その頃聡美達は
課長
二人共大丈夫?
隼也
大丈夫です
聡美
私も大丈夫です。
課長
良かった
避難しようか
避難しようか
隼也
はい。
三人はエレベーターに 乗って下に降りようとした しかしエレベーターは 止まっていた。
課長
あれ?
どうしたんだろ。
どうしたんだろ。
隼也
もしかしたら
さっきの地震で
さっきの地震で
聡美
そうかもね。
課長
仕方ない
階段で降りよっか
階段で降りよっか
聡美
はい。
隼也
そうですね。
階段を使って 下に降りていると 急に電気が消えた。
聡美
えっ。
どうして?
どうして?
課長
停電だね。
聡美
どうしよう。
隼也
聡美。
大丈夫
落ち着いて
俺等が着いてるから
大丈夫
落ち着いて
俺等が着いてるから
課長
そうだよ
心配しないで。
心配しないで。
聡美
ありがとう
ございます。
ございます。
三人は懐中電灯で照らしながら 階段を降りていた。 すると聡美が 足を滑らせてしまった 課長は聡美を 支えた
課長
大丈夫?
聡美
はい。
すみません。
すみません。
課長
怪我無いがなら良かった
謝らなくて良いよ
部下守るのが上司の仕事でしょ
謝らなくて良いよ
部下守るのが上司の仕事でしょ
聡美
ありがとう
ございます。
ございます。
隼也
課長
すみません
ちょっと聡美と
ここで待ってて
くれますか?
すみません
ちょっと聡美と
ここで待ってて
くれますか?
課長
えっ。
隼也君どこ行くの?
隼也君どこ行くの?
隼也
俺ちょっと
下まで降りて
様子見てきます
下まで降りて
様子見てきます
聡美
私も行くよ。
隼也
大丈夫
すぐ戻るから
待っててな
すぐ戻るから
待っててな
聡美
うん
続く