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憂汰

え、うん、昨日のは夢ではなく、現実であり?

憂汰

うんうん、よく分かんない

ニャー

憂汰

黒猫...
横切ったら不吉なこと起こるんだっけ?

憂汰

あーやだやだ、早く学校行こ...

憂汰

本当に今日は調子狂う...

ニャー

憂汰

また黒猫...
2回目だから逆にいい事起こるかも?

ニャー...

憂汰

...(この猫、なんかおかしい?)

ジジッ...

憂汰

...?

バキッ

??

ちょっと警戒心が足りないんじゃないんデスカ?

憂汰

ひっ...

バサッ

木兎

テメェ...

??

いやごめんって、そんな怒らないでよ
からかっただけだし!

木兎

ふざけんじゃねーよ黒尾!

黒尾

いやー、おたくの子警戒心無さすぎじゃない?

憂汰

え、人?!

黒尾

どーも、猫の国の頭領、黒尾デース

黒尾

これからもお見知り置きを

憂汰

へ、はい...

木兎

もう少しさ、警戒心持ってよ!お前結構すげえ奴なんだぞ!

憂汰

そんな昨日今日でいきなり...

木兎

んーわかった!だから、
これから変な動物を見かけたら、離れること!

憂汰

なんで、動物?

木兎

だいたい動物か人に化けてるから!

憂汰

はーい

木兎

うーんやっぱ心配!

赤葦

あ、おかえりなさい
なにが心配なんですか?

木兎

憂汰が敵に襲われないか!

赤葦

結界張っとけばいいんじゃないですか?

木兎

でも神社内しか張れないし...

赤葦

て言うか他の国を攻撃するのはご法度ですし、
杞憂ですよ

木兎

赤葦はわかってないなー
これだから若造は...

赤葦

なっ...

憂汰

あのー、なんで俺が攻撃されるんですか?

木兎

憂汰は自分の価値を解ってない!

赤葦

俺も地味に解ってないです
教えてくれませんか?

木兎

それならここじゃあ暗いし、中で話そう!

憂汰

わあ、こんな部屋あったんですね

木兎

ああ、俺たち専用の部屋!

小見

なんで俺たちまで集めたんだよ

木兎

本題に入ろう

木兎

まず、憂汰が千年に一人の奇跡の子ってことは
言っただろ?

木葉

嗚呼

木兎

何処に千年に一人の価値があると思うか?

木葉

顔だな

猿杙

小見

顔だろ

赤葦

顔ですね

鷲尾

...

木兎

まぁ顔も含めてだけど!

憂汰

ええ...

木兎

憂汰は、天照に寵愛され“過ぎている”稀な存在でさ!
憂汰がこの世に生まれたことによって、この国の均衡がかなり狂った

憂汰

寵愛...

木葉

なるほど、他の国からすると喉から手が出るほど欲しい存在って訳か

木兎

そう!

赤葦

木兎さんよく寵愛とか均衡とか難しい言葉知ってますね

木兎

お前な、俺この中で1番歳上なの!

木葉

まぁとにかく、憂汰を梟の子にしたら梟の国が莫大な力を持つ事を望んでいない奴らが全力で阻止しに来るだろうな、

木葉

契約を結ぶ前は奪いに来るだろうし、結んだあとは取り消せないから...

憂汰

...?

木葉

...殺すしかないと

憂汰

ひっ...

小見

大丈夫!心配するなよ
死なねえよ

憂汰

はい

木葉

(あー可愛いなこいつ...)

赤葦

(なんだっけ、食べたくなる現象...)
※キュートアグレッション

憂汰〜

憂汰

何?

あんた明日誕生日でしょう!

何食べたいか決めといてね

あとほしいものとか言っといて!

憂汰

ありがと、じゃあ唐揚げ食べたい

分かった

憂汰

いってきまーす

木兎

憂汰!
今日だな!

憂汰

あ、はい、16歳になりました

小見

お、じゃあもう契約しとくか!

憂汰

契約ってどうやってするんですか?

猿杙

木兎に任せとけば終わるよ

木兎

安心しろすぐ終わるからな!

キイイン...

憂汰

...あ、れ...(なんか、力が...)

ブチッ

木兎

...た

木兎

憂汰!

憂汰

あ...れ、今

木兎

契約は終わったぜ!鏡見ろ!

憂汰

憂汰

あ、なんか目の色?変わった?

木葉

お、青っぽいな
赤葦と一緒か

赤葦

色が変わったんじゃなくて、青く光ってるだけだよ

憂汰

へぇ...学校でバレなきゃいいけど...

木葉

(な、なんか...目が蒼く光ってより儚い印象に...)

鷲尾

(...美しいな)

絶世の美男子(??)、梟の神様達に寵愛される

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