TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ぉ...はよ、

いつもは何でもない朝

でも今日は少し違う朝

なんてったって

...あ、乾くん!おはよ!

彼、大神くんが話しかけに来てくれるからだ

誰も話しかけてはくれない俺にとっては少し嬉しかった

ねぇねぇ、昨日のあれ見た?

あれ...?

あのアニメだよ!

あ~...!

あれりうら好きでさ~w

そうなの!?俺も好き!

え!まじ!?

何故か大神くんと趣味が合った

好きな本とか

好きなアニメとか

....でも

彼は音楽の話を全くしなかった

最初はなんでだろ~くらいだったけど

ここまで避けられると不思議になる

思い切って聞いてみようかな....

ぁ、ねぇッ、大神くん?

ん~?

好きな曲...とか無いの?

自分から避けてきた音楽についての質問を初めてした

あれだけピアノとか得意なんだし

好きな曲一つや二つはあるだろうと思った

...ッ、

なんでも好きかな....?w

彼は苦しそうな顔をして答えた

例えば...?

あれ、聞くはず無かったのに

音楽の話は自分からしたくないのに

気付けば口がそう動いてて

でも質問してから気付いた

....ッ "( 睨

彼は俺の事を睨んでいたんだ

どうしよう、状況を変えなきゃ、

あぁ、そういえばあのアニメの5話さ...!

え待ってそれりうらまだ見てない!!

ネタバレ厳禁ッ!

えぇ~?どうしよっかな~?

お~い"ッ!w( 怒

とりあえず機嫌治ったようで良かったけど...

俺、なんか変なこと言ったかなぁ...?

今の俺には何故睨まれたのか分からなかった

はぁ....、

今日は大神くんは練習しないらしくて

学校が終わったら颯爽と帰った

でも俺も今日は見れるような気分では無かった

上手く行かないなぁ....ッ

大神くんと出会う前はそんなこと無かったのに....

大神くんに出会わなければ....

....はッ、

俺今なんて、

いや、深く考えるのは辞めよう

今日は同じ夢見ないといいなぁ、

ふぅ...ッ、

今日も疲れたな...

そう思いベッドに横になる

ぼーっとしていたらふと本棚が目に入った

....ッ

そこにはCD、横にもCD、CDCDCD....

あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ッ!

ガシャンッ!

はぁ...ッ、はぁ...ッ

気付いたら俺は叫んでいて

本棚にあったCD達はめちゃくちゃ

俺...おかしいや、w

体が拒否反応を起こしているのだろうきっと

さっさと棚にしまおう...

....あれ、何これ

俺こんなの持ってたっけ、?

要らないし、大神くんにあげよ、

大神くんなら、音楽に対して何も思わないだろうね

妬みのように思う

俺、最低だな...w

<ねぇ、それ何て言うか知ってる?

あぁ、またあの夢だ

<それ、音楽の才能が無いってやつだよw

....ちょっとまって

いつもは聞こえない声が今日は聞こえた

<じゃあ、音楽の才能がある人の気持ちって考えたことある?

音楽の才能がある人の気持ち...?

そりゃあ、"才能があってよかった"

それか才能が無い人を嘲笑う気持ちしかないでしょ

<才能がある人はね___

ん...、?

...あれ、結局なんだったんだ、

最悪なことにいい所で起きてしまった

まぁいいや、学校行かなきゃ、

俺はいつも通り鞄を持って家を出た

Next➸♡1000

この作品はいかがでしたか?

1,226

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