☆ お願い ☆ 通報、転載、パクリ どうか しないでください··· ここだけで楽しんでネ! ╰(*´︶`*)╯
■妄想LOVER■
〈 Side:エル 〉 再掲
今日は二人そろってのオフやから、昨夜から俺の部屋で一緒に過ごしとる。
ソファの前にあるテーブルには、ストローが刺さった飲みかけのラテ。 テーブルの左側には、ゆかにペタっと座り雑誌を読んどるうーくん。
俺はソファにかけ、ほんのちょっと上からうーくんの横顔を眺める。
正面のTVは見るともなしに見とんのやけど、TVとの間にうーくんがおるから俺の視線と意識はTVまで到達せえへん。
今ページをめくった時に鼻を小さくシュンってすすった。可愛えなあ。 あ、飲み物に手を伸ばした。
誌面を見ながらストローを咥える唇がゆっくり開くの何だか色っぽい···
兎「ん?なに、TV観てないの?」 L「いや見とるけど今CM」
兎「ふーん、無駄に俺を見てるからさ」 あらバレてた。
L「無駄ちゃうけどなあ」 ···ってセリフはスルーですか。
うーくん今こんな、すました顔しとるけどな。 昨夜だってそりゃあ可愛いかったんよ? 例えば、繋がってお互いいっぱいいっぱいの時なんて。
上気して染まった頬。 半開きの唇からチラ見えする、なまめかしい舌。
荒い息の下から漏れる、こらえきれないかすれた喘ぎ声。 指を噛んできつく目を閉じると、まつげの端に小さな涙の粒ができたり···
兎「···だから何で俺見てんの」 L「え」 雑誌を開いたまま、いぶかしく俺を見るうーくん。
兎「TVも見てないしニヤついてるし···何かあるでしょ」 L「そう?バレバレ?」
兎「···バレバレって何?」 L「言わへん☆」
兎「もう···聞かないでおくからそんなに見ないでよ、なんか照れる///」 くっ、このカワイコちゃんめ。
再び雑誌を読み始めるうーくん。 本当にこのカワイコちゃん、ゑッちの時だとマジゑろいからね。
見ないでと言われながらも、俺は相変わらず横顔を眺める。 そして今度は脳内でシミュレーションを始める。
カワイコちゃんを、どう可愛がろうかな。 ちょっと意地悪に言葉で責めるとかね、うん、ええね。
今、うさぎのココが咥え込んでるのは何か言ってごらん? ······とか、あ〜ええね!何だか凄くゑろいね!
んで、ただでさえ恥ずかしがりなうーくんは簡単には言われへんよね。 でも言わんとお仕置きやねん。
うんうん、お仕置きって言葉も一度は使ってみたいワードやな。
せやなぁ··· 言うまでオアズケしちゃうってどうやろ。 あ、それとは別に『おねがいイかせて』とかおねだりさせちゃおっか!
兎「エルくん!」 L「うわ何っ!?」 いきなりのうーくんの声でピンクな妄想が破られた。
兎「だから何で俺見てそんな顔してんだっての!」 L「いやいやいや、そんな顔って」
兎「何か、······ゑろいんだよね///」 ああ、顔に出ちゃってましたか。
ソファを立つとずいっとうーくんの傍に体を寄せて座り、雑誌を取り上げる。 兎「あ、返してっ」
俺は答えるかわりに、取り上げた雑誌をソファに投げた。
L「なに?俺···ゑろい顔しとった?」 顔を近づけ、目を覗きながら両肩に手をかける。 うーくんは逃げられず、赤くなって目をそらす。
L「···ねぇ視姦されてる気分になったん?」 兎「なっ、そんなコト···!///」
ちょっと目を伏せて反論するうーくんは耳まで赤くなって、まつげの先が震えとる。 そういう反応がそそるんよなあ、わかっとらへんやろ。
L「ね、何処にも出る予定ないから···」 兎「···ないから?」 あ、言わせるんや。
L「今から、しよ?」 兎「···っ///」
L「うーくん···」 耳を噛むように甘く名前を囁くと、目を閉じてピクッと身をすくめる。
そう、その顔を見ちゃったら止まるワケないやろ。
L「さっき俺、ゑろい事考えとった」 兎「······」 L「うーくんで妄想しとったんよ」
耳をそっと舐める。 うーくんは体を固くしとるけど特に抵抗もせえへんので、そのまま首すじにまで舌を這わせていく。
兎「ん··· エルくん···///」 L「なんや?」 ええ匂いの胸元に顔を埋めたまま返事をすると、うーくんが俺の頭を抱きしめてきた。
L「···うーくん?」 顔を上げると、紅潮した顔のうーくんと目が合った。
兎「わかってたし···」 L「なにが?」 兎「ッだからぁ〜///」
うーくんは意を決した様に俺の目を強く見つめ、やがて自ら深いキスをしてくる··· L「···ッ!?///」
こんな大胆なうーくんってレアやから、攻めとった俺の方が驚いてまう。 そしてものすごく嬉しくなる。
兎「だからエルくんのせいでっ、」 L「おん」
兎「お、俺まで!やらしぃ気分になっちゃってたんだからな!///」 L「うーくんマジか!」
兎「責任··· 取ってよね?///」
ああ、ああもう責任やて? 取る取るなんぼでも取ったる! 拗ねた唇に甘えた目で、ほんま小悪魔やで。
妄想のうーくんも良かったけど、やっぱり目の前のうーくんが最高や。 今から俺の妄想よりもいやらしい顔さしたるから···
めちゃくちゃ覚悟しといてな?
END →Side:兎へGO!
コメント
4件
橙くんほんとに最高です、、(( ほんとに考えがもう、、(?) 全責任は私が取らせていただきますよ!
わぁぁなんか凄い好き…😭 単語単語が分かりやすくて簡単にイメージ出来た✨ あとあの、小さく鼻しゅんってしたって言うの可愛い←語彙 今回はちょびっと大人バカップル?( エルくんの言い方が大人なのか… あ、責任なら僕が取るよ(*・ω・)ノシュバ