一生分の涙を流したんじゃないかっていうくらい長い時間泣き、少し外の空気を吸おうと思って廊下に出ると、紫耀と△△さんが話していた。
紫耀
あなた、何したかわかってるんですか?
△△
わかってるわよ、だから今隣に警察がいるんでしょ?笑
紫耀
一歩間違えれば〇〇は助からなかったかもしれないんですよ?
△△
それでも全然いい。
私に恥をかかせるとか、生意気なことした罰じゃない
廉
何言ってるん?
△△
あ、、
廉
話し声聞こえて何かと思って聞いたったら全然反省してないやん
もう一生俺たちの前に現れんといて
△△
わかったわよ
少し納得のいかない表情を浮かべたまま、△△さんは警察に連れて行かれた。
紫耀
廉、俺悔しいけど、〇〇には廉しかいないよ
廉
え、でも俺のせいで〇〇は今目を覚まさないんやから、俺じゃ、、
紫耀
これは誰も悪くないよ、悪いのは△△さん。廉も俺も、自分を責める必要ないよ、、って〇〇なら言うと思う
廉
早く話したいな
それから2日間〇〇は目を覚さなかった。
仕事の合間に俺と紫耀で行ける時間を見つけてお見舞いに行った。