テラーノベル
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8月15日の午後12半くらいのこと
僕
僕はすることがないから 外に出て君と喋っていた
僕
君
猫を撫でながら君はふてぶてしくつぶやいた
君
君は猫を追いかけて行って
飛び込んでしまったのは 赤に変わった信号機だった
バッと通ったトラックが君を引きずって泣き叫んだ 血飛沫の色と君の香りが混ざりあってむせ返った
僕
でも嘘みたいな陽炎が
陽炎
ってわらってる
夏の水色と かき回すような蝉の音に 全て眩んだ
コメント
2件
初めてなので見てくれた方々の意見もぜひ教えてください!!