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天獄改正

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天獄改正

1 - お目覚めになられたようです

2026年02月02日

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白鳥

...ッ

白鳥

ここはどこだ...?

白鳥

ここは...サウナか...?

白鳥

ってなんでサウナなんかに!

白鳥

今日確か仕事だよな!?

白鳥

早く出ないと!

白鳥

ってえ?

白鳥

どうなってるのこれ?

白鳥

サウナ出たら少なくともこんな豪華なところではないはず...

白鳥

というか俺いつの間にか服着てる...

天国案内天使

あ、どうも、お目覚めになられたのですね😆

白鳥

え?

白鳥

まあ、そうですけど...

天国案内天使

えっと...ちょっと待ってくださいね...

天国案内天使

あった...これだ!

白鳥

天国案内天使

あなたは死んで天国に来ました!!!!

白鳥

天国案内天使

あれ、マニュアルにはこう書いてあるはずなんだけど...違ったかな?

天国案内天使

あの、すいません先輩これどうやってやるんですか

案内人の先輩

バカだなお前は

白鳥

うわっ(急に現れたぞ...)

案内人の先輩

少々お待ちくださいね〜

白鳥

は、はい...

白鳥

(え?これなに?夢?)

白鳥

(天国ってなんだ..?あの天国だよな...)

案内人の先輩

確かマニュアルではそれで間違いないんだけどな...

天国案内天使

ですよね?でもなんでこんな反応なんですか

案内人の先輩

わかんないがとりあえず、お話ししてみよう

案内人の先輩

すいません、お名前は白鳥真助「しらとりしんすけ」様でお間違いないでしょうか

白鳥

は、はい...

白鳥

あ、あのここってどこなんですか、変な質問しちゃってごめんなさい...

案内人の先輩

ここは地上世界から天国に入場して最初に一息つく場所です、あ、それはサウナでここは死んだ人が色々天国について案内を受ける場所です

白鳥

は、は...言ってる意味がよく分からないんですけど...

案内人の先輩

あれ?なんで通じないんだ...

案内人の先輩

あ、記憶のムービーを最初に閲覧させないとけないんだった!

案内人の先輩

大変申し訳ありません!すぐさま記憶のムービーを用意するので少々お待ちを!

案内人の先輩

ほら!君も手伝って!

天国案内天使

は、はい!

白鳥

...

白鳥

...

白鳥

本当に何を言ってるのか分からないぞ...

案内人の先輩

お待たせしました、こちらへどうぞ

白鳥

はい...

いつものように退勤してた時...

白鳥

(いやあ、今日も疲れた)

白鳥

(まあ、明日休みだし充実した生活を送ろう)

っでここで列車の車輪が線路から外れて

白鳥

え?うああああああああああああ

どーんってなっちゃったらしいです

案内人の先輩

まあこんな感じです

白鳥

チョtっってええ

白鳥

ええ????

白鳥

ええええ?

白鳥

俺って死んだんですか???

案内人の先輩

そうですね

白鳥

え、え、え、?

案内人の先輩

まあそんな焦らなでください

白鳥

焦るに決まってるじゃないですか!!???!

白鳥

僕もう少しで給与UPだったんですよ!?!?!?

白鳥

なんでえええ!?

案内人の先輩

落ち着いてくださいって、ほらこれ水です

白鳥

はあ、はあ..ありがとうございます...

白鳥

...

白鳥

一体なんでこんなことに...

案内人の先輩

安心してください、あなたはもう働かなくていいですよ

白鳥

え?

案内人の先輩

ここは天国です、働かなくても衣食住はありますし何より遊び放題ですよ

白鳥

あ、そっか!え!じゃあ僕は国に納税しなくていいし責任に押し潰されなくていいってことですか?!?

案内人の先輩

そういうことです

白鳥

やっったああああああ!!!!!!!

案内人の先輩

それにこの外にはいろいろな娯楽がありますよ、ぜひ楽しんでください

白鳥

はい!ありがとうございます!!!!

