TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

こんな俺を助けてくれた人

一覧ページ

「こんな俺を助けてくれた人」のメインビジュアル

こんな俺を助けてくれた人

9 - After Story〜水族館編〜

♥

112

2023年03月06日

シェアするシェアする
報告する

樹side

北斗と暮らし始めて半年が経って 家の中ではすっかり打ち解けて本当の兄弟みたいになった

北斗

ねぇ樹、ゲームしよ

いいよ、負けたらジュース奢りな

ジェシー

俺もやりたい!

慎太郎

俺も入れてよ

北斗

じゃあ4人で対決ね

ゲームを始めて20分くらいで優吾が帰って来た

優吾

ご飯すぐ出来るからゲーム片付けといてよ

はぁい

北斗

ねぇねぇ今日のご飯何?

優吾

ハンバーグ

慎太郎

よっしゃー!

ジェシー

やったね!

優吾

そういえば大我は?

部屋にいる

北斗

テスト近いから勉強するって

優吾

あっそっか、すっかり忘れてたw

それより早く作って、お腹すいた

優吾

はいはい

優吾

じゃあ大我呼んできて

慎太郎

俺行ってくる

なんて会話をした後 皆でお皿運んだり、盛り付けしたり手伝いながら晩飯が完成した

全員

いただきます!

北斗

おいひぃ(*ˊᵕˋ*)

大我

北斗頬張りすぎw

慎太郎

美味い!

ジェシー

うめぇー

うん、美味い

優吾

そう?良かった

大我

あのさぁ、俺のテストが終わったらどっか遊びに行かない?

大我

北斗が来てからまだ遊びに行ったことないでしょ

珍しい、大我がそんなこと言うなんて

優吾

まぁ確かに

俺はどっちでもいい

慎太郎

俺行きたい

ジェシー

俺も行きたい

大我

北斗は?

不安そうな顔で声で俺らを見ながら話す北斗

北斗

皆と一緒だよね?途中から離れるとかないよね?

ジェシー

そうだよ!皆一緒!

大我

前にも言ったでしょ、離れたりしないよ

逆にどこ行くんだよ

北斗

皆が一緒なら、行きたい

優吾

じゃあ日程合わせて行こっか

北斗が来て初めて遊ぶ 今でも学校や買い物で外にいる時は話さなかったり感情が表に出ないのに 北斗は大丈夫なんだろうか?

優吾side

あれから2週間後 全員休みの日があったから水族館に行こうと計画を立てた

優吾

そろそろ行くよ、準備出来た?

大我

俺はいつでも大丈夫!

慎太郎

OK!

ジェシー

行こ行こ!

待って鞄持ってくるから

北斗

……

優吾

北斗準備出来た?

北斗

うん…

優吾

(人混み苦手だからちょっと緊張してるのかな)

よし、OK

優吾

じゃあ行こっか

車に1時間程揺られ水族館に着いた 北斗は外にいるからか喋らないしずっと俺と手を繋いでる でも目をキラキラさせて水槽を見てるから楽しんではいるみたい

優吾

北斗凄いね!

北斗

(._.`)コク

ジェシー

ねぇねぇあっちジンベイザメ居るよ!

慎太郎

マジ!行こうぜ!

大我

俺も行く!

置いてくなよ!

優吾

(はしゃぎすぎだろw何歳だよwww)

優吾

僕たちもあっち行こっか

北斗

(._.`)コク

ジェシー

おっきい!!

大我

すげ〜!

ヤバいな

慎太郎

カッケー

優吾

お前ら語彙力無さすぎw

慎太郎

でも凄くない!

優吾

凄いけどw

大我

ねぇお腹すいた

優吾

そろそろご飯食べる?

ジェシー

食べよ食べよ

俺たちはご飯を食べるために水槽がある本館を出て屋台が並ぶ外のエリアに行く事にした

北斗side

皆で座って食べれる所を見つけた

俺待ってるわ

大我

トイレ行ってきていい?

優吾

いいよ

ジェシー

俺ご飯買ってくる!

慎太郎

俺も行く

優吾

2人ともお金持ってないでしょ、俺も行くから。じゃあ樹と北斗はここで待ってて

北斗

(._.`)コク

了解

皆が行って樹と2人になった

北斗水族館好き?

北斗

(._.`)コク

俺さ、外にいる時のお前の表情が読み取れねぇからいつも不安なんだよね

樹は少し低めの声で話し始めた 俺はその声と内容で不安になって俯いた

でもな、今日は分かったんだ。俺らみたいにはしゃぐ訳じゃ無いけど楽しそうだった

北斗

(えっ)

俺凄い嬉しかった

北斗が楽しんでくれてるって

北斗

(そんな風に思ってくれてたんだ。優しすぎるよ…)

北斗

グスッグスッ

えっちょっ

泣くなよw

嬉しくて泣いてると皆が帰って来た

ジェシー

えぇー!北斗泣いてるじゃん!

慎太郎

どうしたの?

大我

樹が泣かしたの?

優吾

何があったの?

いや、ただ話しただけだよ

慎太郎

ほんとに〜?w

ジェシー

意地悪したんじゃないのー?w

やらねぇよ

北斗

嬉しかっただけグスッ

優吾

そっか。良かったぁ

大我

何かあったかと思ったじゃん

優吾

北斗泣き止んで。ほらご飯食べよ

北斗

(._.`)コク

大我side

ご飯を食べ、水族館を全て回って、今車で家に向かってる 北斗は疲れたのか車に乗ってすぐ俺の肩に頭を乗せて寝ちゃった

大我

可愛いっw

大我キモい

大我

はぁ?可愛いから可愛いって言っただけじゃん

ジェシー

HAHAHAw

優吾

ジェシーうるさい!北斗が起きちゃう

ジェシー

ごめんw

慎太郎

でもさ、今日の北斗めっちゃ楽しそうだったよね

大我

うん!目がキラキラしてた

ジェシー

また行こうよ。水族館でも動物園でも

優吾

そうだね、たまにはこういうのもいいね!

大我

今まで我慢してた分楽しんでくれるといいね

慎太郎

うん!

ジェシー

俺たちなら楽しませれるよ!

車の中で 北斗が笑ってられるように俺たちが楽しませてあげようと誓った

こんな俺を助けてくれた人

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

112

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