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文明ネガと最後の希望ーA journey of compensationー【参加型】

第1話 - 第1話　出会い

560

2025年12月19日

#オリカンヒュ

#参加型

#ゆるまうの参加型

ゆるゆるまうんてん＠参加型始動

作者

さぁさぁ始まりました！！

作者

参加型企画！！

はじめに

この物語は途中で長期活動休止期間を挟む可能性が高いため、かなりお待たせさせる可能性があります

キャラ崩壊をしてしまったら本当にすみません

『参加型しまぁぁぁあす』の第7話を観てない参加者様はまず先にそちらをご覧になってください

表紙は描くとしたら後日描きます

作者

あーとー

作者

最初に言っておきますね？

作者

まじで好き勝手描きますよ？

作者

自己責任ですよ？

作者

いいですね？

作者

……では、始めましょう

作者

彼らが紡ぐ

奇跡の物語をー

雨音の響くジメジメとした居心地の悪い日

そんな中で、ある2人の男たちは、コツコツと足音を響かせながら

静寂に包まれたその空間を歩いていた

レミアールド海上王国

やっぱりこの文明すごいよなー！キラキラしてて！

レミアールド海上王国

ほんとに古代文明人が作ったのか疑いたくなる！

アーベルメ連邦共和国

…そうだな

レミアールド海上王国

なんだよつれないな

レミアールド海上王国

せっかくチケット2枚入手してやったってのに

レミアールド海上王国

結構苦労したんだぞ？

そう言ってレミアールドはチケット2枚を手でひらひらと目立たせる

そのチケットには『古代文明ネガの秘密』という、展覧会のタイトルが書かれていた

レミアールド海上王国

せっかくアーベルメが好きそうだと思って買ったのに……

アーベルメ連邦共和国

別に……俺は頼んでねえし……

アーベルメ連邦共和国

……好きじゃねえよ、そんなの

レミアールド海上王国

え？好きじゃなかったか？この文明の本とかよく買ってたのに

アーベルメ連邦共和国

……もう興味がなくなった

レミアールド海上王国

なーんだ

レミアールド海上王国

……あ、これ綺麗じゃないか？

そう言ってレミアールドは一つの鍵を指差した

それは古代文明の産物とは思えぬほど美しいきらめきを放っており、現代人でさえ作れるか怪しい代物だ

アーベルメ連邦共和国

…どうやって作ってたんだろうな

レミアールド海上王国

なんか、隣に解説書いてるぞ

『……この技術はまだ判明されておらず』

レミアールド海上王国

なんだ、まだ判明してないのか……すごいな古代文明

『また、この技術で作られたと思わしきクリスタルが作られた形跡も残されている。鍵の隣の装飾品はそのレプリカとされている。そのクリスタルは文明の遺産への道を示すと言われており……』