白鳥

(マジかあ...生きててよかったああ..)

...

白鳥

(まずは死んだばあちゃんに会いに行こう!いやあ懐かしいなああ!!あとポチとみーちゃんとぴーちゃんに会っていやあ!天国最高!!!!そうだばあちゃんがよく連れてってくれた遊園地にばあちゃんと一緒に行こう!)

白鳥

いえええええええええい🤪

白鳥

...

白鳥

...

白鳥

え?なんで誰もいないの?いや確かにいるんだけどさ

中華屋の天使

いいいい、いらっしゃああいませえ

服屋の天使

お客様あああまズズズずいぶん、素敵なきき着こなしですね...

白鳥

天使しかいない...

白鳥

え?冷静に考えてなんでだろう?

白鳥

しかもなんでこんなに緊張してるんだか...

白鳥

はあ...

白鳥

いやもしかしたら遊園地でみんな待ってたりして

白鳥

うんきっとそうに違いない!

白鳥

おーーーーーーーーい!!!!!!!!!!

白鳥

だれかたすけてーーー!!!!!!!!

白鳥

なんで誰もいないんだよーーー!!!

白鳥

その代わりに

従業員達

いらっしゃいませー!!

従業員達

アイスクリームはどう!!?

従業員達

あっちのジェットコースター乗ってみてよー!!

従業員達

ほらほら観覧車だよ!!!

白鳥

なんなんだよこの人たちは!!!!!!!!!

...

やっと来たみたいだね

白鳥

そ、その声は!!

従業員

いらっしゃいませー!!

白鳥

誰ですか〜〜!!

白鳥

もう勘弁してくださいよ〜

従業員

まあまあそう言わずに、観覧車乗ってってよ、僕と一緒に話そう

白鳥

なんでですか...

従業員

この世界について詳しく教えてあげる

白鳥

え?本当ですか?

白鳥

乗ります!!

従業員

交渉成立だねー♪

従業員

まあ君は死んだわけだけどそれは理解できるかい?

白鳥

はい!理解できます!

従業員

それがわかってるなら話は早い

従業員

単刀直入に言うと天国の人間はただ一人君しかいない

白鳥

ほえ?

従業員

まあ、これなんでかって言うと法律でね少しでも悪いことしたら天国に入場できませんよってやつが天国と地獄統一で定められてるんだわ

白鳥

え、ちょt

従業員

それで君は一人しかいないわけだからみんな大喜びよ

従業員

きっと最初の案内役の方達も初めての対応だから慣れてないよねー

従業員

多分他の店の人も緊張してると思うよっ

白鳥

ちょっとまっt

従業員

だけどうちの従業員達は違うんだ、日頃から訓練してたからねそれなりの対応ry

白鳥

ちょっと待ってくださいって

従業員

ああ、話しすぎたね

白鳥

つまり他のみんなは地獄ってことですか?

従業員

そうだね、でも君よく天国に来れたね、悪いことなんて誰でもするでしょ、ちっちゃい時にありを殺したらもうそこでリタイアだしね、嘘ついてもリタイア、まあ当然人を殺してもリタイアだよ。そう考えると君は奇跡の子だ

白鳥

ばあちゃんもみんな地獄ってことか...

従業員

君名前なんていうの

白鳥

白鳥 真助です...

従業員

真助いい名前だね、僕はキー、みんなからはキーちゃん呼ばれてる

白鳥

じゃあ、キーちゃんって呼びますね..

キーちゃん

うん、ただ君は自由なんだよ、これは悪いことを全くしなかった君の権限だよ。だから存分に楽しんでらっしゃい

キーちゃん

お、もうそろそろ観覧車が一周しちゃうね

キーちゃん

また、この天国でわからないことがあったら聞いてね、僕結構物知りだから

白鳥

うん...ありがとうございます

白鳥

はあ...

あれ以降、数時間経ってまた遊園地に戻ってきました

白鳥

はあ...

