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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

なんとなく意識が浮上したと思ったら、

あたりは真っ黒で何も見えない。

ただ聞こえる…いや、見えるのは

“俺に対しての否定的な言葉”

今まで見てこなかった分が急に襲いかかってきたような、

そんな感覚

調子乗ってる

面 白 く な い

な ん か ウ ザ く な い ?

まじで無理

“消えればいいのに”

今までは見たことがないくらい、

スタッフさんが消してくれていたのに。

リアルの自分が過呼吸になっているのがわかる。

それなのに目が覚めない。

この暗闇の世界に閉じ込められているみたいで。

本当は…、わかってたッ

自分がいなくても平気なんだって、

でも…ッ

🍌_Qn

みんなと…ッ、いたい…なッ、?ポロ

気づいたら、涙が溢れていた。

落ちた場所から世界に色がつき始める。

赤、紫、水色、ピンク…最後に追加された、

黄色

の5色。

黄色以外の4色だけが光り輝いているのに、

何の光もない黄色がそれを上書きする。

あ…俺が、ッ

みんなの輝きを止めてたんだ…ッ

って、暗示するように。

ッもう…、俺なんかッ

おんりー!!

はっきりとは聞き取れないけれど、

確かな声で誰かが俺を呼ぶ声がした。

気づいた時にはもうこの世界に意識はなかった…。

☃️_Or

…おんりーッ⁉︎

🍌_Qn

…んッ

見上げた天井は自室とは違って白く、綺麗だった。

まるで夢の世界とは真反対のように…。

ギュッ

🍌_Qn

うわぁッ

何かに抱きつかれる感覚。

☃️_Or

おんりーッ…!

キュッ

っと、そっと抱き返せば、おらふくんが俺から体を離した。

パチンッ

🍌_Qn

…えッ、?

☃️_Or

…ッおんりーのばかッ!

それだけ吐き捨てて病室から退室するおらふくん。

え…?何が起きたのッ?

自分の頬が熱を帯びているのがわかる。

🍌_Qn

えッ…?

俺はやっぱり…ッみんなといない方が…ッ!

だって…ッ

これは俺にいるなってことでしょッ、?

🍌_Qn

う゛わ゛ぁぁぁ゛ぁぁぁッッッ!!!!

声が枯れるまで叫び続ければ、

もうみんななんて…、俺に興味は無くなるでしょッ?

悲しみ、怒り、嫉妬、悔しさ

そんな感情を全部、この叫びに乗せる。

途中でナースや医者も来たが、それでも

叫ぶことをやめられなかった。

🍌_Qn

ぁ゛ッ、ぁぁぁ…ッあ゛ッ…ポロ

夢の世界とは違い、

現実世界で涙をこぼしても色づきやしない。

落ち着いたと思えば、予想通りで

案の定声は枯れ、発生できない状態だった。

いや、枯れたのか失声症になったのか。

まぁいい。

どうせ俺は…ッ

ヒツヨウないんでショ…ッ?

モウおれ…ッ

イラナイんだぁ…ッ、w

起きて数分、

叫び疲れた俺は再び眠りにつく。

きっと、もう_。

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コメント

5

ユーザー

おらふくん、?どーゆーことや! (25さんと同じことしか言ってないw)

ユーザー

Or...?どういう事...? 何日も寝てたとか...?

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