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ちぐさくん
その一言で 、 世界が止まった 。
振り返った先にいたのは 、 ちぐさくん 。
〇〇
喉がひくりと鳴る 。
〇〇
〇〇
ちぐさくん
淡々とした声 でも 、 視線は逸らされない 。
ちぐさくん
逃げたい 今すぐ 、 ここから でも足が動かない 。
〇〇
苦し紛れの嘘 ちぐさは少し黙って 、 それから小さく笑った 。
ちぐさくん
……信じてない それが、分かった 。
ちぐさくん
彼は机にもたれかかって 、 ゆっくり話し出す 。
ちぐさくん
胸がぎゅっと縮む 。
ちぐさくん
やめて そんな顔で、そんなこと言わないで 。
〇〇
ちぐさくん
一歩近づかれる 距離が近い 、 息がかかる 。
ちぐさくん
答えられない だって 、
〇〇
なんて 、 言えるわけがない 。
〇〇
嘘をついた瞬間 、 胸の奥が、痛くなった ちぐさは 、 しばらく〇〇を見つめていた そして 、 ぽつり 。
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
心臓が 、 跳ねる 。
〇〇
ちぐさくん
冗談みたいな口調 でも 、 目は笑ってない 。
〇〇
〇〇
〇〇
気づいたら 、 そう言っていた 。
〇〇
ファンのくせに 推しの幸せを願うべきなのに 。
〇〇
〇〇
〇〇
言ってしまった 沈黙 取り返しがつかない 。
〇〇
〇〇
そう思った 、 そのとき 。
ちぐさくん
ちぐさは 、 少し困ったように笑った 。
〇〇
俯いた視界に 、 彼の靴先が映る 。
ちぐさくん
ちぐさくん
〇〇
ちぐさくん
ちぐさくん
顔を上げると 、 彼は真っ直ぐ〇〇を見ていた 。
ちぐさくん
逃げ道は 、 もうない 。
ちぐさくん
名前を呼ばれて 、 心臓が壊れそうになる 。
ちぐさくん
答えられなかった でも 。 それが 、 答えだった 。