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B国の家来
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王宮。玉座に座る王の震える声が、冷たい石造りの広間に響きました。 報告に訪れた兵士は、床に額をこすりつけ、 消え入りそうな声で繰り返しました。
B国の家来
B国の家来
B国の家来
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
王の問いに、兵士は涙を堪えながら事実を告げました。
B国の家来
B国の家来
B国の家来
B国の家来
B国の家来
B国の家来
王の頭の中で、これまで息子に浴びせてきた言葉が回馬灯のように駆け巡りました。「敵を憎め」「情を捨てるのが王の役目だ」と、 幼いあの子にどれほど厳しく当たってきたか。
王はふらふらと立ち上がり、青の自室へと向かいました。
主を失った部屋は、驚くほど静かでした。机の上には、戦況を記した地図と共に、一輪の押し花が置かれていました。境界線の花畑に咲く、名もなき小さな花。
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
王はその押し花を手に取り、膝から崩れ落ちました。
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
王宮の外では、青の死を知った民たちが街の明かりを消し、静かに祈りを捧げていました。
「戦を止めてほしい」と、誰よりも平和を愛していた王子の死。 兵士たちもまた、自分たちが守るべき王子の命を、自分たちの「憎しみ」が奪ってしまったという事実に、戦う意欲を完全に失っていました。
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
B国の王様(青のお父さん)
独り、息子の部屋でむせび泣く王の声だけが、月夜のB国に虚しく響いていました。勝利も名誉も、最愛の息子の命の前では、何の価値もないゴミ同然だったのだと、その時ようやく気づいたのです。
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