次の週の月曜日。
今日からテスト期間というものに入る
だから部活もなく早帰りだ。
テスト期間中はお互い相談し合った結果、少しだけ距離を置くという形になった
と言っても時間がある時は会ったりはするし帰り道はいつもの5人だし。
そんな帰り道、
大我
ねえねえ、
大我
テストさ夏休み前に返されるじゃん?
樹
うん
大我
それで1番点数の低かった人は夏休みのプランを考えるっていうのどう?
樹
なにそれいいじゃん!
北斗
けど2人は2年だぜ?
大我
まあいいっしょ!
北斗
んだよそれ。
樹
まあまあ笑!
花川
楽しそうだよ、ほっくんも参加しよ?
北斗
ったく、仕方ねえな。
花川
何でそんな怒り気味なの、
北斗
怒ってねーよ
花川
…今のほっくん怖い、、
花川
何かあったんじゃない、?大丈夫…?
北斗
だからなんもねーつってんだろ!
花川
…ぅ、、
北斗
…ごめん。
花川
ううん。私 先に帰るね、
花川
またね。
迷惑をかけてしまった事と申し訳なさが どんどん出てくる。
そしてこの場に居ずらかった私は走ってこの場を離れた。
睦姫がいなくなった後、、
慎太郎
あ、、
慎太郎
行っちゃった…
樹
…何してんの。
北斗
…悪ぃ 俺 頭冷やしてくる
大我
頭冷やす前に謝ってこいよ
北斗
…今の俺にはそれは出来ない
樹
逃げんの?お前も大した事ねーな
樹
弱ぇ北斗を見たら 睦姫も悲しむだろうなあ
北斗
…樹 お前、
樹
言ったよな?睦姫を傷つけたらぜってえ許さねえって
樹
グズグズしてると他のやつに取られるからな?
大我
樹の言う通りだよ。
大我
女の子ってすごく繊細なんだから大切に扱わないとダメだよ。
大我
睦姫は特に何でも1人で背負い込むんだから、
大我
それは北斗も知ってる事だよね?
北斗
…おう
慎太郎
睦姫があんなに幸せにできたのは北斗のおかげなんだから。
慎太郎
睦姫は一途なやつだから ずっと北斗のことを信じてるんだぜ、今もずっとな。
北斗
慎太郎……
樹
分かったら早く行けよ
北斗
分かった。
北斗
みんなありがとう。
慎太郎
あ、お礼はお許し貰ってからねー?笑
北斗
…おう。笑
花川
…どうしよ、。
花川
絶対 ほっくんに嫌われたな、
花川
これからどうしよ、
ブツブツと止まることの無い独り言を淡々と呟いていたら、
北斗
ブツブツ 何言ってんの?
花川
…ほっ、、
ぎゅ
北斗
ほんとにごめん。
花川
…ううん!!
花川
私は全然大丈夫だよ!
北斗
何言ってんの(笑)
花川
え、
北斗
さっき 色々と言ってたじゃん。
花川
…それはっ、、
北斗
ふは笑。もういいよ。
花川
うん、
北斗
俺の事、心配してくれたんでしょ?
花川
…内緒。
北斗
何それ可愛い。笑
花川
!!!
北斗
わーお。お口あんぐりじゃん笑
ちゅ
花川
…///
北斗
開いた口は塞がないと。
花川
…ほっくん、ありがとうね、
北斗
俺の方こそ、いつもありがとう
花川
テストに集中しなきゃいけないのに無理言って…
北斗
もういいって(笑)
北斗
参加、
北斗
するんでしょ?
花川
いいの?
北斗
俺もたまには息抜きしねーとな。
花川
やった、!!
北斗
あ、でも俺から離れんなよ?
花川
じゃあ ずーっと手繋いで欲しい、。
北斗
当たり前じゃん(笑)
やっぱり、ほっくんとはこうでなくちゃね







