昔のお話…
剣の扱いが有名で、
剣術の達人が集う、 「剣術の国」という国と、
魔法が有名で、
魔術の達人が集う、 「魔術の国」というもうひとうの国が ありました。
その2つの国は それぞれのお姫様の仲が悪く、
そのお姫様を守るため、 それぞれ、戦争を始めてしまいました。
しかしそれも昔の話。
その後は、ある日を境に、
どちらの国も仲を取り戻し、
互いに協力し合うようになりました。
ですが、
それぞれの国に入るには、必ず、
チケットのようなものが必要でした。
そのチケットがなければ、 いくら仲が戻ったとはいえ、
また悪い噂が流れ、 せんそうをしてしまうかもしれないのです。
ある日、
そんなことを知らない 「剣術の国」のピンクのお姫様は、
仲の良いもうひとりの、緑のお姫様と共に、
城をこっそり、抜け出してしまいます。
仲の良い緑のお姫様は、 必死に止めました。
緑のお姫様
わたしたち、ぜったい
おこられるよ.ᐟ .ᐟ」
しかしピンクのお姫様は言います。
ピンクのお姫様
すこしたんけんするだけ
だよぉ〜.ᐟ .ᐟ」
緑のお姫様は、少し、 「魔術の国」が気になっていたので、
仕方なく、その話に 乗ってしまいました。
そして、緑のお姫様は ピンクのお姫様に誓います。
🤖
わたし、ぜったいに
たすけるから….ᐟ .ᐟ」
その言葉が嬉しかったのか、 ピンクのお姫様は笑顔で
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と答えました。
2人は無事、 城も国も抜け出せましたが、
「魔術の国」に着いた時、 チケットを渡さず、こっそり 忍び込んでしまったのです。
入ってきました。』
🤖
🍬
ですが、「魔術の国」は、 その名の通り、魔法が使えます。
なので、侵入者が入ってくることが すぐに分かってしまいます。
2人のお姫様はチケットを渡していないし、
他の場所から「魔術の国」に 入ってしまったので、
侵入者とされてしまいました。
🤖
🍬
街中に警報が響き渡り、 2人は必死に逃げましたが、
街の悪い大人に捕まってしまいます。
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🤖
悪い大人は、「魔術の国」の大臣に それを言い、こう言いました。
命じられましたよ。
戦争を始めるべきです。」
その時、2人が「剣術の国」のお姫様だということは、知られて しまったので、
皆、そう考えずには いられないのでした。
ですが、いくら向こうの国のお姫様 だからといって、
悪さをしようと企む侵入者のことを、 大臣は許しません。
そうして、こう言いました。
大臣
移ってくるのなら、
処刑はせんでやろう」
すると緑のお姫様は、 こう言いました。
🤖
わたし、なります.ᐟ .ᐟ
交渉は成立しましたが、 戦争が再び始まり、
「剣術の国」で、 魔術の才能のある者は 「魔術の国」へと、
「魔術の国」で、 剣術の才能のある者は 「剣術の国」へと移っていきました。
その後、戦争の始まりが 両国へと告げられ、
ピンクのお姫様は 「剣術の国」へと帰りましたが、
大切な友達と離れ離れになったことを 本気で悔やみ、泣いていた 彼女のことを
誰も叱ることはできませんでした。
おばあさん
おとぎ話だよ
子供
おひめさまは
ぴんくのおひめさまなのー?
おばあさん
🥞
🥞
子供たちに変なこと教え
ないで下さいよ…
おばあさん
おばあさん
アンタがよく知ってるだろう?
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おばあさん
おばあさん
あったのか教えるからねえ
子供
子供
だあいすきい.ᐟ .ᐟ
🥞
🥞
教えてましたよあの婆さん
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🎀
教えるな.ᐟ .ᐟ」って怒られるの
ボクたちなのにぃい〜…
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詳しく知ってるんすか
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話したら殺されるって.ᐟ .ᐟ
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しないからな
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🌟
目の前に現れたような声は
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🎀
だし、聞けばいいじゃん.ᐟ .ᐟ
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姫様らを守ることが役目だ
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オレは思わん
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話全然できないのと同じでしょ
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なくない????
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戦争して勝たなきゃ駄目
なんだよ
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🤖
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着いてきただけ
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なってきます
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危険が伴わぬよう、
しかと聞いて頂きたいです
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先に戦うらしい
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姫様方の護衛を決めようと思う
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ものを…人を…
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ないはずだろうね…
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あいつらの勝手な妄言で
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話…聞いてます…?
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あんまり聞いてなかった…
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また1から話してもらえますか?
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