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璃空
桜瑠璃(機械ミスで3代目)
さけ👟💛☀𓂃🍵
公式放送が終わり、機材を片付ける音がリビングに響く。いつもなら「終わったー!」と真っ先にさとに飛びつくはずのころだったが、今日だけは体が動かなかった。
目の前では、さととりぬがモニタ一を囲んで、まだ楽しそうに盛り上がっている。
さと
りぬ
りぬ
二人の弾んだ声、重なる視線。りぬを見つめるさとの目は優しくて、僕が入る隙間なんてどこにもないように見えた。
青
青
青
胸の奥を冷たいナイフでなぞられたような痛みが走る。一度「嫌われたかも」と思ってしまうと、もう隣に座っていることさえ苦しくて、ころは逃げるようにさとの寝室へ駆け込んだ。
胸の奥を冷たいナイフでなぞられたような痛みが走る。一度「嫌われたかも」と思ってしまうと、もう隣に座っていることさえ苦しくて、ころは逃げるようにさとの寝室へ駆け込んだ。
カチャン、と静かにドアを閉める。暗い部屋はさとくんの香水の匂いがして、それが余計に寂しさを煽った。ころは震える手でクローゼットを開けると、一番手前にあった、 さとがよく着ている厚手の黒いパーカーを引っ張り出した。
それをがばっと頭から被ると、視界がさとくんの匂いでいっぱいになる。 ころの華奢な体にはあまりに大きすぎるそのパーカーは、指先を完全に隠し、裾は膝のあたりまで届いて、まるでさとくんに包み込まれているような錯覚をさせた。
そのまま吸い寄せられるようにベッドへ倒れ込み、枕元にいたさとみくんのあにまるぬいぐるみをひったくるように抱きしめる。ピンク色の猫耳がついた、自分によく似たはずのその「ぬい」に、今は縋り付くことしかできなかった。
そのまま吸い寄せられるようにベッドへ倒れ込み、枕元にいたさとみくんのあにまるぬいぐるみをひったくるように抱きしめる。ピンク色の猫耳がついた、自分によく似たはずのその「ぬい」に、今は縋り付くことしかできなかった。
青
青
パーカーの長い袖で目をこすっても、涙はポロポロと溢れて、止まってくれない。 「さとくん、僕のこと、嫌いになっちゃったのかな・・・・・・」 可愛いよね・・・・・・」 「りぬくんのほうが、ずっと 心の中に溜まっていた不安が、独り言と一緒に涙になってこぼれ落ちる。
青
青
ぬいぐるみの頭を自分の涙でぐっしょりと濡らしながら、ころは一人で泣き続けた。泣いて、泣き叫んで、酸素がうまく吸えなくなるくらい泣いて・・・・・・。そのまま意識が遠のき、ころはさとのパーカーと「ぬい」を必死に抱きしめたまま、深い眠りに落ちていった。
しばらくして、玄関のドアが閉まる音がした。「じゃあなりぬ」というさとの声が聞こえ、家の中に静寂が戻る。 莉犬を見送ったさとは、姿を消したころんを心配して、すぐに寝室のドアをそっと開けた。
さと
ベッドの上を見て、さとは思わず息を呑んだ。 そこには、自分のぶかぶかのパーカーに溺れるようにして丸まっている、小さな塊があった。
さと
さと
さとはベッドの横に膝をつき、愛おしそうに目を細めた。 指先まで隠れた長い袖、自分のパーカーの中で小さくなっている姿。それは、誰が見ても 「自分への執着」そのもので。
さと
さと
さと
さとがそっと、ころの頬にかかる髪を払ったその時。
青
青
ころが苦しそうに眉を寄せて寝言を漏らした。それと同時に、閉じられたまぶたから涙がこぼれ落ちました。
青
青
さと
さと
さと
さとは胸を締め付けられるような愛おしさに襲われ、たまらずパーカーごと、ころを腕の中に引き寄せた。 布団の上からでも伝わる、ころの小さな体温と震え。
さと
さと
さと
さと
さと
さとは、自分の匂いに包まれて泣いている 「世界で一番かわいい彼女」を、壊れ物を扱うように、でも絶対に離さないという強さで、ぎゅーっと抱きしめ返した。
さと
さと
さとはころの耳元でそう囁くと、パーカ一の隙間から覗く白い首筋に、優しく口づけを落とした。
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