次の日…
藍
よしっ!
昼休みだァ!
昼休みだァ!
杏子
藍!遊ぼ!
藍
おっけー!
たたたっ…
その頃、屋上では…
廉
おい!何なんだよ!わざわざ呼び出して!!
美緒
えっとぉー
美緒
私、改めて、廉君の事、すっ……好きですっ!
廉
はぁ?
廉
(急に告るとかやめろよ!)
廉
(昨日も那美に告られたし…)
廉
あ、あのさ、
廉
俺、心に決めた人がいるんだよ!!!
美緒
・・・
美緒
…だっ…誰なの?
廉
言うなよ!
廉
藍。
・・・・・・
廉
じゃ、
たたたっ…
美緒
…チッ…
杏子
あーっ!疲れたー!
藍
うん!
めっちゃ疲れた…
めっちゃ疲れた…
ギャーっ!!!
藍
ん?
杏子
な、何?
嫌ーっ! ギャーっ!
クラスメイト
屋上だ!
ドドドドドっ…
美緒
あっ…
そこには…
血まみれの包丁と、
倒れている那美がいた。
クラスメイト
嫌っ…
クラスメイト
どうなってんの?
クラスメイト
あ…あ…
クラスメイト
怖っ…
色々な声が聞こえる。
どれも、驚きを隠せない様な声だった。