レミアールド海上王国

おーこれが

そこにあったのは、八面体のキラキラと煌めく美しさの塊のような石だった

そのあまりの美しさに、二人は魅入ってしまう

レミアールド海上王国

……これがレプリカなら、本物はどんだけ綺麗なんだろうな……

アーベルメ連邦共和国

……さぁ、な……

アーベルメ連邦共和国

……

アーベルメ連邦共和国

早く帰るぞ

レミアールド海上王国

ええ！？もう！？

アーベルメ連邦共和国

……雨が酷くならないうちにな

レミアールド海上王国

チケット代高かったんだからもっと長居しようぜ？元取りたいんだが？

アーベルメ連邦共和国

知らん

レミアールド海上王国

ちょ、アーベルメ〜！

そう言って二人は展覧会を後にした

雨の降り注ぐ街を、二人は歩いていた

レミアールド海上王国

全くわがままなやつだなー……

アーベルメ連邦共和国

悪いかよ

レミアールド海上王国

俺に対してならいいがな、アーベルメ

作者

レミアールド海上王国

彼女とかできたら絶対すんなよ？

レミアールド海上王国

蛙化されるぞ？

アーベルメ連邦共和国

一生できねえから安心しろ

レミアールド海上王国

もっと自分に自信を持て

その時

いきなり、角から飛び出してきた人にぶつかってしまった

アーベルメ連邦共和国

うおっ！！

？？？

うっ……

その衝撃で、両者とも倒れ込んでしまう

レミアールド海上王国

だ、大丈夫ですか？

アーベルメの強さは既に分かっているレミアールドは、真っ先にもう一人の方に声をかける

ぶつかってきた者はローブを被っており、見るからに不審人物であった

？？？

…

その者はこちらを一瞥してから無言で走り去って去ってしまった

レミアールド海上王国

あ……

アーベルメ連邦共和国

な、なんだったんだ……？

レミアールド海上王国

あ、大丈夫か？アーベルメ

アーベルメ連邦共和国

取ってつけたような心配すんな

レミアールド海上王国

いやいや普通に心配してるし

レミアールド海上王国

にしてもあの人失礼だな……

レミアールド海上王国

こっちに謝罪もなしなんて…

アーベルメ連邦共和国

ほんと……何をそんなに急いでんだか……

レミアールド海上王国

……まるで、何かから逃げてる感じだったよな

アーベルメ連邦共和国

逃げてる？何に？

レミアールド海上王国

それはわかんねえけど……

レミアールド海上王国

……ん？なんだ、それ……

レミアールドの指す方向には

どこかで見覚えのある、煌めくクリスタルのネックレスが落ちていた

アーベルメ連邦共和国

さっきのあいつが落としたのか…？

アーベルメ連邦共和国

……は？これ……

アーベルメ連邦共和国

さっき俺らが見たやつじゃ……

レミアールド海上王国

……あ！さっきの展覧会で…！！

レミアールド海上王国

…ん？てことはまさか……

レミアールド海上王国

さっきのあいつ、強盗…？？？

アーベルメ連邦共和国

え？

レミアールド海上王国

だってさ、あそこにあったものが今ここにあるってことは、あいつが盗んで、それを落として……もうそれしかないだろ！

レミアールド海上王国

それならなんか追われてる感じも納得行くし！

アーベルメ連邦共和国

た、確かに……

アーベルメ連邦共和国

……でも、なんでレプリカを盗む必要が……

アーベルメ連邦共和国

……それにこれ、ちょっとおかしい……

レミアールド海上王国

……そうか？

アーベルメ連邦共和国

さっきのレプリカと違って、よく見ると無色透明だ

レミアールド海上王国

…ほんとだ、雨の反射で気づかなかった

アーベルメ連邦共和国

……俺、用事思い出したから、帰るわ

レミアールド海上王国

は！？

そう言ってアーベルメは、クリスタルを持ったまま去っていった

レミアールド海上王国

……全く、なんなんだあいつは……まぁ……少しは元気になったみたいだし……いいとするか

そうしてレミアールドは呆れたような、少し安心したような笑みを浮かべた

？？？

…どこに…、

アーベルメ連邦共和国

探してるのはこれか？

？？？

！！

アーベルメは先ほどの不審人物に声をかける

？？？

…お前……さっきの……

？？？

なぜ……

アーベルメ連邦共和国

お前は絶対戻ってくると思った

アーベルメ連邦共和国

この落とし物を探しに

？？？

……それを今すぐ返せ

アーベルメ連邦共和国

……なぁ、これ、文明ネガのやつだろ？

アーベルメは謎の人物の話を無視し、こちらの話を続ける

？？？

なぜそれを………あ……

アーベルメ連邦共和国

……図星か

？？？

…

アーベルメ連邦共和国

……しかも、少しレプリカとは違う

アーベルメ連邦共和国

……まさかこれ

アーベルメ連邦共和国

本物か……？

？？？

いいから……！早く返せよ！！

そう言って謎の人物はそのクリスタルを奪い取ろうとする

だが、謎の人物は身長が低く、186センチもあるアーベルメからクリスタルを奪い取るのは難しいことだった

アーベルメ連邦共和国

落ち着けって……

？？？

ﾁｯ…

？？？

お前まさか…あいつらの仲間じゃないだろうな……

アーベルメ連邦共和国

……あいつらってのは知らねえけど

アーベルメ連邦共和国

このクリスタルを持ってるってことは

アーベルメ連邦共和国

お前は……文明のところに行くつもりなんだろ？

？？？

だったらなんだよ

？？？

……君に関係ないだろ

アーベルメ連邦共和国

……このクリスタル、返してもいいが

アーベルメ連邦共和国

一つだけ条件がある

？？？

…なに？

アーベルメ連邦共和国

……俺も

アーベルメ連邦共和国

連れて行ってくれないか？

？？？

…は？

アーベルメ連邦共和国

その、文明ネガのところに行きたい

？？？

……何言ってんだよお前

アーベルメ連邦共和国

みてみたいんだ、一度

アーベルメ連邦共和国

……あの文明が、どんなものか

？？？

……無理だ

アーベルメ連邦共和国

なんでだよ

？？？

……必ず、危ない旅になる

？？？

それに、僕は君を信用できない

？？？

信用できない者と共に旅はできない

アーベルメ連邦共和国

じゃあ、このクリスタルは一生帰ってこないままだな

？？？

卑怯な……

アーベルメ連邦共和国

……で、どうする？

？？？

……はぁ……

？？？

分かったよ

アーベルメ連邦共和国

交渉成立だな

アーベルメ連邦共和国

まぁ……俺もお前を信用してるわけではないが……

アーベルメ連邦共和国

……お前、名前は？

？？？

……僕は

ティア

アーベルメ連邦共和国

今作の主人公。根暗なところがあるが根はいい子。最近は元気がなかったらしい。自然が好き。でかい。レミアールド海上王国とは昔から仲が良く、気にかけられている。ちょっとうざいときはあるがなんだかんだ心地良い距離感を保っている。ザ・主人公というよりは成長していく過程で主人公になっていくタイプ。

レミアールド海上王国

いざというとき頼りになる兄貴分。アーベルメ連邦共和国を気にかけている。偶にうざがられてるという自覚はある。最近はアーベルメの元気がなく心配していた。アーベルメの家庭環境も知っている。この作品がゲームだとしたら困ったとき電話したら助言くれる＋謎の安心感からめっちゃ人気になるタイプ。ちなみにアーベルメより年下。

作者

ティアの紹介は次回！！

作者

見てくださってありがとうございました✨️✨️またね！！

この作品はいかがでしたか？

560

30件

アーベルメくんかっこよすぎて主人公って感じがすごいにゃ👍 うちの子がサイドポジみたいなところで嬉しいｨｨｨｬｧｧｧｧ⤴︎ この物語が人間の方の年齢なのに「うちの子一番国年齢高いはずなんだけど､､､？」って一瞬思った自分を殴りたいにゃぁ☺️ こんないい物語が書いてくださりありがとうございますにゃ😭 これからも楽しんで読ませていただきます♪