「僕/俺を選んで？」完結済み

お姫様は昔から感情がありませんでした。

笑ったり、怒ったり、悲しんだりすることなく

お姫様は15歳になりました。

そして、ある日王様に

と言われました。

お姫様は誰かを好きになったことはなかったので

色んな国の王子に会ってみることにしました。

そのことを王様に伝えると

2日後にパーティを開いてくれることになりました。

そして、パーティの日

お姫様は美しいので沢山の王子達が

話しかけて来ました。

ですが、お姫様が一緒にいて楽しいと思える相手はいません。

笑わないお姫様に寄ってくる王子は居なくなってしまいました。

そんな中笑わないお姫様にずっと話しかけてくる

王子様がいました。

王子はそのパーティの日から毎日のようにお城に訪れました。

他の王子達は居なくなってしまうのに、ずっと一緒にいる王子を

不思議に思ったお姫様は王子様に尋ねました。

と言い、微笑みました。

ですが、お姫様には意味が分かりません。

でも、他の王子のように居なくなって行かない王子に

興味を持つようになりました。

ある日突然王子がお姫様のお城に来ませんでした。

なので、王様に尋ねました。

どうしてか分からないがお姫様はとても王子に会いたくなり、

王子の国のお城へ向かいました。

王子の国は隣の国だったのですぐに着きました。

そして急いで王子の部屋へ行き、

とても、ぐったりして目を覚まさない王子を見つけました。

そして、

と言いお姫様は

生まれて初めて悲しみの涙を流し、

王子の頬にキスをしました。

すると、さっきまで苦しそうだった王子が

目を覚ましたのです。

王子が目を覚まし嬉しくて、微笑むお姫様を見て

王子はとても驚きました。

そして、

と言いました。

するとお姫様が尋ねました。

と王子は答え、お姫様の唇にキスをしました。

その後2人は結婚しました。

そして、ずっと笑顔で仲良く

過ごしましたとさ。