テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ねぇ、知ってる?
水中図書館の噂
……
知ってるんだ
有名だもんね
君は信じてる?
私は信じてる。
行ってみたいな。
……
その日以降、彼女は行方不明になった
何故だろう
そんなものはすぐに解る
……水中図書館の噂を信じてしまったのだ
あぁ、可哀想に
同情をする者も少なくなかった
今ではもう昔の話
僕が貰うからね。
ありがとう、いい者を送ってくれて
ここは水中図書館。
どうやら噂は本当だったらしい。
あの子は無事なのだろうか
……
正直言ってそんなことはどうでもいい
ここはとても神秘的で、落ち着ける場所だ
本棚が沢山置いてある
この書斎の中央に大きな桜が植えてある
何故こんなとこにあるのか
そんなことを考えてるうちにも桜の花びらはひらひら舞い降りている
ひらり、ひらり、
__
いつの間にかそこに中性的な男が立っていた
…いや、男なのか?
__
考えていることがばれている…のか?
偶然だと思いたい
__
__
__
聞き取れなかった
そもそも違う言語を喋っている?
分からない
そう考えていると
ぶくぶくぶくぶく…
魚が図書館の窓から覗いている
童話のようだ
__
__
__
__
__
__
__
__
コメント
1件
うわ、めっちゃ好きな雰囲気…!「水中図書館」の噂、神秘的でちょっと不気味で、でも惹かれる感じがたまらない。主人公の「あの子は無事かな…いやどうでもいい」って冷めきった感じと、桜の花びらが舞う水中の世界観のギャップが良すぎる。謎の男も「僕はここから出なくていい」って言ってて、何か闇ありそうで気になる…続き読みたいな🥀