白鳥

一人で食べるソフトクリームがこんなにまずいって思わなかったよ..

白鳥

(あれ...なんかどっかから水の音が聞こえる)

白鳥

なんだろチラ

白鳥

あのここで何やってるんですかー?

ん?聞いたことない声ですね

新人さんですか?

白鳥

あ、どうも...

白鳥

えっとなんて言えばいいんでしょうか...

白鳥

人間です...

あー!君があの人間さんですか!、白鳥さんですよね!

ガイア

私、ガイアって言います!よろしくお願いしますね

白鳥

あ、えっとよろしくお願いします!

白鳥

あの、ガイアさんもここの遊園地の従業員ですか?

ガイア

私ですか?私はただ植物達に水を与えてるだけですよ

白鳥

え?つまりは従業員じゃないってことですか?

ガイア

はい!あ、すみません従業員の方呼びましょうか?

白鳥

いえいえ!大丈夫です!...でもなんで従業員でもないのに水やりしてるんですか?

ガイア

やっぱり綺麗なものは綺麗なままにしたいですよね

白鳥

そうですね

ガイア

そういうことです、私は自然が大好きです、草木が日を跨ぐごとに大きくなっていって...そういうのにとても生命を感じていてそういうところが自然の良さというか、

白鳥

(水を与えすぎちゃって植物達が遊園地の道にはみ出てるような...)

ガイア

なんと言ってもここの植物達はとても綺麗で私のお気に入りです

ガイア

だからこうやって水やりをしているんです

白鳥

へえ...素敵な趣味ですね、でも勝手に水やりしたら従業員の方に怒られちゃいますよ

ガイア

え?なんでですか?

白鳥

だってこの遊園地は誰かの所有権があるわけで、もちろんその中にあるこの植物達だってその人のものですよ

白鳥

ガイアさんだって毎日自分の家で育ててるお花に誰かがなんかやってると思ったらなんか嫌な感じしませんか?良かれと思ってやっていても別にやらなくていいって思いますよね

ガイア

まあ、そうだったのね...ごめんなさいね...

白鳥

でも、ガイアさんのその素敵な考えは捨てちゃダメです!、自分従業員の方ここの植物達に水やりしていいか聞いてきますね!

ガイア

え?ありがとうございます!

キーちゃん

あーそれ大丈夫だよ〜

白鳥

!?

白鳥

キーちゃん!

キーちゃん

僕前からガイアさんが水やりしてたところ見てたけどなんか幸せそうだったし従業員の間で決めてガイアさんは水やりしてくれて大丈夫だよーっていうの決めてたんだ

白鳥

あ、そうだったんだ

白鳥

よかったですねガイアさん!

ガイア

あ、え、えへへ

キーちゃん

じゃあガイアさん引き続き頑張ってね〜もうガイアさんはうちの従業員みたいなもんだから

ガイア

はい!

キーちゃんはなんかメチャクチャなこと言ってますね

白鳥

(天国の従業員さんってこんなフレンドリーなんだ...)

キーちゃん

しんすけ、君の家に案内してあげるからついてきて

白鳥

え、俺ってお家あるの?

キーちゃん

当たり前だよ、衣食住がなければ君死んじゃうよ

白鳥

え?まって天国って死ぬの?

キーちゃん

うーん死にはしないけどリスポーン地点からやり直しだね

白鳥

え?何そのゲームみたな設定

キーちゃん

うーん、人間はそうだねー

白鳥

え、天使は違うの?

キーちゃん

うん、天使や神様は死ぬよ、ただ君たちみたいに衣食住はいらないかも、

白鳥

そうなんだ...

白鳥

俺は、飯食わないと死ぬけどしなない、天使や神様は飯食わなくても死なないけど何らかの攻撃?で死んじゃうのか...

