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彼らは仕事という物があるらしい
その間窓を見ると
夜の街のネオンが光っている
自分はここで時間が止まっているが
自分なしでも世界は普通という事実が
妙に私を締め付けた
万次郎を愛したから
私も彼も可笑しくなっちゃって
手紙に縛られて
何やってるんだろほんと
甘い音が響く
これは禁断
彼に見つからないように 服で見えないところに口付けする
竜胆
茉白
ふと鏡を見ると
彼との愛のしるしが
赤い文字に見えた
私が愛してるのは誰なの?
そう怖くなって
静かに彼を抱きしめた