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あーもんど
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コメント
2件
こっから絶対何かあるって!!!! 気になるよぉ〜😭
あの日から2日
〇〇は学校に行けなかった
今の状態の母親を1人にすることが出来なかった
家では母を慰め続けた
泣き疲れて眠った母親に布団をかけて
散らかった部屋を片付ける
割れたグラスを拾って
床を拭いて
いつものことだった
2日も経てば、母親も少しずつ元に戻っていく
そして三日目の朝
お母さん
〇〇
母親は鏡の前で髪を整えていた
いつの間に買ったのか
新しいブランド物の服を着ている
香水まで付けていた
お母さん
〇〇
お母さん
母は鏡越しに笑った
お母さん
〇〇は何も言わない
お母さん
お母さん
お母さん
〇〇
母親はもう一度香水を振りかけた
お母さん
お母さん
〇〇
玄関の扉が閉まる
家の中が、急に静かになった
〇〇はしばらく鏡をみつめていた
まただ
そう思った
でも、もう何も言わなかった
その頃、学校では
岩泉一
休み時間
岩泉が教室の入口に立っていた
岩泉一
〇〇のクラスメイトが顔をあげる
女の子
女の子
岩泉一
それだけ言って岩泉は教室を離れた
翌日も同じことを聞いた
理由を聞く訳でもない
本人に連絡する訳でもない
ただ、来ているかどうかを確認していた
図書室を覗いて見ても
いつもの席にはいない
机の上には何もない
岩泉は少しだけ立ち止まってから
そのまま部活へ向かった
3日目
ようやく、教室のドアを開けた
〇〇の姿が見つかった
少しだけ顔色が悪い
いつも通りに友達と話しているけど
どこか元気がない
岩泉一
岩泉はそれを廊下から見ていた
そして〇〇がこちらに気づく
目が合った
〇〇
〇〇はほんの少し笑った
岩泉も、何も言わず静かに頷いた
それだけだった
放課後
ふたりは学校から少し離れた公園にいた
ベンチに並んで座っている
夕方の風が、少しだけ涼しかった
〇〇
〇〇
〇〇がぽつりと言った
岩泉一
〇〇
岩泉はしばらく黙っていた
岩泉一
岩泉一
〇〇
〇〇
〇〇は小さく笑った
〇〇
〇〇
岩泉一
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
淡々と話す
まるで
誰か別の人の話をしてるように
〇〇
〇〇
〇〇は足元の小石を見る
〇〇
〇〇
〇〇
笑おうとする
けれど、上手く笑えなかった
〇〇
〇〇
〇〇
岩泉一
〇〇
少し間が空く
岩泉一
岩泉くんは言った
〇〇は首を横に振る
〇〇
岩泉一
岩泉一
〇〇
岩泉一
その言葉に
〇〇は少しだけ目を伏せた
普通
その言葉が、何故か胸に引っかかった
〇〇
〇〇
岩泉一
〇〇
〇〇
岩泉一
岩泉一
〇〇
岩泉は何も言わなかった
〇〇は膝の上で手を組む
〇〇
〇〇
岩泉一
〇〇
〇〇
その言葉だけは
少しだけ声が震えた
岩泉は横を見る
岩泉一
〇〇は驚いたように顔をあげる
〇〇
岩泉一
〇〇
少しだけ笑う
〇〇
〇〇
岩泉一
〇〇
〇〇は空を見あげた
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
それは昔から変わらない
母親が壊れる度に、自分が支える
母親が泣けば、自分が慰める
母親がいなくなれば、帰ってくるのを待つ
それが〇〇にとっての『家族』だったから
〇〇
〇〇はそういった
〇〇
〇〇
岩泉はしばらく黙った
岩泉一
岩泉一
〇〇は顔をあげる
岩泉一
岩泉一
〇〇
岩泉一
岩泉一
岩泉一
〇〇
岩泉一
岩泉一
岩泉一
言葉を選ぶように続ける
岩泉一
岩泉一
岩泉一
〇〇は答えられなかった
岩泉一
岩泉一
〇〇は膝の上で手を握った
岩泉一
岩泉の声が少し柔らかくなった
岩泉一
〇〇は黙り込んだ
寂しくない
そう言おうとした
いつもそうしてきたから
大丈夫
慣れてる
そういえば何も問題ない
でも今日は、何故か言葉が出てこなかった
ポツっと
頬に涙が伝った
〇〇
〇〇は自分でも驚いたように頬を触る
〇〇
小さな声だった
〇〇
そういって〇〇は俯いた
〇〇
岩泉は何も言わなかった
ただ、隣にいた
〇〇が泣き止むまで何も急かさずに
しばらくして〇〇が目元を拭う
〇〇
岩泉一
〇〇
岩泉一
少しだけ間を置いてから
岩泉が言う
岩泉一
岩泉一
〇〇
岩泉一
〇〇は涙の残った目で岩泉を見る
〇〇
岩泉一
岩泉は少し笑う
岩泉一
〇〇も、ほんのすこし笑う
〇〇
岩泉一
泣いたばかりなのに、〇〇は笑った
〇〇
〇〇
岩泉一
しばらくして
ふたりは歩き始めた
岩泉一
〇〇
岩泉一
岩泉一
〇〇
あまりにも真っ直ぐで
〇〇は目を丸くする
〇〇
岩泉一
〇〇は少しだけ笑う
〇〇
岩泉一
〇〇
岩泉一
〇〇
〇〇
岩泉くんは意外にも顔を赤くする
〇〇
〇〇
岩泉一
岩泉一
〇〇
〇〇
岩泉一
岩泉も少しだけ笑った
岩泉一
〇〇
岩泉一
ふたりで笑った