キーちゃん

そうだね、案外君が思ってるほど天国は幸せなところではなさそうだね

白鳥

いやいや、むちゃくちゃいいところだよ、税を納めなくていいし、変な責任もないし、ただちょっと人がいないのが悲しいよなー

キーちゃん

そっか、それは少し残念かもね、君がこの天国で何らかの楽しみができることを僕は祈ってるよ

白鳥

じゃあ、その願いは叶ったね

キーちゃん

ん?

白鳥

なんか最初はすごく寂しかったけどね、キーちゃんとかガイアさんとかここの従業員さん達とかよくみてると案外寂しくないなってね、みんな個性的で面白いし、君たちとお話ししてるだけで50年は飽きそうにないね

キーちゃん

みじかっ

白鳥

50年は長いだろ!

白鳥

まあ、他にもこんなに面白い人たちがいると思うとワクワクしてくるね

キーちゃん

それはよかった、じゃあ家にいこっか。家に向かってる間にこの世界のことを詳しく説明するね

白鳥くんは色々なことを聞きました

天国と地獄は地球の陸と海の形によく似ているとか

天国入場法第1条や天国天使法第1条などと法律があることとか

この天国で一番偉い人はゼウスだとか

あの遊園地の管理人の天使が死んでしまって代わりにキーちゃんが仮の管理人を務めていることとか

遊園地はみんなだらけながら整備や掃除してるから錆がひどいとか

ただ植物の整備だけ異様に綺麗らしいです

白鳥

神々の伝えを人間界に報告に来る使徒天使か...

白鳥

まさか、近所のおばちゃんが「あそこの奥さん前浮気してたらしいのよ」

白鳥

とかわかるのは近所のおばちゃんが使徒天使だったからだなんて初めて知った...

白鳥

でも神様もしょうもない報告を人にするもんだね、

白鳥

さて、明日からどうしよう、家にはゲームも何もかもあるわけだけど...

白鳥

人が一人もいないってのは苦痛だな...

白鳥

...天使達とおしゃべりにでも行くか

白鳥

いや待てよ...

白鳥

うん...きっとその方が俺にとっても気持ちのいいことだ

キーちゃん

はーいじゃあみんなていうことで、今日も整備と掃除するわけだけど...

従業員達

はっはっはそれは面白いね!笑

従業員達

まあそれは仕方がないと思うけどなー俺は

ざわざわ

キーちゃん

うーん

キーちゃん

やっぱり今日もダメだねー笑

キーちゃん

ん?

白鳥

おーーい!

白鳥

ちょっと待ってー!!

キーちゃん

あれ、しんすけどうしたの

白鳥

はあ...はあ...

白鳥

俺、昨日の夜ずっと考えてたんだけどさ

白鳥

やっぱ俺だけ遊んでるのもなんかなーって

白鳥

みんな働いてるのに自分だけ働かないのはなんかおかしいんじゃないかって思えてきてさ

キーちゃん

へえ

白鳥

俺もここで働くよ

従業員達

!?!?

白鳥

特に意味はないけどさ、働きながら時には遊ぶってのが一番人間ぽい感じかなって思ったんよ

白鳥

ずっと楽しいばかりじゃいつか飽きちゃうかもしれないしね、っていうかここにいるみんな面白そうな人たちばかりだし

白鳥

俺は永遠とこういう風にくつろぐことにした

キーちゃん

なるほど、でも人間が働くっていうのはマニュアルにのってないんだよね、

キーちゃん

だからどう対処すればいいか...

従業員達

うおおおおおおお!!!!!さすが白鳥くんだ!!!!!

従業員達

僕らの白鳥に感謝の胴上げだ!!!!!

従業員達

なんだか急にやる気が出てきたよ!!!!ありがとう!!!

白鳥

え?うgちょっとまt

従業員達

わっしょい!!!!!わしょい!!!!

白鳥

うああああ!!??!?

キーちゃん

...

キーちゃん

まあ、いっか!

白鳥

キーちゃん!俺はまず何から始めればいい?

キーちゃん

そうだな...

キーちゃん

じゃあまずは植物の整備からやってもらおうか!

