コメント
3件
めっちゃ面白かったですありがとうございます‼️面白かったです
続きが楽しみ!o(*゚∀゚*)oワクワク
ちぐさ
Coe.
Relu
Coe.
Relu
ちぐさ
Coe.
如月 ゆう
ちぐさ
ちぐさ
こったろ
ちぐさ
くに
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
すたぽら
ちぐさ
Coe.
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
くに
ちぐさ
くに
ちぐさ
ちぐさ
くに
くに
ちぐさ
ちぐさ
Relu
ちぐさ
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
Relu
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
すたぽら
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
あれは
2年前の夏だった
とあ
とあ
つゆき
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
つゆき
つゆき
ちぐさ
とあ
ちぐさ
ちぐさ
とあ
ちぐさ
れんじ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
家は悲惨だった
父さんも母さんも手遅れ
完全に悪に染ってた
逆らえば暴力振るわれて
従っても罵られる
そんな生活だった
<おいちぐさ!
ちぐさ
<殴らせろ
殴られる時
正直嫌だった
でも殴らせるしか無かった
そういう環境で育った
ボコッボコッ
そして感情を奪われた
暴力を振るうのは、最初は母さんだけだった
でも
いつしか父さんまでもが母さんに便乗して
暴力を振るいだした
そして罵倒される
2人を"親"とは思えなくなった
そして……
"施設送りになった"
<おいちぐさ
ちぐさ
<今日からお前は施設な
ちぐさ
<チッ「はい」「はい」って…
<お前それしか言えねぇのかよ(怒鳴る
ちぐさ
<キモ
<コイツが息子とか本当に最悪なんだけど
<まぁ良いじゃないか
<コイツも今日でこの家からは居なくなるんだし
<…そうね
目の前で自分を悪く言われる気分は
とっても良くはなかった
そんな事思ってたら
ピンポーン
アイツが来た
<は〜い、今でま〜す
<おい、早く来い(小声
ちぐさ
呼ばれた声は
小声でも明らかに怒ってるって分かった
まぁ無理もない
僕なんかが必要とされてないから
ガチャ
<は〜い
<あら奥様、初めまして
<施設長の飯干(いいぼし)と申します
<本日は"ちぐさくん"が施設に来るとお伺いしたもので
<えぇ、この子と離れるのは寂しいですが
<仕事と家事の両立が難しくて
<私の家庭は共働きでして、
<朝から夜まで仕事が詰まってるんです
<なので仕方ないと思い電話をしました
<そうなんですね
<ならお任せ下さい
<ご両親のお仕事が落ち着けば、"ちぐさくん"を元の生活へ引き取る事も可能ですので
<ご安心ください
<ありがとうございます
母さんは余裕で嘘をついた
表情も声色も変わってた
完全にいいお母さんを装ってた
正直酷いな‐なんて思ったけど
もう手遅れ
全てがどうだって良くなった
<ではちぐさくん?
<行こっか
ちぐさ
<ごめんなさいね
<ちぐさはあまり喋らない子でして
<あらそうでしたか
<大丈夫ですよ
<うちの施設にも似たような子供が居ますので
<ならお願いします
<えぇ、では
そうやって僕は連れてかれた
想像してた人間とは違った
<ねぇちぐさくん?
<こんな事言うのもあれだけど、お母さん…
<なんか変だったわ
<その…なんと言うか……
<"良い母親を装ってる"感じがしたのよ
コイツ…本当は良い奴なのか?
そう思った
<お母さん…本当はあんなんじゃないでしょ
一か八かで言ってみた
ちぐさ
<ッやっぱり
<施設には行かない方がいいわね
<うちの施設…正直言って治安悪いのよ
<だから…そうね(悩む
<家に来ない?
<うちなら、安全だし、殴られる可能性もないわ
<…どうする?
<来る?
信じるつもりはなかった
でも…
そう思った時にはもう手遅れで
体が勝手に動いてた
ちぐさ
気付いた時には頷いてた
<なら決まりね
<まずは服から買いに行こうかしら
それから
僕の生活は一変した
<この服似合うんじゃない?
