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後編ありがとうございました!(´▽`)とっても期待を上回る作品でした!最後の質問ですが私は🍓👑か🎼のどちらかがみたいです!
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
注意⚠️ 体調不良あります! 苦手な方は自衛等お願いします🙇
ガチャッ…!
ころん
ころん
僕はさとみくんの家を飛び出した
喧嘩してそのまま勢いで 出てきてしまった
僕が泣いたらさとみくんは すごく自分を責めてしまうんじゃ ないかと思ったから
涙を見せたくなかった
ころん
涙で前が見えない
でも今ここで止まってしまったら しばらく動けないのが分かる
僕は無我夢中で走っていた
ころん
ころん
何かにぶつかり思わず転んだ
誰かにぶつかってしまったのだろう
?
僕からぶつかったのに 相手に先に謝らせてしまった
僕は涙を拭い顔を上げた
ころん
ジェル
ころん
顔を上げるとそこには
ジェルくんがいた
ジェルくんの顔を見たら 安心したのか涙が出そうになってくる
ジェル
ころん
ジェル
ころん
僕は咄嗟に逃げようとした
今は説明なんてできそうもない
なによりこれ以上このままだったら 涙が止まらなくなってしまう
ころん
ころん
走り出すと同時に腕を掴まれる
ジェル
ころん
ジェル
ころん
ジェル
ころん
ジェル
感情の制御が効かなくなった僕は
ジェルくんの手を 乱暴に振り解こうとした
ジェルくんはそんな僕を
引き寄せて抱き締めた
ジェル
ころん
そのジェルくんの優しさに 触れた瞬間
僕の中で何かが切れた
ころん
ジェル
ころん
ジェル
涙が止まらない
なんでだろう
さとみくんに言われたことなんて 別に気にしていない
さとみくんが本当は そんなこと思ってないって分かるから
ジェル
ころん
ジェル
ころん
ジェル
ころん
そっか…
僕はさとみくんと喧嘩したっていう その事実が悲しかったんだ…
それに気づいた時
一気に冷静になった
ころん
ジェル
ころん
ころん
ジェル
ころん
ころん
ジェル
ジェル
ジェル
ころん
それから僕はジェルくんに 何があったか全て話した
話しているうちに自分の ぐちゃぐちゃだった頭も整理できた
ジェルくんは黙って真剣に聞いてくれた
ころん
ジェル
ジェル
ジェル
ころん
ジェル
さとみくん置いて出てきちゃった…
追いかけて来る様子もない
今頃一人で倒れてるんじゃ…
ころん
ジェル
ころん
ジェル
なんで体調悪いって分かってて 一人にしたのか…
そんな意味のない後悔と共に 一気に不安が込み上げてくる
ころん
一刻も早く戻らなければ
その一心で走った
さとみ
ころんが出ていって どれくらい経っただろう
あいつはまだ帰ってこない
さとみ
さとみ
寒い…
体が意思に反して ガタガタと震えだす
どんどん意識が遠のいていく
さとみ
意識を手放そうとしたその時
ピーンポーン
さとみ
突然インターホンがなった
ころんが帰ってきた…?
さとみ
ななもり。
さとみ
ドアの外では聞き慣れた声
なーくん以外にも数人声がする
そうだ…今日会議…
さとみ
そんなことを考えている場合じゃない
ふと我に帰りスマホを手に取った
さとみ
感覚でスマホを操作する
プルルルルル…プルルルルル…
うまく電話がかかった…!
これでなーくん じゃなかったらどーしよ…w
ななもり。
さとみ
ななもり。
ななもり。
さとみ
さとみ
ななもり。
ななもり。
なーくんのその言葉と同時にドアが開く
ガチャッ!
ななもり。
さとみ
ななもり。
るぅと
莉犬
みんなが来た安心からか 自然と涙が出る
この声は…るぅとと…莉犬…?
ななもり。
なーくんはそう言うと 俺の身体を抱き上げた
莉犬
るぅと
ななもり。
意識が遠のく
もう何を言っているのかも分からない
でもこれだけは伝えなきゃ…
ころんを探してって…
さとみ
さとみ
さとみ
もう自分でも何を言っているのか 分からない
ただ一方的に話す
伝わってくれ…!
そう思いながら必死に訴えた
ななもり。
莉犬
莉犬が出ていった
良かった…伝わったっぽい…
そう安堵すると一気に力が抜けた
俺はそのまま抵抗することもできず
意識を手放した
ピーンポーン
ななもり。
るぅと
莉犬
ななもり。
今日はさとみくん家で会議
だから来たんだけど…
インターホンを押しても さとみくんが出てくる気配はない
最近すごい忙しそうだし…
体調崩したりしてないといいけど…
ななもり。
ななもり。
莉犬
るぅと
ななもり。
二人も心配している
それもそうだ
最近のさとみくんは 明らかにおかしかった
みんな違和感を感じて心配している
そんな中いつも準備の早い さとみくんが時間になっても出てこない
そりゃ心配するよね…
そんなことを考えている内に 俺も嫌な予感がどんどん強くなっていく
そんな時だった
プルルルルル…プルルルルル…
ポケットが振動する
莉犬
ななもり。
こんな時に仕事の電話?