白鳥

了解です!

白鳥

あれから半年か...

白鳥

色々あった気がする...

あれ以降から白鳥くんは本気で遊園地の仕事に取り組みました。

そのおかげもあってかずっと空席だった管理人の座に着くことに..

つまりキーちゃんは白鳥くんの部下って感じですね

白鳥くんはこの半年の中で色々なことを思い出しました。

特に白鳥くんがこの仕事についてから初めて遊園地に来たガイアさんの反応は面白いもので...

白鳥

よし!ここの掃除は一通り完了!そっちはどう!?

従業員

こっちもバッチリだよ!

白鳥

よし!じゃあ今日は週末だし早めに上がろう!

従業員

やった!

...

きゃあああああああ!!!!!!

白鳥

!!!!

白鳥

な、何今の声!?

従業員

と、とりあえず行ってみよう...

白鳥

うん...「こいつ俺の背中に引っ付きすぎだろ...」

ガイア

な、な、な...

白鳥

ってガイアさん!?何やってるんですかここで!?

ガイア

そ、そんなことより..あれは...

白鳥

え?

白鳥

...

白鳥

ただの植物を上に育つために建設した巨大なオベリスクですよ

ガイア

う..う..

白鳥

う?

ガイア

美しい...

白鳥

あ、ありがとうございます...

ガイア

しかし誰がこのアイデアを...?

白鳥

僕ですよ

白鳥

以前ガイアさんが植物に水をあげていたときに道路にまではみ出そうだった植物を何とか綺麗にできないかって考えてたんですよ

白鳥

っででかいオベリスクみたいなものを立てればいくら育っても美しく綺麗に見えると思って色々な天使さん達と協力してこれを作ったんですよ

白鳥

まあでもそのおかげで色々なお店の天使さん達と仲良くできて今までより一層この街の雰囲気が良くなった気がします

ガイア

白鳥さん、あなたは...

ガイア

天才なんですね...

白鳥

いやいや..そんなことはな...

誰かがこちらに走ってきています

アレース

この野郎が!!!お前かア!!!!??

キーちゃん

ちょ、ちょっと待ってアレース!!!違うから!!絶対違うから!!!

白鳥

(ん?キーちゃん?なんであんな死に急いだような顔してるんだ..?というかキーちゃんの前を走ってる女の人は一体...)

そんなことを考えているのも束の間白鳥君の右頬にはアレースさんの拳がものすごい勢いで当たっていました。

白鳥

グヘエエエ!?!?

アレース

オラアアアアア!!!!

どかーーん

従業員

ちょ、白鳥!?大丈夫かー!!!

ガイア

え!?し、白鳥さんが!!

アレース

大丈夫かガイア!もう大丈夫だ!

キーちゃん

はあ...はあ...やっと追いついた...

キーちゃん

アレース!ガイアさんは多分巨大なオベリスクに驚いただけだよ!

アレース

え?それは本当か?

ガイア

は、はい...

キーちゃん

やっぱり...

白鳥

はあ...はあ...

白鳥

....

白鳥

あんた一体何なんですか!!!??!?

白鳥

急に人のこと殴って!?!?

白鳥

俺は生涯一度も殴られたことがなかったんですよ!?!?

白鳥

こんなに痛かったんなんて...

アレース

す、すまん、でかい虫かと勘違いをした...

白鳥

...

白鳥

まあ、勘違いなら仕方ありません...

ガイア

(え?信じるの?え?許すの?)

キーちゃん

(しんすけがバカなのは知っていたけどここまでとは...)

白鳥

私はここで管理人をしています、白鳥真助です、よろしくお願いします

そっとアレースさんに握手を求める白鳥君

アレース

ああ、私は戦争の女神アレースだよろしく頼む

白鳥

め、女神様!?

白鳥

なんでこんなところに女神様が!?

白鳥

あ、あの俺天国に来て間もないんで女神様に対する敬語の使い方とかわからないんで教えてくれないかなキーちゃん...

