br
…
正直、みんなに会いたくない。
今の僕はみんなを信用出来ない。
別にみんなが悪い訳でもない。 どうしても深読みしてしまって自分が苦しむだけ。 所詮、自業自得。
br
どう、しよ…
だからといって撮影を休む訳にも行かない。
僕はそういう事をしているから、それなりに責任がある。
br
…出るしかないよなぁ
br
あ、なかむにメール…
br
ごめん、今起きた
nk
相変わらずだね〜w
nk
撮影出れそ?
br
うん、出れるよ
br
今PC立ち上げてる
nk
おけ、じゃあdiscordで!
br
はーい
br
…はぁ、
とは言ったものの、
br
…大丈夫かな
br
どうしよ、気まずいなぁ…
そう言いながらも操られるようにdiscordに入る。
br
(大丈夫、大丈夫…)
ピロンッ
sh
お、ぶるーくじゃん
sh
おはよ
入ってすぐに機械越しに聞こえる緑色の声色。
br
おはよ…なのか?w
kr
だってお前さっき起きたんだろ?
それに釣られて聞こえる黄色の声色。
kn
通常運転でよかったよw
相変わらず優しさが含まれている青色の声色。
そんな声色達も
br
…ははっw
僕にはいつしか届かなくなっちゃった。
どうしてこうなったんだろう。
br
じゃ、早くやろ〜
そんなの関係ない
nk
あれ、主導権…()
br
あ、ごめんw
sh
www
僕はこの場で
nk
よし、挨拶行くよ〜!!
nk
3、2、1、
やり遂げなければいけない試練がある。
br
ふぅ…終わった、か
nk
お疲れ〜!
br
お疲れ
br
僕もう眠いから落ちるよん
kr
ちゃんと寝ろよ
br
ちゃんと寝ないとは
sh
ぶるーくにちゃんと寝ないはないだろ
br
HAHAw
br
じゃあ、おやすみ〜
kn
おやすみw
上手くやり遂げたことに安心し、discordを切る。
一日が始まりを迎えたばかりなのに、今日はどっと疲れた。
嘘のつもりで言ったんだけど…ちょっと寝ようかな
その後の僕は、その時の僕に任せればいい。
そう思い、ゆっくりと目を閉じた。
nk
…で、
nk
一言も喋らないけど、なにかに気づいたの?
nk
"スマイル"
sm
…おう。