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読む前→発狂 途中→吐血 最後→号泣
この話だけで何回床にスマホを叩きつけたことか…(???) 続き…まずしゃけさん視点からだな…(?)
りりあさん続きファイトで〜す(((
青い空の下、深紅の色が弾ける
数が多い敵国の兵士
強くはない、地道に倒していけばなんとかなる
br
近距離の場合、弓矢では厳しい
僕は一歩下がってナイフを取り出す
shk
br
彼に背中を預け敵国の兵士に向かって走る
攻撃を避けながらナイフで刺す
呻き声を上げながらいくつもの死体が倒れていく
ああ"ッ...!
後ろからシャークんとは違う、声が聞こえた
振り返るとそこには死体と、シャークんの姿があった
shk
br
微笑を浮かべて死体を見つめる
死体の手元にあるナイフ
シャークんが気づいてくれなかったらもしかしたら僕は、傷を負っていたかもしれない
最悪の場合だって考えられる
shk
緑色の彼は僕の手を掴み、走り出す
僕も彼に並んで、精一杯走った
shk
シャークんは敵を警戒しつつ声を出す
ジジッ
インカムの音に僕らは反応する
sm
目的の場所、それは安易に侵入できそうな場所
br
sm
shk
スマイル、彼は情報部隊だ
城の中の構造の情報も掴んでいるのだろう
僕らはスマイルの指示に従い、総統室へと向かった
shk
総統室、1人の総統とその護衛らしき人が1人
こちらを睨んでくる
シャークんはの視線は、そんな敵の顔にすら向いていない
どう倒すか考えているのだ
shk
彼は、静かに笑っていた
嬉しそうに
敵から見れば、シャークんの顔は "恐ろしい"、そう思えるのだろう
でも僕からすれば"頼もしい"
シャークんは、ナイフを取り出し敵総統に向かって走る
僕にできること
それは
護衛を殺す
僕は目を大きく開いて弓を引く
失敗は許されない
一発で当てる
強く燃えた思いを込めて、矢を放った
br
当たった
護衛は倒れ、真紅を溢れさせる
シャークんと敵総統が気になり目を向けてみる
shk
シャークんの足元には、総統の死体があった
br
僕はシャークんの隣に行った
良くないことはわかっている
僕なんかが隣で肩を並べるべきではない
僕は贅沢だ
彼とずっと相方でいたい
共に戦っていたい
だなんて
shk
シャークんはインカムをつけ、話し出す
shk
shk
カタッ
br
プラスチックが落ちるような音
そして足首に感じた痛み
恐る恐る振り返る
br
僕は、目を疑った
shk
伝え終えたのか、彼は僕に声をかけた
br
額、手、脇、汗でびしょびしょだ
足が少し震えている
shk
彼に手首を掴まれる
なにを言われるのだろうか
今の僕は弱々しい、捨てられて…しまうのかもしれない
br
彼になにも言わせたくない
br
生きている間だけは仲間でいたい
br
br
br
僕の情けない姿
大粒の涙を零して
震えて
幻滅されたかもしれない
あ゛あ゛あ゛あ゛
br
悲痛な叫び声
ひとつじゃない、たくさん聞こえる
窓から外を見るとそこは
────火の海だった
shk
br
煙の匂い
角を曲がると、炎が上がっていた
shk
道を戻ってみよう、そう思い後ろを向く
shk
Broooockの姿は、見当たらなかった
もう城から出た?
そんなわけない…
なにも言わずに離れるわけがない
多分、Broooockは…
まだ城のどこかにいるはず
br
br
息が苦しい
僕はきっと、生きて城から出ることはないのだろう
例え出られたとしても、僕は死ぬ
僕は
────毒入りの注射を刺されてしまった
シャークんがインカムで話していた時、音が鳴った
振り返った時に見たのは、総統の死体と手元にあった注射
総統はまだ死んでいなかった
どうやら意識があったらしい
毒だと気づいたのはすぐだ
徐々に毒が体を巡って、苦しくなったいった
総統は死んだと思い込んで警戒をしていなかった僕の自業自得なのだ
br
僕の体は前に倒れた
痺れている
動かない
目を開かない
真っ暗
やっと…消えられる
迷惑ばかりかけてたけど
少しでも…役に、…立てた…かな
結局、謝れなかったなぁ…
伝わらないだろうけど…
ごめん…ね
shk
シャークん…
最期まで傍にいてくれるんだね
本当に、僕にはもったいないくらいいい相方だなぁ
シャークん、僕は幸せだったよ
自分が弱いのは辛かったけど、
でも…でもねッ…
みんなに…出逢えて良かったって…
心の底から思ってる
あぁ…
そろそろ…
地獄に落ちるみたい…
こんな僕が…
幸せになっちゃったからッ…w
でも、…
いいや…w
地獄に落ちたって
だって…
地獄に落ちてもいいくらい、幸せだったから…