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今回てるとくん視点!

1週間後

てるとくん

今日もまひとくん来ないのかな?

寂しくてずっと隣の席を見ていると誰かが座った。

てるとくん


まひとくん!!!!

まひとくん

っ、

てるとくん

まひとくんおはよう!

てるとくん

ねぇ、まひとくん、僕、まひとくんの気に触るようなことしちゃった?
ごめんね。

てるとくん

もし、嫌なとこあったら、直すから、僕のこと、許して?

まひとくん

別にそんなんじゃ、、、

まひとくん

ごめん、、、

まひとくんが僕を見ずに教室から出ていく。

その背中を僕は黙って見る事しかできなかった。

放課後

てるとくん

ねぇ!まひとくん!

まひとくん

、、、、、。

てるとくん

ねぇ!まひとくん!

まひとくん

、、、、、、。

てるとくん

そんなに僕と会話するのが嫌?

まひとくん

ちがっ、

てるとくん

違くないよ。
この前から無視ばっかり。

てるとくん

そんなに僕が嫌いなら、いっそ、まひとくんの前から消えてあげるよ!

まひとくん

てるちゃん、

てるとくん

ほらね。
結局理由も言ってくれない。

てるとくん

そうやってはぐらかすまひとくんなんて

てるとくん

大っ嫌い!

誰もいなくなった教室に僕の怒声が静かに響いた。

まひとくんの顔もろくに見ないまま、僕は走って教室を飛び出した。

まひとくん

ごめん、てるちゃん。

まひとくんの小さな呟きは僕には届かなかった。

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