深夜過ぎ。現在日中韓による語り会が
開かれているところ、同時刻。
日本宅の和室にて。
日帝
…すまないな。こんな時間に呼び出して

清王朝
いいんですよ。お互い様ですし。

清王朝
ところで、朝鮮さんは?

清王朝
この話には朝鮮さんも関わっていますし、呼んでおいた方がいいのでは…

日帝
…私も最初は考えた。

日帝
だが、アイツは純粋すぎるが故に、間違いなくこの話にはついていけないだろう。

日帝
かと言って、情報を叩き込むのも気が引けるしな…

清王朝
…嗚呼、それもそうですね。

日帝
中国はどうだったか?

清王朝
おふたりと話す準備をしていましたよ。それはもう楽しそうに。

日帝
成程、そうか。

清王朝
日本さんは?

日帝
日本も大方同じだ。

日帝
普段の様子からは想像できないくらいにはテンションが上がっていたと、海から報告が上がっている。

清王朝
そうですか…

だが、今は共通していることがあるため、
こうして集まっている。
共通点は勿論、自身の弟が
「腐男子」だということだ。
今回は、朝鮮を除く二人で、
一度三国について話し合おう、ということだ
清王朝
話すとは言っても…普段通りに接していればいいのでは?

清王朝
何も知らないふりをしていれば、三国も別に何もしないでしょう?

日帝
そうだな…直接なにかする、という訳ではないだろう

清王朝
というと?

日帝
多分、妄想してるんだろう

清王朝
もうそ………よくそんな言葉知ってますね…?

日帝
少し自分で調べてな

清王朝
あぁ…💧

清王朝
(ご兄弟や同盟の方が知ったら驚愕で反り返ってそうですね…)

清王朝
で、でもそれはまだ偏見に過ぎないのでは…?

日帝
この前枢軸の3P?ってやつを読んでたのを見かけたんだ

清王朝
えっ

日帝
それに私と海が喧嘩しているのを見て妙にニコニコしていたし…

日帝
確かにまだ私の憶測に過ぎないが、疑うのもおかしくはないだろう?

清王朝
…そうですね

日帝
それになんか…お前の…薬漬け…?みたいな……

清王朝
んん……!

清にとって触れづらいであろう話を出すと、
清は顔をしかめた
清王朝
成程…我々の創作は本当に多種多様ですね…!

清王朝
日帝さんの言うことも納得できます…!

日帝
…だな

清王朝
…それでそうなると、少し反応に困るとか、そういうのがあるんでしょうか?

日帝
そんな感じだな

日帝
私もどう接していいのか分からなかった。

日帝
まぁ日本は意外と鈍感だから、疑われずに済んだが

清王朝
まあ確かに自分で何かやばいこと考えていることを想像すると、少し複雑ですよね

日帝
そうだな。

日帝
だから…

?
すみません。

日帝
?!

清王朝
?!

清は凄く驚いた表情をしており、
私もすぐに振り返ってみる
清王朝
え…

日帝
朝鮮?!

朝鮮
こんばんは。日帝さん、
清王朝さん。

清王朝
ど、どうして朝鮮さんがここに…?

朝鮮
申し訳ありません。無理を言ってご兄弟の方々に入れてもらいまして。

日帝
…それよりも、なんでここが分かって…

朝鮮
失礼ながら、あなた達の話を盗み聞きしまして。

清王朝
日帝さん?!

日帝
っ…すまない。まさか聞かれていたとは…

日帝
全く気が付かなかった…

朝鮮
何やら韓国たちの話をする、と仰っていたので。

朝鮮
あなた達が現代で集まるのは珍しいので、少し興味が湧いてしまいまして。

朝鮮
ここまで足を運びました。

日帝
そ、そうか…

朝鮮
失礼なのは重々承知でございます。その点については申し訳ありません。

日帝
い、いやいいんだ…?!

清王朝
頭をあげてください…!

慌てて了承を伝えると、朝鮮は疑問を
浮かべるような顔で頭を上げた
そして清が隣に手を添えると、朝鮮はその
場所にちょこんと座った
日帝
…すまない。これは私の確認不足だ。

日帝
朝鮮が悪い訳ではない。

清王朝
気になっても仕方がありませんよ。我々が集まるなんて

清王朝
ましてや内容が自分の弟の話ですから…

朝鮮
いいのです。私がお二人のお気持ちを考えず、勝手に上がったのは事実ですし。

朝鮮は常に凄く丁寧な言葉遣いで、
自身と相手の立場を弁えて話す。
あまりに丁寧すぎるから、上の立場だとしても思わず萎縮してしまう
朝鮮
それで…失礼ながら、お聞きさせてもらっても?

日帝
…あぁ。

朝鮮
お二方は一体、韓国達の何について話し合おうと…?

日帝
…

何か朝鮮に疑われず話を逸らす方法を模索していた所…
清王朝
あの三国の魅力についてですよ。

朝鮮
?

日帝
?!

清王朝
ほら、あの三国。現代で凄くお仕事なんかを頑張ってるじゃないですか。

清王朝
あの子たち、意外と褒めて伸びるタイプなんですよ。

朝鮮
確かにそうですね…?

清王朝
だから、これからも仕事を頑張ってもらうために、褒め言葉を日帝さんと共に探していたのです。

日帝
…!

言葉を詰まらせていた時、清が咄嗟に別の
話題を出してくれた。
確かに清の言うことは本心でないという
訳では無い。
朝鮮
…

日帝
(どうだ…?)

朝鮮
…なんだ、そうだったんですか。

清王朝
!!!

朝鮮
全く…それなら私も呼んでくださればよかったのに…!

朝鮮
あの子たちの褒める点なんかいくらでも出てきますよ!

日帝
そ、それはすまん…

朝鮮はさっきの重々しげな雰囲気とは違って、
凄く機嫌を良くして話している
もともと朝鮮はあの三国もすごく可愛がっていたため、プラスなことを言って貰えて
嬉しかったのだろう。
朝鮮
それで?今は誰の話でしょうか?

朝鮮
あ、その前に…私も参加してよろしいでしょうか…?

日帝
あ、あぁ。全然いいぞ

清王朝
せっかくですしね…

朝鮮
ふふふ…沢山話しましょうね…!

日帝
あの話は、また後日だな。

日帝
なんだか日本たちとやっていることと変わりない気がするが…

清王朝
まぁ、たまにはいいでしょうね

清王朝
のんびりお話しましょう。

日帝
…そうだな!
