涙がこみあげてくる。
その時の俺には
ただただ愛菜を
ギューッと抱きしめることしか出来なかった。