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コメント
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7月10日 01:29
ぺいんと
ぺいんと
らだがいなくなってちょうど一ヶ月が経過しようとしていた
面談が定期的にあるが約束を守り飲んでないせいか最近は夢見が悪くよく眠れず途中で起きてしまう
そのせいで目の下のクマが段々と濃くなってきている気がする
ぺいんと
ノア
ぺいんと
猫に関してはシスターの許可を得ることにも成功したのでシスター公認でみんなでお世話をしている
ぺいんと
ノアはとても手間がかからずきちんと人間の言葉を理解しその都度臨機応変に対応している場面が度々見受けられた
ぺいんと
ノア
ノアも全く眠くない様で僕はノアの毛並みを整えたり撫でたりおもちゃでノアに遊んでもらったり一緒にのんびりしたりと過ごした
とても楽しかったと同時にこの時間もいつかは終わってしまうと考えると考えてしまうと悲しくなった
ぺいんと
だからだろうか、らだにも話せないことをノアに伝えたくなり独り言の様に呟いた
ノア
ぺいんと
それにしても寿命をした後からノアさんの様子がソワソワしている
ぺいんと
ぺいんと
ノア
ぺし！
冗談めかした事を言って場を和ませようとしたが…ちょと痛めの猫パンチを喰らわせられた
ぺいんと
言葉を間違えてしまったので僕の上に座ったノアは不機嫌になり器用に扉の隙間に腕を突っ込んで扉を開けた
ぺいんと
5:30
ベットの少し横にある窓の外を見つけているとノアがトラゾーを連れて部屋に入ってきた
ノア
トラゾー
ガチャ
しにがみ
どうやら呼んだのはトラゾーだけではなくしにがみさんも後ろから顔を覗かせてきた
しかも2人とも寝起きという感じではなく少し目が冴えている様だった
ぺいんと
トラゾー
しにがみ
ノア
ベシベシと強めの猫パンチを僕に喰らわして何かを訴えている様だ
ぺいんと
さっきより痛くないので優しい猫パンチなのだ
トラゾー
しにがみ
ノア
ぺいんと
僕の懐に入れていたはずのらだのツノをノアは加えこちらに威嚇してきた
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
正直心当たりが一つだけあるので僕は"もしかしてさっきの話？"とノアに聞いてみたら
ノア
約４時間前に僕がつぶやいた独り言を覚えている様だった
ぺいんと
ｷﾞｭｯ
ぺいんと
いきなり心臓が握り潰されるそんな苦しい感覚に襲われ息が苦しくなってきた
トラゾー
ノア
しにがみ
ﾀｯﾀｯﾀ
ぺいんと
呼吸はまるで犬の様になってしまい視界もみんなの声も遠くに聞こえてくる
トラゾー
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
周りを見渡してみると真っ白な空間にポツリと僕がいる感じだった
どうしてだかこの空間では怖いや不気味などのマイナスイメージを持たなかった
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