そう思いながらスマホを手に取る
スマホの画面を確認すると
ななもり。
るぅと
ななもり。
さとみくんからの電話で 少し安心した俺はそのまま電話に出る
ななもり。
莉犬
ななもり。
さとみ
ななもり。
ななもり。
さとみ
さとみ
莉犬
るぅと
ななもり。
「助けて」
さとみくんから聞いたことのない 言葉だった
ななもり。
ガチャッ!
その言葉と同時にドアを開ける
勢いでドアを引くと 鍵が空いていた
あのさとみくんが鍵を開けっぱなし…?
違和感を覚えつつ 俺はさとみくんの家に上がった
ななもり。
冷や汗が止まらない
俺は辺りを見回す
するとすぐに見つかった
力なく床に倒れているさとみくんが
さとみ
ななもり。
るぅと
莉犬
ななもり。
ななもり。
さとみくんの体を抱き上げると こっちまで暑くなるくらい熱かった
それと…倒れる拍子に 花瓶を倒したのかな
さとみくんの服はかなり濡れていて 寒そうに震えている
ななもり。
莉犬
るぅと
ななもり。
さとみ
反応がない
どうしよう…どうしたら…
さとみ
ななもり。
莉犬
るぅと
突然さとみくんが声を上げる
さとみ
さとみくんは呂律が回っていない中 涙ながらに訴える
俺も必死に頭を回して 聞き取れることを考える
こおんは多分ころちゃん…
けんか…?喧嘩したの?
あの二人が…?
ななもり。
ななもり。
さとみ
ななもり。
莉犬
るぅと
莉犬
ななもり。
そう言った時、 抱えていたさとみくんの体から 力が抜けるのが分かった
ななもり。
ななもり。
さとみ
ななもり。
俺は慌てて声をかけるが 返事は返ってこない
さとみくんの目が閉じる
るぅと
莉犬
二人もパニックになる
これで俺もパニックになったらだめだ…
落ち着かなきゃ…
俺は必死に自分を落ち着かせる
ななもり。
莉犬
莉犬
莉犬くんが出ていく
るぅと
ななもり。
落ち着け…
大丈夫…ちゃんと息もしてるし 高熱で意識が飛んじゃっただけのはず…
とりあえず寝かせなきゃ…
ななもり。
るぅと
俺達はさとみくんをソファに寝かせ 濡れた服を着替えさせた
さとみ
ななもり。
るぅと
ななもり。
ななもり。
焦りから少し解放され 自然にさとみくんの手を握った
さとみ
ななもり。
るぅと
さとみ
俺が手を握ると それに反応したかのように
さとみくんが目を開ける
さとみくんは状況が 理解できていないようだった
そんなさとみくんにすかさず るぅとくんが状況を説明する
るぅと
るぅと
さとみ
さとみくんは少し沈黙した後 ハッとしたように辺りを見回した
さとみ
そう言って起き上がろうとする さとみくんの体は
外から見ても分かるほど 力が入っていなかった
ななもり。
俺は反射的にさとみくんの体を 半分抑えつけるように支えた
ななもり。
ななもり。
さとみ
さとみ
そう言いかけて最後まで言えずに さとみくんは顔を隠した
隙間から見えた頬に涙がつたう
震えるさとみくんの肩を抱きながら 説明しようとしたその時
扉が開く
ガチャッ!
ころん
さとみ
ころん
開いた扉からころちゃんが入ってきて さとみくんを優しく抱きしめた
さとみ
さとみくんは涙ながらに声を絞り出した
ころん
ころちゃんは安堵した様子で涙を流す
ふと二人の後ろを見ると扉の前に 莉犬くんとジェルくんが立っていた
ジェル
莉犬
二人とも微笑みながら こっちを見ている
あぁ、もう大丈夫なんだな
その二人を見て俺はそう悟った
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ななもり。
莉犬
ジェル
るぅと
ななもり。
もう大丈夫だね
俺達はアイコンタクトする
ころん
さとみ
あれ…さとみくん寝てる…?w
まぁまぁ…安心したんだね…w
それから数日
俺達で順々に看病し さとみくんは完治しました
さとみくんは体調崩して 迷惑をかけると必死に謝ってきたけど…
そこじゃないよね?
これだけ一緒に居るのに なんで俺達が怒ること 分かってないかなぁ…
もちろんもれなく全員から 雷が落ちたみたいです^_^
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
天の声
すとぷり