キーちゃん

え??何言ってるの?女神様への受け応えは今まで通りでいいんだよ?

白鳥

え?今までどおりって俺は一度も女神様と話したことないんだよ?

キーちゃん

あ...そうか知らないのか

キーちゃん

あのね、しんすけ、ガイアさんも女神なんだよ

白鳥

え...?

白鳥

君の言葉の意味を汲み取るのは少々時間がかかりそうだ

ガイア

そのまんまですよ、私は自然の女神ガイアです。改めて白鳥さんよろしくお願いしますね

ガイア

ガイア

し、白鳥さん...

アレース

ん?って!

白鳥

...

アレース

立ったまま、失神している...

白鳥

あれ以降、ガイアさんの近くには絶対と言っていいほどアレースさんが来るようになったよね

キーちゃん

まあアレースはガイアさんの世話役みたいなもんだしね

白鳥

ええ...女神様ってすごいラフな関係なんだね

キーちゃん

何万年も一緒にいるのに堅苦しい方がおかしいでしょ

白鳥

まあ、確かに?

白鳥

でも毎回「ガイアになんかあった時は殺す!」とか言ってくるのどうにかしたいな…

白鳥

思い出話は終わりにして

白鳥

キーちゃんはどこか遊びに行こうとは思わないのかい?

キーちゃん

んー?

キーちゃん

いや思ったことはないね

白鳥

えーなんで

キーちゃん

一応条約としてできるだけ従業員たちは遊ばずに働きなさいと言うのがここの決まりなんだ

白鳥

へえ、そんな法律もあるんだね

キーちゃん

だから行きたいって思いより先に働かなくちゃって思うよね

白鳥

うわ...現世にいた時の俺みたいだよキーちゃん

白鳥

俺さあ、法律変えたいなって思ったりするんだよ、毎回寝る時

キーちゃん

そんな漠然としたことを考えていたの...

白鳥

うん、だからさ一緒に変えない?

キーちゃん

ええ?冗談だよね...?

白鳥

いや、本気だよ

白鳥

だっておかしいと思わない?

白鳥

俺たちは生まれてから死ぬまであらゆることを経験するんだ

白鳥

その中にたった一つでも悪行をした場合すぐに地獄行きになる法律があるなんておかしな話だよ

白鳥

悪いことをしたから終わりじゃなくて、悪いことをしたのならそれを無駄にせずに自分を磨く糧にするのが人間なんだよ

白鳥

そんなふうに嘘をついて謝って愛して苦しんでを繰り返して、だから美しいんだよ人は。

白鳥

自分の行いを改めてから天国に入国すればいいし、それができないのなら地獄に送還されればいい。それだけの話だ。わざわざこんな極端にしなくてもいいじゃないか

白鳥

だから決めた

白鳥

この第一条を変える!

キーちゃん

...

キーちゃん

えええ!!!!???

キーちゃん

しんすけ!

キーちゃん

それがどのくらい難しいことなのか知っているのかい!?

白鳥

ああ

白鳥

もちろん知らないよ

キーちゃん

はあ...「こんな行き当たりばったりでよくここまで生きていたな...」

キーちゃん

じゃあ説明する!難しいからよく聴いてね!

白鳥

う、うん!

キーちゃん

まず結論から言えば地獄の閻魔様に承諾を得れば法律は変えられるんだ、最終的な法律案の決議も閻魔様が決めてるし

白鳥

ふむ、ていうことは閻魔様のところに行けばいいのか。

キーちゃん

ああ、ただそんな簡単な話じゃない

キーちゃん

地獄の民は地獄から天国にやって来れないだろう?

白鳥

うん

キーちゃん

それは天国の民も同じなんだ

キーちゃん

天国のもの達も地獄には行けない

白鳥

え、じゃあ無理じゃんどうしよう…

キーちゃん

いや、無理とは言ってない

キーちゃん

地獄へのパスポートを手に入れる方法が一つだけある

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