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とある夜に、私が忘れ物をして
こっそり教室に取りに帰ったことがあったの
それで寮に戻ってる途中に…
芽亜里
…ん？
別の教室から明かりが漏れてたの
しかも中から水の音と呻き声みたいなのが聞こえてきて
芽亜里
(怖い…けど)
勇気を振り絞って隙間から教室を覗いて見たの
そしたらそこには…
芽亜里
…！
幸斗
ぅ゛〜…
幸斗
ﾀﾋねよ、テメェ…
藤利
ははは、愉快愉快
鈴
…
宙ずりで縛られてる幸斗ちゃんと
幸斗ちゃんを火魔法で炙ってる藤利ちゃん
そして、それを傍観する鈴ちゃんが…！
藤利
キャー、怖ーい
幸斗
怖ーいじゃねぇよ、ふざけんな
エフィウム
…そういえば、過去に教室で火の跡があるって問題に
ラムネ
そういえばそんなのあったな
ラムネ
あれお前らがやってたのか
冥名
どういう心境なのです…？
姫羅々
どうして幸斗さんを炙っていたのですか？
藤利
なんか、たまにあるじゃん
藤利
無性に何かを焼き切りたい時
幸斗
ねぇよ！
藤利
ちょうど寮にコイツが居たから〜
ここなな
まぁ見つかる方が悪い
幸斗
は…！？は！？
芽亜里
はい、次ここなな〜
ここなな
うちか、わかった
うちには昔、変な声が聞こえてたの 当時のうちと同い年くらいの声
親はイマジナリーフレンドだって言ってたけど
その時は本当に聞こえてたと思う
ここなな
ふふっ！
うちはその声と一緒に遊ぶのが普通だった
その声はいつも私にいい事を教えてくれる
お菓子の隠し場所とか、時にはテストの答えまで！
私の大親友だった
とある日、声はこう言った
MOB
"外に出かけよう”
ここなな
外？いいよ！
勿論うちも喜んで外に出た
すると
MOB
"そこ、右に曲がって”
MOB
"そこの信号を真っ直ぐ”
道の指示を出てきた
こんなのは初めてだったけど、きっといい事だと信じていた
言われたとおりに進んでいると
MOB
"この道を真っ直ぐ走って”
ここなな
走る？わかった
MOB
"もっと、もっと早く。もっと”
ここなな
こ、これ以上早く走れないよ…
MOB
"もっと早く、おい、もっと！！！”
なんとか走っていると目の前の角から猛スピードでナイフを持った人が通り過ぎて行った
周りを見たらどうやらさっきのは通り魔だったようだ
ここなな
(もしかして…これ、早く走ってたら)
ここなな
(うちも…刺されてた……？)
するとまた声が聞こえた
でもそれは、子供の声じゃなくて知らない大人の声
MOB
"もう少しだったのに、残念”
ここなな
それ以降、声は聞こえなくなった
藤利
…洗脳魔法の類かな
幸斗
多分な
ラムネ
純粋な子供を洗脳して
ラムネ
自分の快楽のために使うなんてよくある事だ
姫羅々
そんなものがあるんですね…
エフィウム
全体で見れば少ないけれど…
エフィウム
治安の悪いところでは日常茶飯事…
芽亜里
怖いね〜…
冥名
知らなかったなのです
ラムネ
知らなくて当たり前だ
幸斗
これは5年になってから習う事だしな
ここなな
あれ、洗脳だったんだ
藤利
鈍足でよかったね
ここなな
どっ…！？
姫羅々
あ、あはは…
ありす
恐ろしいとしか言いようがないかもね…
藤利
で、続ける？
藤利
今深夜の2時くらいだけど
幸斗
あとはラムネと俺とありすか…
ありす
あたしは特にそういうの思いつかないからパスで
ラムネ
…なら次は私だな
椿姫
見ていただきありがとうございます
椿姫
そういえば言うの忘れてたんですけど
椿姫
基本的に参加型を途中で止めて終わらせるのは
椿姫
過疎って誰も見なくなったらやめて、次に行くみたいな感じです
椿姫
よければ♡やコメントお願いします
椿姫
それでは！
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