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#アレンジ浦島太郎
フルーツ飴
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ちょこ
62
夏休みまで、あと少し。
窓から入る風が、 教室のカーテンをゆっくり揺らしていた。
休み時間になると、 教室はいつものように賑やかになる。
笑い声。
机を囲んで話す人。
校庭へ走っていく人。
そんな中、一人だけ静かに窓を見ている男子がいた。
柊羽。
柊羽
そんな姿を見た私は、小さく首をかしげた。
波瑠
昼休み。
私は陽葵ちゃんと中庭のベンチに座っていた。
波瑠
陽葵
波瑠
私が話し始めると、陽葵ちゃんはすぐに頷いた。
陽葵
波瑠
陽葵
陽葵ちゃんはジュースを一口飲んで、小さく笑う。
陽葵
陽葵
波瑠
陽葵
二人とも少し考え込む。
無理に聞くのは違う。
でも、このまま見ているだけも違う。
波瑠
私が呟くと、陽葵ちゃんが立ち上がった。
陽葵
波瑠
陽葵
陽葵
その言葉を聞いて、私は笑顔になった。
波瑠
放課後。
教室には夕日が差し込んでいた。
柊羽君は、一人で本を読んでいる。
陽葵
陽葵ちゃんが優しく声をかけた。
陽葵
柊羽君は顔を上げ、小さく頷いた。
三人は廊下の窓際に移動した。
夕焼けが校庭をオレンジ色に染めている。
陽葵
陽葵ちゃんがゆっくり話す。
陽葵
柊羽君は少し笑った。
柊羽
私は首を横に振る。
波瑠
波瑠
波瑠
しばらく沈黙が流れる。
やがて柊羽君が口を開いた。
柊羽
柊羽
私は思わず息を飲んだ。
柊羽
柊羽
柊羽
柊羽
柊羽
柊羽
私は何か言おうとした。
でも、言葉が出ない。
そんな私の隣で、陽葵ちゃんは微笑んだ。
陽葵
陽葵
陽葵
柊羽
陽葵
柊羽君は少し驚いた顔をする。
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
私はその話を聞いて、笑顔になった。
波瑠
波瑠
波瑠
柊羽
波瑠
波瑠
柊羽君は少し頷いた。
柊羽
陽葵
陽葵ちゃんが優しく答える。
陽葵
陽葵
そして、柊羽君の目を見て続けた。
陽葵
陽葵
陽葵
柊羽君は少し照れたように笑った。
その笑顔は、この数日で初めて見る笑顔だった。
柊羽
その一言だけだった。
でも、その声は少し軽くなっていた。
帰り道。
陽葵
陽葵ちゃんが空を見上げる。
陽葵
波瑠
波瑠
すると陽葵ちゃんは首を振った。
陽葵
陽葵
私はその言葉を聞いて、小さく頷いた。
波瑠
その日から。
柊羽君は少しずつ、自分から笑うようになった。
そしてある日────
廊下で困ってる一年生に声をかける姿を、 私は見つけた。
柊羽
その一言は、小さかった。
でも確かに、誰かの心を照らしていた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第5話、読みました。 柊羽くんが「自分に何もない」って言ったところ、胸がぎゅっとなったよ…。 でも陽葵ちゃんの「木陰のような優しさ」って言葉、すごく素敵だなって思った。 気づいてくれる人がいるって、それだけで救われるよね。 波瑠ちゃんの優しさも、ちゃんと届いててよかった。 静かだけど温かいお話で、心がじんわりしました🌙