イーストン魔法学校
ドット
マッシュ
レモン
ランス
レモン
マッシュ
ランス
ドット
こうして四人は教室に向かい、教員にフィンがいなくなったことを伝えた。
そして事態は大きくなり、魔法局にも伝わることになった。神覚者達による会議が行われ、魔法警備隊による捜索が行われることが決まった。
学校から姿を消したフィンは、ある町の路地裏に来ていた。
フィン
見つからないようにするために、この目立つ見た目を何とかしようと、金髪の部分は黒く染めて、目には暗い色のカラーコンタクトをした。
フィン
マッシュ
放課後、マッシュ、ドット、ランス、レモンの四人は勉強をするために図書室に向かっている途中、レインとマックスに会った。
マッシュ
マックス
レイン
ドット
レイン
マッシュ
レイン
マッシュ
ドット
レイン
そうきっぱり言うと、レインは歩き出しだ。
マックス
マックスが声をかけるも、レインは止まることなく歩き続けた。
マックス
マッシュ
ドット
レモン
その時、他の生徒の声が聞こえてきた。
生徒1
マッシュ
ドット
ランス
レモン
マックス
その声はレインにも聞こえていたようで、レインは足を止めた。
生徒2
生徒1
生徒2
生徒1
生徒2
生徒1
生徒2
生徒1
生徒2
生徒1
生徒2
バコオォォォン!
生徒2
突然、後ろの壁が崩壊した。視線を横に向けると、そこには拳を握り締めたマッシュがいた。
マッシュ
生徒2
ドット
生徒1
ランス
レモン
ランス
生徒1
マックス
レイン
マッシュ
マッシュはすぐさま生徒の腕を掴んで拘束した。この時レインは、今まで誰にも見せたことがないような怒りを露わにした表情をしていた。
そのまま地下室へ連れていき、レインによる尋問が始まった。
その生徒は、中等部の頃からフィンに悪質な嫌がらせをしていたようで、最初は勉強が出来ないことや、魔法がうまく使えないことをからかう程度だったようだが、レインに嫌われていることが知られると、嫌がらせはエスカレートし、劣等生や出来損ないと罵り、暴力を振るうこともあったと言った。
レインは嫌がらせの内容を聞くたびに剣を放ち、切り傷を負わせた。
レイン
生徒2
レイン
生徒1
レイン
マッシュ
レイン
マッシュ
ドット
レモン
ランス
レイン
レイン
マックス
レイン
この時、フィンが失踪してからすでに六日が経っていた。