コメント
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いつも眠そうにしてたり
何気なすぎることで笑ったりするけど
どっか頼れて格好良い
俺はそんな彼が好きだ
だから付き合った
毎日を共に過ごした
毎日を共にしたかった
でも、今思えば
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そんな毎日って
貴重な宝物だったんだな
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いつか貰った薬に手を伸ばす
駄目だ、駄目だって分かってるのに
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最愛の彼氏のお見舞いさえも忘れるなんて
これまで頭が真っ白だった
でも、楽にならないと、本当に死んでしまいそうだった
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歩くこと数分
どこかで見覚えのある道へ迷い込んだ
クスリを服用した後だったから
頭がくらくらしてたのだ
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じゃぱぱと
出会った場所だ
でもそれと同時に
ナニカを思い出してしまった
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今まで、君を助けてきた
怪我しそうになったら庇ってあげたり
相談にもしょっちゅう乗ったり
些細なことでも困ってたら助けてあげたり
俺はヒーローになれたんだ
君のお陰で、夢が叶ったんだ
助けたら、そのたんびに
可愛いエガオをこっちに向けて
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って、
言ってくれる
そんな君のエガオを思い出しながら、
入院の始めから丁度1週間を過ごした
本来なら今日で退院 … なんだけど
ちょっとだけ延びるみたい
< ガラガラガラ
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それまでは毎日お見舞いに来てくれていた彼が
ここ3日間お見舞いに来なかった
でも、仕方ないって片付けることにした
俺が迷惑掛けるよりマシだ
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笑い声は高らかに鳴って
夜は知らぬ間に訪れていた
とっくのとうに彼は帰ってしまってはいるが
1つ思い当たることがある
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数多の傷跡
が 見えてしまった
「ずっとずっと
迷惑掛けてたのかな」
「今日来てくれたのは
ただのお情けかな」
そんなことばっかし頭に蔓延って
時間だけ過ぎていって
夜は更けていった
翌朝
あるニュースが入った
医者
医者
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昨日の朝、退院前の診察をした
その結果が出たらしい
医者
医者
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医者
医者
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嬉しさのあまり、大声を出さなくては落ち着けなかった
たっつんのお陰だ
科学的根拠は無いけど、そうだと信じられる
背負っていた、重い荷を下ろしたような気分だった
治ったら、まず君を抱き締める。
大好きな君を。
「 消灯時間です 」
と、放送が鳴り響く
一瞬にして暗くなったから
窓はより一層明るく見える
カーテンをそっと開けた
瞳に映ったのは、
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窓から見下ろす夜景だった
その夜景は、あたかも"あのとき"のようだった
そっと微笑んで、
"あのとき"をゆっくり思い出した
電車から降りて、家へ帰る路でのことだった
俺には 相当小さな子供に見えたのか、
夜道を歩く君に声を掛けた
助けたかった
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「 家 」
その言葉を訊いた君の顔が、急に曇った
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金銭的にも余裕無いのに
そんなこと言ってしまった
そう言うと、君は
ほそく笑んだような気がした
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それが、俺と君の出会いだった
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