ナミ
ふわあああ
私は「ナミ」
至って普通の日々を過ごしている。
ナミ
今日も暇だなー
私は普通に道を歩いて家に帰ろうとした。
ナミ
!?
道の向かい側に、
私そっくりの女がいたのだ。
ナミ
(うわ、、
ナミ
これ「ドッペルゲンガー」とかいうやつ?
ナミ
会ったら……死ぬ……)
ナミ
よし、見なかったことにしよう。
私は「普通」が壊されたくなくて、
見ていないことにしようとした。
すると、
私のそっくりの女がこちらに向かって歩いてきた。
ナミ
やだ、やだやだ!
???
あなた、
ナミ
ひぃっ!
???
「ナミ」さんだよね?
ナミ
は、はい。
ナミ
あなたは?
???
私は未来か過去から来たとか?は分かんないけど、
???
別の世界から来た、
もう1人のナミ
もう1人のナミ。
ナミ
どうしてここに?
もう1人のナミ
私、ここに居ることが出来る時間短いから、
もう1人のナミ
手短に話すね?
もう1人のナミ
ナミはもう少しで死ぬ。
ナミ
えっ?
もう1人のナミ
だから、少しでも生きて欲しいの。
ナミ
どういう事が起きるんです……
もう1人のナミ
じゃあ私帰るから。
もう1人のナミ
未来は、あなたにかかっているから───
と言い残すと消えていってしまった。
ナミ
え、これってほんとに現実?
ナミ
いてっ
ほっぺをつねっても普通に痛い。
ナミ
私もうすぐ死ぬの?
ナミ
死にたくない!!!
もう夜になっていた。
ナミ
早く、早く帰らなくちゃ。
ナミ
(後ろに、誰かがいる)
タッタッタッ……
ナミ
(走っても、ついてくる、
もっと早く走らなきゃ!)
もっと早く走らなきゃ!)
ごくっ
ナミ
だれ!?
振り返ると知らない男が立っていた。
ナミ
あなただ…
グサッ
ナミ
っ……!
そう、私は通り魔に刺されたのだ。
ナミ
やだ、やだよぉ……
ナミ
生きた、
ナミ
い
ナミ
ここは!?
もう1人のナミ
2019年、7月2日、18時26分32秒死亡……っと。
さっきのもう1人のナミが紙になにかを記録している。
もう1人のナミ
一つ前のナミより23秒先の未来へ行けたわ。
もう1人のナミ
よく頑張ったわね、
もう1人のナミ
ナミ。
ナミ
……
ナミ
あなた!
次のナミ
きゃあ!
ナミ
あなたナミさん?
次のナミ
は、はい。
ナミ
あなたはもう少しで死ぬ。
ナミ
だからできるだけ長く生きて!
次のナミ
そ、それって、
ナミ
お願い。
「ナミ」という人間を少しでも生かすには、
こうするしかないのだ。
未来を少しでも変えるために─────
END
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