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pn

……

▶︎元の世界に戻る

pn

……俺、戻るよ

tr

えっ、

sn

、……そう、ですか

kr

kr

tr、どうかしたの?

俺の答えに、snよりも早くtrが声を出した。

tr

え、あ、ごめんなさい、なんでもないです

pn

……?

まぁ、trって仲間想いだし、ここでみんなと過ごしてたいって思うのかもしれないな。

でも、俺はやっぱり元の世界に戻ることにする。

やっぱり、この作り物の世界に居たって、いつかはダメになる気がするし。

それに、それに、やっぱり俺たちが今まで過ごしてきたのはあっちなんだ。

ここじゃなくて、あっち。

sn

……わかりました。

sn

pnさんの選択なら、僕ももう何も言いません。

snは、あの謎の機材の元に行って、何か操作をした。

すると、どこからか水色の扉が現れた。

sn

それを通ると、元の世界に帰れます。

sn

……お元気で

snは水色の扉を指差して言った。

snの顔は、やっぱりどこか沈んでいた。

pn

……うん

俺はsnに抱きついた。

pn

……俺、お前のことマジで愛してるから

sn

sn

……ははっ、僕だって愛してますよ

snは俺の手をとってそっと唇を落とした。

sn

……何があっても、ね

pn

っ……おう……

sn

あはっ、ま~た照れてる(笑)

pn

う、うるせー!

俺たちはまたからかいあった。いつものように。

もうこの日常は戻って来ないけれど。

pn

……じゃあな、sn

sn

うん。……お元気で

俺はドアノブに手をかけた。

いつもと何ら変わらない日常。

俺もkrさんもtrも、みんな仲良くやっている。

……でも、何か足りない。

最近変な夢を見る。

誰かが、ひたすら俺の名前を呼んでる夢だ。

この声、誰だ?

分からない。

こんな声の持ち主知らない。

中性的で、女の子みたいで、でも男ともとれて。

〈pnさん〉

〈pnさ〜ん〉

〈pnさん?〉

〈pnさん!!〉

誰だ?誰なんだよ……

愛おしげな声で、噛み締めるように、ただただ俺を呼んでいる。

この温もりはなんだ?

わからない。

怖い。

思い出せない。

ガバッ

pn

っ、は……は……

いつもなんだか胸が苦しくなってしまう。

最後まで聞いてられなくて、でも起きれなくて。

pn

っ、だれ……誰なんだよ……お前……

〈pnさん〉

また、俺を呼ぶ声が聞こえた。

ーEND2 『鳥籠を脱したはずの鳥』

??

まぁ……pnさんなら、思い出せなくて苦しむ道もあるかもですけどね

真っ暗な空間の中。

バグを起こしている機械と、ただ1つだけ、人影があった。

??

一生僕のために苦しんでくれるなら……

??

ふふ、それはそれで幸せだなぁ!

"それ"はまた笑いながら、ただ1人の名前を呼んでいた。

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