<やっぱり似合うわね
<お会計行きましょ
その時から
なんだか
凄い寒気(さむけ)と
悪寒(おかん)がした
<ちぐさくんは今何歳なの?
ちぐさ
正直言おうか迷った
でも
昔から"逆らわない"
が掟だったから
つい言ってしまった
ちぐさ
<ッ…
<やっと喋ってくれた
<ありがとう
<10歳ね
<分かったわ
当時は、少しでも救われるとでも思ったのか
そいつを信じてたみたい
そいつは「施設には行かない方がいいわ」
と言ったが
それは
キィィィ
ガシャン
<ごめんね
<夫に「子供は要らない」
<「子供が来たら殴るぞ」
<って言われちゃって…
<本当にごめんね
<こうするしか無くなっちゃって
大きな嘘だった
それから僕は
日記を描き始めた
1冊目 ~1日~ 施設長に裏切られた 心は痛まない この施設治安悪い どうでもいいけど
~2日~ ご飯を横取りされた 今日は水 まぁ不味くは無いが
~3日~ 退屈 楽しみない
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
2冊目 ~1日~ リスカとアムカを知った やってみたいけどカッターが無い どうにか誤魔化して"アイツ"から貰わないとな
~2日~ カッターGET "アイツ"はやはりチョロい
~3日~ リスカもアムカも楽しい これはやめられないな
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
47冊目 ~1日~ 今日から新しい家庭に行く 面倒い まぁ良いけど
<今日から宜しくね
<今からご飯作るけど部屋行くか?
ちぐさ
<分かった
<行こう、こっちだよ
<私はご飯作るわね
<分かった
<ここだよ
<何か欲しいものあったら教えて
ちぐさ
ちぐさ
<え?
カッター?
ちぐさ
<良いけど…何に使うのか?
ちぐさ
<そうか、分かった
<後で持ってくるよ
ちぐさ
<ところでそのノートは何だ?
ちぐさ
<…ッ
<そ、そうか
<じゃあカッター持ってくるよ
ちぐさ
お父さんの方は案外感が鋭かった
危うく(あやうく)バレるところだったし
ちぐさ
~2日~ 新しい家 新しい両親 楽しくはなさそう
~3日~ 今日はリスカだけ 明日はアムカする 楽しみがそれしかない この生活 つまんない
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
49冊目 ~1日~ 今日で14歳 プレゼントいっぱい貰った 感情が分かんなくて「ありがとう」言えなかった
~2日~ 「愛情」 誰か教えてくれるんだろうか
~3日~ 周りの家庭を見て思った 「愛情」って1つだけなんだ
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
63冊目 ~1日~ 今日お母さんの方が亡くなった お父さんの方は泣いてた 僕だけ泣けなかった 本当の親じゃないし 感情奪われてるから
~2日~ お通夜 静か 黒1色 落ち着く
~3日~ 火葬場 人燃やす 楽しそう やりたい
64冊目 ~1日~ 今日引っ越す 独り立ちする お父さんの方と離れる 嬉しい
~2日~ 新築 綺麗 安心
~3日~ 吐き気 ヤバい 吐血 多い 病院 嫌だ
ちぐさ
ちぐさ
れんじ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
とあ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
つゆき
とあ
れんじ
ちぐさ
それから3日経った日のことだった
Lapis
ちぐさ
メルト・ダ・テンシ
メルト・ダ・テンシ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
心音
ロゼ
僕は…
SNSの掲示板に、STPRの悪口を書いてるという嘘の情報が掲示されて炎上していた
みかさ
ガチャ
バタン
ちぐさ
ちぐさ
とあ
ちぐさ
れんじ
ちぐさ
裏切られた
つゆき
ちぐさ
もう僕には無理だった
乗っ取りだって言う考えを、誰一人持っていなかったから
だから
お望み通り悪役になってやるよ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
明雷 らいと
ちぐさ
心音
正直嫌だった
でもそうするしか無かった
ちぐさ
そっちがその気なら
ちぐさ
こっちだって本気だすから
ちぐさ
後悔しても知らないからな
ガチャ
バタンッ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
Relu
Coe.
ちぐさ
ちぐさ
すたぽら
ちぐさ
ちぐさ