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苦しい

痛い

イヤだ

辛い

”あの時”がフラッシュバックする

あの時と似たような感情が

あの時と真反対の原因で引き出された

そう、

あの時は_____

ttn

いだッ”…

喋るなって言ったじゃない!!

ttn

ッごめんなさ

うるさいって言ってんのよッ!!!

ボガッ

ttn

……ッッッッ

逃げたい

けど、俺には味方がいない

ガチャッ

ただいま____って

お父さん!?聞いてよ

コイツがまた_____

______!?

____!!!!

ttn

ぁ……ああ……ブルブル

逃げ出せる筈もなく

理由すらなく

ttn

ゃめて………ッポロ

泣けば許されると思ってるのか?

ttn

ビクッ

ttn

いや……ちが

ほんっと馬鹿よね

ご飯は無しにしましょ

…当然だ

バタンッ

砕けた

昔はこんなんじゃなかったのに

いつからか

何処かが絶えず痛い

ttn

………ッ

でも、

家に居られるだけマシなんだな_______

ガチャッ

………

ttn

母……さん…?

とか思ってたけど、

出て行きなさい

あんたほど無駄なモンは無いわ

ttn

…………

ttn

…はい

現実は非常に冷酷だ

逃げ出せた

やっと、あの家から

嬉しいはずだった

でも、嬉しくなかった

昔みたいに家族団らんで

もう一回笑い合えることを

密かに期待していたからだ

確かに

もう二十二歳にもなるし

身長だって160だし

生まれつき片目が使えないような俺には

これが普通なんだと納得した

そりゃそうだ

家族がこうなったのも

きっと俺の所為だ

そんなことを考えながらふらふらと歩いていたら

暗くて明るい何処かへ辿り着いた

ttn

……?

ttn

ここ何処やろか…

そう呟いたその瞬間だった

誰かが、俺に向かって

何かを語りかけた

jpp

_____あのッ…!

jpp

こんな夜に……1人で歩いてたら危ないですよッ!!

いや、危ないわけがない

立派な大人なんですけど

ttn

……子供扱いせんといてよ

ttn

成人済みなんやけど

jpp

でもっ!

jpp

家まで送りま……

「 家 」

その言葉を発した君の口が、急に閉ざされた

顔に出ていたことが、自分でも分かった

jpp

……あのっ…

jpp

うち…きますか?

えっ

受け入れてくれるってコト?

見た目も第一印象すらもこんなクソみたいな人間を?

本当に_____?

ttn

…………ええの?

jpp

はいっ…

涙があふれ出しそうだった

涙を、笑みに代えた

ttn

……ふはっ

ttn

じゃ…よろしくな

心臓が痛かった

このときから、していたんだ

jpp

えと…

jpp

俺はじゃぱぱですッ

君に、

恋を

ttn

俺たっつん

それが、俺と君の出会いだった

ttn

あーあ…

ttn

思い出しちゃったわぁ……

あの家のことを思い出してしまった

でも思えばあんな所に比べたら

この家は綺麗で

あらゆるシアワセが詰まっている

ttn

そいや

ttn

あいつん部屋にス○ッチ忘れたんやけど……

彼が病魔に冒される前

遊んでいた日のことを思い出した

ゲーム機を置いてきたから取りに行こう

そんな軽いノリだった

コンコン

ttn

お邪魔しまーっす

ttn

どこ置いたっけぇ…

クシャッ

ttn

………?

ttn

紙……?

紙に書いてあったのは、

彼の病名だった

ttn

なんの病気やろ…?

原因は、

「ストレス」

と、書いていた

更には

余命すらも目に映ってしまった

ttn

…………え

彼と同棲して2年は経つ

でも確かに

もともと独り暮らししてた奴の家に急にお世話になって

彼も人と接する機会が何倍にも増えて

そらストレス溜まるわな

あの時俺が断っていたら

今も彼は楽しく暮らしていたんだろうな

ttn

……ッ

ttn

全部俺の所為やったんや

自分の部屋に戻る

ttn

あいつ明日退院か

ttn

…どんな顔して接そ

頭がもういっぱいだった

とりあえず今日は、考えるのを辞めた

寝ることにしたした

寝れないよ

誰か助けて

おやすみって言いたいよ

誰か______

jpp

俺に夢を見せて……ッ

空は紫がかり

ほそい雲が輝く

今日も眠れぬまま

朝を迎えた

jpp

いつからだよ……ッ

答えは知っている

何年も前のあの時からだ

その時から何年も、仮眠で過ごしてきた

病因こそ、寝不足によるストレスだった

まだ俺が小さかった頃、

俺には兄が居た

いつも笑顔で、やさしい兄だった

____w

jpp(幼少期)

____ww

そんな兄さえも、

守れなかった

jpp(幼少期)

あっみてあそこ!

jpp(幼少期)

自販機あるよ!!

本当だ

俺も丁度喉渇いてたんだよな

jpp(幼少期)

買おーぜ!トテテッ

何も知らずに歩き出した

背後から迫るナニカに気付かなかった

危ない____________ッッ!!!!!!!!!

jpp(幼少期)

____え?

そこからだ

今の俺は、そこから始まった

今に繋がる2つが生まれた

”眠れない”

”誰かを救いたい”

その2つが。

NEXT...♡1000

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コメント

5

ユーザー

ガチ泣きしちゃいます😭

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