怖い話

5月6日。

ビルとビルの間の家は もう誰も住んでなく 柵でおおわれている

深夜2時

柵でおおわれているため そこを通り抜けなきゃ行けないのだ

3人とも怪我をしたものの柵の内側に入ることが出来た

3人は冒険をしている気分になり、どんどん奥へと進んで行った

そこは今までの部屋より はるかに雰囲気が違った

6月7日。 今日は真理の誕生日だ。 ご馳走にする。 今日はサラも一方的に手伝ってくれた。

7月10日。 真理が病気にかかった。 妻の香理奈も頭を悩ませている。 真理は入院することになった。

8月1日。 サラが階段から落ち、大怪我をした 学校を当分休ませる必要がある。

8月13日。 妻が仕事を辞めた。 これでサラの心配をすることがない。 一人で給料を稼ぐのは大変だが、 家族の為にも頑張ろう。

8月20日。 真理が死んだ。

3人の顔が青ざめていく。それでも蒼とゆなと由香はノートを見るのを辞めない。

9月17日。 妻が顔をキッチンで燃やす。 だが私には何もすることが出来ない

それからしばらく白紙が続いた。

11月3日。 若い男女の来客アリ。

11月10日。 大勢の来客アリ。 サラと香理奈を連れて行った。

ここからは来客の事しか 書いていない。

5月7日。 3人の少女の来客アリ。

三人は一気に青ざめ、 その家を飛び出し家に帰った

その日蒼は眠れなかった。

妙に真理という子の入院期間が長かったから。それに

なぜ妻を助けることが出来なかったのか。

日記に書いてあるのは自分たちの事だったのか。

その次の日三人は破傷風の病気 にかかった、と。