なんとなく意識が浮上したと思ったら、
あたりは真っ黒で何も見えない。
ただ聞こえる…いや、見えるのは
“俺に対しての否定的な言葉”
今まで見てこなかった分が急に襲いかかってきたような、
そんな感覚
調子乗ってる
面 白 く な い
な ん か ウ ザ く な い ?
まじで無理
“消えればいいのに”
今までは見たことがないくらい、
スタッフさんが消してくれていたのに。
リアルの自分が過呼吸になっているのがわかる。
それなのに目が覚めない。
この暗闇の世界に閉じ込められているみたいで。
本当は…、わかってたッ
自分がいなくても平気なんだって、
でも…ッ
🍌_Qn
気づいたら、涙が溢れていた。
落ちた場所から世界に色がつき始める。
赤、紫、水色、ピンク…最後に追加された、
黄色
の5色。
黄色以外の4色だけが光り輝いているのに、
何の光もない黄色がそれを上書きする。
あ…俺が、ッ
みんなの輝きを止めてたんだ…ッ
って、暗示するように。
ッもう…、俺なんかッ
おんりー!!
はっきりとは聞き取れないけれど、
確かな声で誰かが俺を呼ぶ声がした。
気づいた時にはもうこの世界に意識はなかった…。
☃️_Or
🍌_Qn
見上げた天井は自室とは違って白く、綺麗だった。
まるで夢の世界とは真反対のように…。
ギュッ
🍌_Qn
何かに抱きつかれる感覚。
☃️_Or
キュッ
っと、そっと抱き返せば、おらふくんが俺から体を離した。
パチンッ
🍌_Qn
☃️_Or
それだけ吐き捨てて病室から退室するおらふくん。
え…?何が起きたのッ?
自分の頬が熱を帯びているのがわかる。
🍌_Qn
俺はやっぱり…ッみんなといない方が…ッ!
だって…ッ
これは俺にいるなってことでしょッ、?
🍌_Qn
声が枯れるまで叫び続ければ、
もうみんななんて…、俺に興味は無くなるでしょッ?
悲しみ、怒り、嫉妬、悔しさ
そんな感情を全部、この叫びに乗せる。
途中でナースや医者も来たが、それでも
叫ぶことをやめられなかった。
🍌_Qn
夢の世界とは違い、
現実世界で涙をこぼしても色づきやしない。
落ち着いたと思えば、予想通りで
案の定声は枯れ、発生できない状態だった。
いや、枯れたのか失声症になったのか。
まぁいい。
どうせ俺は…ッ
ヒツヨウないんでショ…ッ?
モウおれ…ッ
イラナイんだぁ…ッ、w
起きて数分、
叫び疲れた俺は再び眠りにつく。
コメント
5件
おらふくん、?どーゆーことや! (25さんと同じことしか言ってないw)
Or...?どういう事...? 何日も寝てたとか...?