大学の教授の話を聞きながら、今まであったことを振り返る。
テヒョンが現れてから、グク君と会話は減ったし、
テヒョンはなんかご機嫌だし、
グク君はなんかめっちゃ慌ててるし、
でもテヒョンに通ってる大学を教えたら毎日送り迎えしてくれて。
私の家でたまに遊んだりもしてる。
しかもグク君とはまだハンバーガー屋さんでお昼食べてる。
気まずい雰囲気はいつも出てるけど。
でも、私だって、大学へ行ってるだけじゃない。
それだけじゃ生活が成り立たないから、
バイトをしてる。
そのバイト先の先輩がすっごく頼りにできて…
でも、前に、グク君とテヒョンの事を相談したら…
―居酒屋―
いつもまかない作ってくれてほんとにありがとうございます!!(○
ユンギ(以後ユ)いいよ別に。
…あの……相談したい事があるんですけど…(○
ユ)何?
私…彼氏いるんですよ…(○
ユ)……うん。
それで、今は遠距離恋愛してるんです。(○
ユ)うん。
大学でも男友達ができて、その人が凄く優しいんです。(○
ユ)へぇ~
ホワイトデーの時とかはずっと欲しかったチョコくれたりとか…(○
ユ)おん
誕生日にはアクセサリーとかくれる優しい人なんです。(○
ユ)彼氏は?
彼氏は…バレンタインにクッキーをくれましたね…(○
まぁ彼の手作りの物じゃないんですけどねㅋ(○
ユ)はぁ?
私の彼、ずっとおばぁちゃんに育てられてたんです。(○
それで、そのおばぁちゃんがクッキーを作るのが得意で…それで…(○
ユ)でもお前の地元俺と同じだろ?
ぇッ?どこですかッ?(○
ユ)大邱。
あっ、はい!そうです!(○
ユ)俺もすぐ東京に引っ越してきたからもう全然慣れてるけど…
ユ)なんも知らない田舎臭い彼氏もなぁ…
ユ)かといってその大学の男友達もそんなに扱い慣れてるとなぁ…
ユ)他に女がいないかとかもし付き合ったら心配だよな…
そうなんですよ…(○
ユ)……もういっその事俺にすれば?
……えっ…!?!?(○
店員)ユンギせんぱぁ~い?♡
ユ)…チッ……行ってくる。
ぁ……はぃ…(○
いっその事俺にすれば?とか言う人なんだってびっくりした。
まぁかっこよかったけど。
ん~…でもずっとテヒョンと付き合ってるのに…
悩んでるって事は…グク君も気になってるって事だよね…
はぁ…ほんとに私って我儘だなぁ…
そんな事言ってると授業が終わった。
今日もテヒョンを待つ。
もう昔の私とはだいぶ違っちゃったなぁ…
服も、顔も、友達も、彼氏も。
コメント
2件
○○が羨ましいです‥‥w続きも楽しみです!