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コメント
2件
おおっ、温泉回! 凪くんが一人で静かな時間を楽しむ姿が、すごく丁寧に描かれていて心地よかったです。あの「何も考えなくていい」時間が、彼にとって何よりの贅沢なんだなって伝わってきました。そしてまさかの九条さんとの偶然の再会! お互いの浴衣姿を見つめるシーン、ちょっとドキドキしました。二人で同じ時間を過ごす、その贅沢さがまたいいですね。次も楽しみです!
とある休日──
凪は人通りが少なく、周りには 木々が生い茂っている道の真ん中を 歩いていた。
三上 凪
静かで、時折聞こえるのは 鳥の鳴き声と、風で葉っぱが揺れる音。
三上 凪
ゆっくりと歩きながら 景色を見る凪の表情は、とても柔らかく 少しだけ楽しそうに笑っていた。
三上 凪
暫く歩いていると、目の前に 暖簾がかかった建物が見えてきた。
三上 凪
三上 凪
凪の歩くスピードが少しだけ速くなり その建物へと入って行った。
中へ入れば受付を済ませ バスタオルやタオルや浴衣が入った カバンを受け取った。
三上 凪
そして、そのまま中へ進んでいき 男風呂と書かれた暖簾をくぐり 脱衣所へと入った。
脱衣所へ入るとほぼ貸切状態で 凪は嬉しそうに笑った。
三上 凪
鍵のついたロッカーを開けると荷物を入れて 服を脱ぎ始める。
全て脱ぎ終えると、凪は腰に一枚 タオルを巻いた。
そして、ロッカーを閉めて鍵を腕につけ そのまま中へ入って行った。
中へ入ると先ず洗い場へ行き 身体を洗っていく。
三上 凪
シャワーで泡を流し終えると、 凪は嬉しすぎて少しだけ笑みが溢れる。
三上 凪
シャワーを止めて立ち上がった凪は、 先ずどこへ入ろうか辺りを見渡しながら 悩んでいた。
三上 凪
凪は先ず内風呂へ入った。
三上 凪
凪はゆっくりと湯船に身体を沈め
肩まで湯に浸かった。
熱すぎず、ぬるすぎずちょうど良い温度で 自然と身体の力が抜けていく。
三上 凪
凪は壁際に背中を預けて目を閉じた。
仕事のことも、
明日のことも…
今だけは何も考えなくて良い。
だだ、静かな時間を楽しむ。
凪にとって、それが何よりも 贅沢な時間だった。
三上 凪
凪は湯船からゆっくり出ると 外風呂へと向かった。
そして、休憩を挟みながら 小一時間ほど温泉を楽しんだ。
凪は脱衣所へ戻ると身体を拭いていく。
まだまだ時間はあったので もう一度温泉を堪能するため
先ほど受け取った浴衣へ着替えた。
三上 凪
朝から何も食べていない凪は タオルで軽く髪を拭きながら 財布を取り出してロッカーを閉めた。
三上 凪
そんな独り言を呟きながら 脱衣所を出た。
凪は食事処へ行くと空いている 二人席へ案内された。
そして、メニュー表を開いて 何にしようか見ていた。
三上 凪
何て独り言を呟きながら メニューを見ていると…
九条 玲
隣から聞き覚えのある声が…
凪はその声に驚きパッと隣を見た。
九条 玲
三上 凪
玲もまた名前を呼ぶ声に驚き 隣を見た。
九条 玲
三上 凪
九条 玲
凪と玲は少しだけ見つめあった。
店員さん
九条 玲
玲は凪の浴衣姿を珍しそうにジッと見る。
九条 玲
店員さん
九条 玲
九条 玲
三上 凪
三上 凪
店員さん
玲は立ち上がると 凪の向かい側の席へ腰掛けた。
店員さん
九条 玲
店員さん
九条 玲
三上 凪
三上 凪
店員さん
店員さん
店員さんはニッコリ笑うと厨房へと 歩いて行った。
三上 凪
九条 玲
九条 玲
三上 凪
九条 玲
三上 凪
三上 凪
九条 玲
九条 玲
玲はまた凪の浴衣姿をジッと見つめた。
三上 凪
九条 玲
三上 凪
九条 玲
九条 玲
九条 玲
九条 玲
九条 玲
九条 玲
三上 凪
三上 凪
凪は少しだけ嬉しくなり 頬を薄く染めた。
九条 玲
三上 凪
九条 玲
三上 凪
九条 玲
三上 凪
九条 玲
三上 凪
店員さん
二人の沈黙を破るように店員さんが 頼んでいた料理を机の上へと置いた。
店員さん
三上 凪
九条 玲
三上 凪
九条 玲
凪は静かに箸を持ち両手を合わせた。
三上 凪
三上 凪
三上 凪
凪は薄らと笑った。
九条 玲
三上 凪
朝から何も食べてなかった凪は 黙々とざる蕎麦を食べ続ける。
九条 玲
九条 玲
三上 凪
三上 凪
九条 玲
九条 玲
九条 玲
九条 玲
玲は笑みを浮かべながら箸を持ち
凪に続いて蕎麦を食べ始める。
九条 玲
九条 玲
九条 玲
三上 凪
三上 凪
三上 凪
凪は玲が蕎麦を食べている姿を 少しだけジッと見つめた。
九条 玲
九条 玲
その視線に気づいた玲は凪を見る。
三上 凪
九条 玲
凪は笑った。
九条 玲
三上 凪
凪はまた手を動かし蕎麦を食べ始める。
玲も手を止めることなく食べていたが
その表情はどこか、
柔らかく微笑んでいるように見えた。
凪はそんな玲の姿を、 また少しだけ見つめていた。
第6話ー終ー
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一ノ瀬ルナ
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