テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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孤独の飾り神社

第17話 - 愚痴

2023年12月01日

#一次創作

#恋愛

ピノコ。

リプス・ネレウス

そして母さんが帰ってこなくなってから5日。
僕たちはまともに飯が食えなくて

天野海翔

お腹すいたよ....お兄ちゃん...

天野琳

それは僕もだよ....

天野海翔

お兄ちゃん、なんか目の前ふらふらする、

天野海翔

眠い.....

天野琳

待て、お前まで...(ｸﾗｯ

天野琳

(嗚呼、僕も限界きたんだね...)

天野海翔

お兄ちゃん....

天野琳

うん、わかってる

一緒に死のう

リプス・ネレウス

僕達は、そのまま餓死した。

天野琳

ここは、天国、？

頂点の神

ようこそ

天野海翔

、！？

頂点の神

君達はなんで死んだのかな？

天野海翔

餓死、母さんが帰ってこなくて...まともに食えなくて、

頂点の神

そうかそうか、可哀想に

頂点の神

実はここでは仕方なく死んだものには何か願いを叶えるんだ。なんでもいいぞ。言ってみなさい

天野海翔

じゃあ、！

頂点の神

ただし！生き返るのは無理だぞ。

頂点の神

それ以外なら叶えてやろう

天野海翔

っ.......

天野琳

それなら......

天野琳

僕達をここで生かしてくれませんか？

頂点の神

生かすと言うと？

天野琳

....天使とか、悪魔とか、そういうのにして欲しいんです！

天野海翔

はっ！？正気かよお兄ちゃん、

天野琳

これ以上僕達のような人を増やさせないうよに。さ？

天野海翔

........出来るかな、

天野琳

出来るじゃない。やるんだ
僕達なら大丈夫さ

天野海翔

....うん、！

頂点の神

御意。
ではお前らは天獄へと送る

天野琳

え？

うわぁ！？

天野琳

ここ、どこ、？

天野海翔

わかんない、

神の左

ようこそ天獄へ

神の左

早速ですがあなた達に名前を付けさせていただきます

天野琳

え？僕にはもう名前が.....

神の左

ここでの仮名ですよ。
では琳さん。あなたは

神の左

「リプス・ネレウス」です

天野琳

リプス....ネレウス、？

神の左

続いて海翔さん。
あなたは

神の左

「ガイア・エリス」です

天野海翔

ガイア...エリス.....
なんかかっけぇ！！

神の左

ここでの過ごし方はこの教科書に書いてます

神の左

よく目を通すように
何かあったら直ぐにお呼びを

神の左

では

天野琳

あっ、

天野海翔

どうする、？

天野琳

.....とりあえず、互いに天使になるために頑張ろう！

天野海翔

....うん！

リプス・ネレウス

だけど、見てしまったんだ

天野琳

ガイa

天野海翔

テュール！はい！飯！

テュール

ありがとな、！ガイア！

天野琳

っ！？
(嘘、海翔が....ルール違反、？)

天野琳

おい、！

天野海翔

やべ、行くぞ！

テュール

あ、嗚呼！

天野琳

かい.....

天野海翔

.......

天野琳

.......行っちゃった、

リプス・ネレウス

最初はただこいつと仲良いだけだと思ってた、でも次第に違うことに気づいた

神1

ガイアってほんと面白いよな〜w

ガイア・エリス

さんきゅーw

リプス・ネレウス

...？

神1

あ、お前ってさ。ここに来て後悔したことないの？

ガイア・エリス

んな事ないよwここの方が楽だよ

ガイア・エリス

それに人間時代の俺の母親さ。
ろくに飯食わせてくれなかったし。
風呂も入れてくれなかった。
父親もさ、俺庇って死んでさ..
目に傷できて眼帯して学校に行く毎日
いじめばっかされたよ笑

神1

まじ？貧乏だしかわいそw
まぁ飯食えただけで良かったじゃん

ガイア・エリス

まぁな、でも米とふりかけ、味噌汁くらいしか食べたこと無かった

神1

やっば！？w

ガイア・エリス

だろ？wwもっといいとこに産まれたかった、とは思う

リプス・ネレウス

......ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ

リプス・ネレウス

(は、？お母さんが僕たちにどれだけ愛を尽くしてきたか分からねぇの？飯食えるだけでもありがたく思え、我儘言うなよ。お母さんは僕達の幸せを毎日願って、他の何よりも大切にしてくれたのに、)

リプス・ネレウス

(お父さんの事まで...そもそも飛び出したのはお前だろ、そのせいで父さんは死んだんだぞ、。お前のせいで、それなのに文句言いやがって、お前のせいで、お前のせいでお父さんもみんなみんな....！！)

ガイアはとにかく、お母さんやお父さんの愚痴を言っていた。それに僕は腹が立ったんだ。

そして、この時僕は思ったんだ

リプス・ネレウス

(....いつか頂点に立って、その時はあいつを絶対、)

絶対あいつを

リプス・ネレウス

殺す、ガイア.....

ガイア・エリス

でもさーーーー.....

リプス・ネレウス

....(去

消すってさ。

……To be continued

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