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いや、こんな神作品作れるの凄くね!?って後になって気づいてコメントしに来ましたね。私だったら絶対考えられないようなストーリーで危うく涙が出そうでした……続き待ってます!頑張ってください✨️
障子をあければ庭が見え
そこからもれる太陽の光
カリンの木に咲く小さな桃色の花
花壇に植えられた春の花
白い花はイベリス
オレンジの花はキンセンカ
空はどこまでも青く澄んでいた
『木犀の間』
祝宴が行われる店で1番大きい部屋
俺は今、そこにいる
青と白の衣を纏い
ただ庭を見つめて
?
そう声をかけられた
声の主はわかっている
きんとき
視線は庭に向けたまま答えた
きんとき
きんとき
?
きんとき
最後に嫌味でも言いにきたのか
?
?
?
嫌味でしかない
どういうつもりなんだ
きんとき
いや別に、あなたは
祝宴に招待されるわけもないけど
きんとき
Broooock
きんとき
きんとき
俺を置いて行ったくせに
俺の話も聞こうとしなかったくせに
Broooock
Broooock
きんとき
なんでただの警察が
こんな遊郭の一角の祝宴に来るのだろう
Broooock
Broooock
……確かに
いやでも友達だけど参加できるのか…?
てからっだぁさんとどういう関係…
もうわかんないんだけど
Broooock
きんとき
Broooock
Broooock
Broooock
そういうと部屋を出て行ってしまう
本当になんだったんだ…
話の切り方雑だし
振った相手にそのノリで
話しかけてくるって…
変な人だな、
本当に。
Broooock
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
最後に見たくなっただけ
もう見えなくなるんだし
ここでのきんときの顔を
らっだぁ
そういって僕のネクタイを締める
Broooock
Broooock
らっだぁ
Broooock
Broooock
らっだぁ
らっだぁ
軽いノリで話しながら部屋を出る
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
Broooock
らっだぁ
Broooock
らっだぁ
それだけ言って口を閉じ
じっと僕の方を見てため息をつく
らっだぁ
僕から目を逸らし
らっだぁ
そう呟く
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
元々誰のものでもないんだけど
あながち間違いではない
ここの遊男はらっだぁさんの"者"
らっだぁ
Broooock
らっだぁ
らっだぁ
僕は素直ですけど~
別に捻くれてないし、
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
らっだぁ
らっだぁ
Broooock
僕の幸せ、か
なんだろう
next_♡2000
次回最終回(仮)です